タリウム

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水銀 タリウム
In

Tl

Uut
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Element 23: バナジウム (V), 遷移金属
Element 24: クロム (Cr), 遷移金属
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Element 42: モリブデン (Mo), 遷移金属
Element 43: テクネチウム (Tc), 遷移金属
Element 44: ルテニウム (Ru), 遷移金属
Element 45: ロジウム (Rh), 遷移金属
Element 46: パラジウム (Pd), 遷移金属
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Element 58: セリウム (Ce), ランタノイド
Element 59: プラセオジム (Pr), ランタノイド
Element 60: ネオジム (Nd), ランタノイド
Element 61: プロメチウム (Pm), ランタノイド
Element 62: サマリウム (Sm), ランタノイド
Element 63: ユウロピウム (Eu), ランタノイド
Element 64: ガドリニウム (Gd), ランタノイド
Element 65: テルビウム (Tb), ランタノイド
Element 66: ジスプロシウム (Dy), ランタノイド
Element 67: ホルミウム (Ho), ランタノイド
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Element 74: タングステン (W), 遷移金属
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Element 90: トリウム (Th), アクチノイド
Element 91: プロトアクチニウム (Pa), アクチノイド
Element 92: ウラン (U), アクチノイド
Element 93: ネプツニウム (Np), アクチノイド
Element 94: プルトニウム (Pu), アクチノイド
Element 95: アメリシウム (Am), アクチノイド
Element 96: キュリウム (Cm), アクチノイド
Element 97: バークリウム (Bk), アクチノイド
Element 98: カリホルニウム (Cf), アクチノイド
Element 99: アインスタイニウム (Es), アクチノイド
Element 100: フェルミウム (Fm), アクチノイド
Element 101: メンデレビウム (Md), アクチノイド
Element 102: ノーベリウム (No), アクチノイド
Element 103: ローレンシウム (Lr), アクチノイド
Element 104: ラザホージウム (Rf), 遷移金属
Element 105: ドブニウム (Db), 遷移金属
Element 106: シーボーギウム (Sg), 遷移金属
Element 107: ボーリウム (Bh), 遷移金属
Element 108: ハッシウム (Hs), 遷移金属
Element 109: マイトネリウム (Mt), 遷移金属
Element 110: ダームスタチウム (Ds), 遷移金属
Element 111: レントゲニウム (Rg), 遷移金属
Element 112: コペルニシウム (Cn), 卑金属
Element 113: ウンウントリウム (Uut), 卑金属
Element 114: フレロビウム (Fl), 卑金属
Element 115: ウンウンペンチウム (Uup), 卑金属
Element 116: リバモリウム (Lv), 卑金属
Element 117: ウンウンセプチウム (Uus), ハロゲン
Element 118: ウンウンオクチウム (Uuo), 希ガス
81Tl
外見
銀白色
Thallium pieces in ampoule.jpg
一般特性
名称, 記号, 番号 タリウム, Tl, 81
分類 卑金属
, 周期, ブロック 13, 6, p
原子量 204.3833 g·mol-1
電子配置 [Xe] 4f14 5d10 6s2 6p1
電子殻 2, 8, 18, 32, 18, 3(画像
物理特性
固体
密度室温付近) 11.85 g·cm-3
融点での液体密度 11.22 g·cm-3
融点 577 K, 304 °C, 579 °F
沸点 1746 K, 1473 °C, 2683 °F
融解熱 4.14 kJ·mol-1
蒸発熱 165 kJ·mol-1
熱容量 (25 °C) 26.32 J·mol-1·K-1
蒸気圧
圧力 (Pa) 1 10 100 1 k 10 k 100 k
温度 (K) 882 977 1097 1252 1461 1758
原子特性
酸化数 3, 1塩基性酸化物
電気陰性度 1.62(ポーリングの値)
イオン化エネルギー 第1: 589.4 kJ·mol-1
第2: 1971 kJ·mol-1
第3: 2878 kJ·mol-1
原子半径 170 pm
共有結合半径 170 ± 8 pm
ファンデルワールス半径 196 pm
その他
結晶構造 六方晶系
磁性 反磁性[1]
電気抵抗率 (20 °C) 0.18 µΩ·m
熱伝導率 (300 K) 46.1 W·m-1·K-1
熱膨張率 (25 °C) 29.9 µm·m-1·K-1
音の伝わる速さ
(微細ロッド)
(20 °C) 818 m/s
ヤング率 8 GPa
剛性率 2.8 GPa
体積弾性率 43 GPa
ポアソン比 0.45
モース硬度 1.2
ブリネル硬度 26.4 MPa
CAS登録番号 7440-28-0
最安定同位体
詳細はタリウムの同位体を参照
同位体 NA 半減期 DM DE (MeV) DP
203Tl 29.524 % 中性子122個で安定
204Tl syn 119 Ms
(3.78 y)
β- 0.764 204Pb
ε 0.347 204Hg
205Tl 70.476 % 中性子124個で安定

タリウム (: thallium) は原子番号81の元素元素記号Tl第13族元素の一つ。

歴史[編集]

ウィリアム・クルックス (W.Crookes) によって硫酸工場の残留物から1861年に発見され、1862年にクルックスおよびクロード・オーギュスト・ラミー (C.A.Lamy) により単体分離された[2]。名前の由来はギリシア語の「緑の小枝」を表す thallos で、これは、原子スペクトルが緑色のためである。

1898年、パリのレイモン・サブローにより、タリウム塩に脱毛作用があることが発見される。このため1950年代に至るまで、頭皮の皮膚病を治療する際に用いられる標準的な軟膏となった。タリウム塩自体には皮膚病を治療する効果はないが、強力な脱毛作用によって頭髪が抜け落ちてしまえば、治療用の薬品を塗布しやすくなるためである。第二次世界大戦以前には、顔面の脱毛クリームとして販売されていた。

KGB は、放射性タリウムを毒殺用の毒物として使用していた。有名な例では、元 KGB 工作員のニコライ・ホフロフ (Nikolai Khokhlov) が1957年に放射性タリウムを盛られ、瀕死の重態となったが一命を取り留めた例がある(ホフロフは2007年に死去)。これは、初めて公式に確認された KGB の放射性元素による殺人(未遂)事件である(二番目が2006年ポロニウムを盛られて死亡したアレクサンドル・リトヴィネンコ)。[要出典]

特徴[編集]

単体は常温では銀白色の柔らかい金属として存在し、六方最密充填構造(αタリウム)が最安定であるが、約230 °C以上では体心立方構造(βタリウム)が最安定となる。比重11.85、融点302.5 °C沸点1473 °C。13族の元素であるがイオンは1価 (Tl+) が安定である(不活性電子対効果を参照のこと)。

硫化鉱物硫化バナジウム黄鉄鉱)中に微量に存在する。重金属の中でも特に強い毒性を持ち、摂取すると神経障害を起こす。

タリウムの化合物[編集]

硫酸タリウム、酢酸タリウム及び硝酸タリウムは毒物及び劇物取締法で劇物に指定されている。

同位体[編集]

出典[編集]

  1. ^ Magnetic susceptibility of the elements and inorganic compounds, in Handbook of Chemistry and Physics 81st edition, CRC press.
  2. ^ 桜井 弘 『元素111の新知識』 講談社1998年、333頁。ISBN 4-06-257192-7