タブラリウム

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タブラリウム
Tabularium.jpg
タブラリウム
所在地 第8区 フォルム・ロマヌム
建設年 紀元前78年
建設者 M. Aemilius Lepidus, Q. Lutatius Catulus
建築様式 バシリカ
関連項目 フォロ・ロマーノ
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タブラリウム

タブラリウム(Tabularium)は、古代ローマにおいて公文書を保管する建物で、役所の役目も果たした。ローマには多数のタブラリウムが散在し、ローマ都市それぞれにもタブラリウムがあった。最初のタブラリウムは、ユピテル・オプティムス・マキシムス、ユーノー、ミネルウァ神殿のあるカピトリヌスの丘から下ったフォルム・ロマヌムの端にあり、城塞とタルペーイアの岩の南東に位置していた。以下その最初のタブラリウムについて解説する。

内部

建物内部にはウェイオウィス神殿の遺構がある。前にはウェスパシアヌスとティトゥス神殿コンコルディア神殿、さらにロストラがあり、その先にフォルムが広がっていた。現在はカピトリーノ美術館からのみタブラリウムに入ることができ、そこからフォロ・ロマーノが一望できる。

紀元前78年、M. Aemilius Lepidus と Q. Lutatius Catulus の命で建設された。紀元46年クラウディウス帝の時代に修復と改築が行われている。

建築[編集]

ファサードはペペリノ(黄灰色の凝灰岩)とトラバーチンのブロックでできている。内部のヴォールトコンクリート製である。ファサードはコンコルディア神殿の裏に面していて、三層になっていた。1階は高い城壁のような壁で最上部に採光用の窓があり、大きな扉から入るとフォルムと同じ高さの部屋があった。2階にはドーリア式アーケードがあり(一部現存)、3階はコリント式コロネードになっていた(現存せず)。

関連項目[編集]