ダッジ・デイトナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

デイトナ (Daytona) はクライスラー社の一部門である「ダッジ」が販売していた自動車である。

名前はフロリダ州デイトナビーチで行われる「デイトナ500レース」に参加するために作られたホロモゲモデルであるダッジ・チャージャーの一グレード「ダッジ・チャージャー・デイトナ」に由来している。

日本へは「クライスラー・デイトナ」として1990年まで投入されていた。

概要[編集]

ダッジ・デイトナ
デイトナCS(中期型)
1991 Daytona CS.JPG
デイトナ IROC R/T(後期型)
Wiki cars 087.jpg
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売期間 1984年–1993年
乗車定員 4名
ボディタイプ 3ドアハッチバック
エンジン クライスラーK型 2.5L 直4 SOHC
三菱6G72型 3.0L V6 SOHC
最高出力 99ps/5,600rpm
最大トルク 16.7kg-m/3,200rpm
変速機 4AT/5MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:ストラット
後:トレーディングアーム
全長 4,445mm
全幅 1,760mm
全高 1,227mm
ホイールベース 2,463mm
車両重量 1,260kg
プラットフォーム クライスラー・Gプラットフォーム
-自動車のスペック表-

デイトナはクライスラーの一連のFFシャーシである「Kプラットフォーム」から派生した「Gプラットフォーム」を使用した 前輪駆動モデルである。ダッジのラインナップのうち、三菱製の「ダッジ・チャレンジャー(2代目)」と「ダッジ・コンクエスト」の間が空白となっていたため、その補完を行うために企画された。

基本的なシャシコンポーネンツは「ダッジ・チャージャー(2代目)」と共用しているが、ボディスタイルは全く新規のものが与えられている。当初は固定4等式ヘッドライトを採用していたが、1987年にリトラクタブルヘッドライトへマイナーチェンジし、さらに1992年には三菱・エクリプス同様の異形2灯ヘッドライトへと変化している。

当初のラインナップは2.2L K型エンジン(99ps)および2.2L K型ターボ(142ps)であったが、1985年に上級グレードの「ターボZ」(2.5L K型ターボ 146hp)が追加され、1987年には「キャロル・シェルビー」によってチューンナップされた「シェルビー・Z」(2.2L K型ターボ/174ps)が追加された。

さらに1992年にはIROCによりシボレー・カマロの後継モデルとしても指名され、ロータスがエンジンに手を入れた「IROC R/T」(2.2L K型 ターボ 224hp/3.0L 三菱6G72型 V6)がリリースされている。

なお、1984年にはターボモデルが「カー・アンド・ドライバー」誌により「テンベスト・リスト」に挙げられている。

デイトナは1993年に生産を終了し、「ダッジ・アベンジャー」とモデル統合された。


マイナーチェンジ後のモデルが1989年より日本へ「クライスラー」ブランドで導入されていた。

なお、姉妹車に「クライスラー・レーザー」が存在していたが、1989年にモデルチェンジし三菱・エクリプスの姉妹車「プリムス・レーザー」となっている。

関連項目[編集]