タミル・ナードゥ州の県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Example.of.complex.text.rendering.svg この項目にはインド系文字が含まれています。環境によっては、フォントをインストールしていても、母音記号の位置が乱れたり結合文字が分かれたりします詳細

インド南部のタミル・ナードゥ州には30の県が設置されている。元のタミル語ではமாவட்டம்(マーヴァッタム)と言い、直訳すれば「大円」である。日本語である地点を中心とした広い地域を「一円」と呼ぶ時の「円」と、同じ発想である。英語では district と訳される。

県は、二通りの地域区分を有している。一つは郡(வட்டம்:ヴァッタム;直訳すれば「円」;taluk)であり、もう一つは区(block)である。

また、それらとは別個に、都市は市(municipality)として区別される。その中でも大都市は政令指定都市(மாநகரம்:マーナガラム;「大都市」)とされ、自治体組織(மாநகராட்சி:マーナガラークシ;「大都市政庁」;municipal corporation)を有している。現在の政令指定都市は、チェンナイコーヤンブットゥールマドゥライティルネルヴェーリティルッチラーッパッリセーラムの6市である。

現状[編集]

タミル・ナードゥは、以下のように、30の県に区分されている。

タミル・ナードゥ州の県
  1. チェンナイ県(சென்னை)
  2. ティルヴァッルール県(திருவள்ளூர்)
  3. ヴェールール県(வேலூர்)
  4. クリシュナギリ県(கிருஷ்ணகிரி)
  5. カーンチプラム県(காஞ்சிபுரம்)
  6. ティルヴァンナーマライ県(திருவண்ணாமலை)
  7. ダルマプリ県(தர்மபுரி)
  8. ヴィリュップラム県(விழுப்புரம்)
  9. セーラム県(சேலம்)
  10. カダルール県(கடலூர்)
  11. ペランバルール県(பெரம்பலூர்)
  12. ティルッチラーッパッリ県(திருச்சிராப்பள்ளி)
  13. ナーマッカル県(நாமக்கல்)
  14. カルール県(கரூர்)
  15. イーロードゥ県(ஈரோடு)
  16. コーヤンブットゥール県(கோயம்புத்தூர்)
  17. ニーラギリ県(நீலகிரி)
  18. ナーガッパッティナム県(நாகப்பட்டினம்)
  19. ティルヴァールール県(திருவாரூர்)
  20. タンジャーヴール県(தஞ்சாவூர்)
  21. プドゥッコーッタイ県(புதுக்கோட்டை)
  22. ティンドゥッカル県(திண்டுக்கல்)
  23. シヴァガンガイ県(சிவகங்கை)
  24. マドゥライ県(மதுரை)
  25. テーニ県(தேனி)
  26. ラーマナータプラム県(இராமநாதபுரம்)
  27. ヴィルドゥナガル県(விருதுநகர்)
  28. トゥーットゥックディ県(தூத்துக்குடி)
  29. ティルネルヴェーリ県(திருநெல்வேலி)
  30. カンニヤークマリ県(கன்னியாகுமரி)

【五十音順】


【英訳のアルファベット順】


歴史[編集]

1947年のインドの独立と同時に、英国統治下のマドラス管区サンドゥール藩王国バンガナパッリ藩王国プドゥッコーッタイ藩王国マドラス州となった。1953年にはマドラス州の北部11県がアーンドラ・プラデーシュ州として分離し、1956年にはマドラス州からダクシナ・カンナダ県マイソール州に、マラバール県ケーララ州にそれぞれ編入され、カンニヤークマリ県ティルヴィターンクール・コッチ州からマドラス州に編入された。これ以降、マドラス州とその後身であるタミル・ナードゥ州の州境は変化していない。

1968年、マドラス州は州名をタミル・ナードゥ州とする。タミル・ナードゥ州発足時は、14県である。


県自治体[編集]

各県は、徴税官(英語で collector と訳される)を筆頭とした行政機関(英語では collectorate あるいは administration と訳される)を有する。

外部リンク[編集]

各県の公式サイト[編集]


政令指定都市の公式サイト[編集]