タバコやの娘

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タバコやの娘(たばこやのむすめ)は、1937年(昭和12年)7月に発売された歌謡曲流行歌)で、喜劇俳優として人気があった岸井明と、童謡歌手から流行歌歌手に転向した平井英子とのデュエット曲である。「煙草屋の娘」、「タバコ屋の娘」とも表記する。

作詞・薗ひさし、作曲・鈴木静一(作詞の「薗ひさし」は、鈴木静一のペンネーム)。

内容[編集]

当時盛んに作られた、コミックソングまたはナンセンスソングと呼ばれるジャンルの曲である。歌詞は8行の詩6節からなりかなり長いが、曲はピョンコ節二部形式でかかれていて覚えやすくヒット曲となった。たばこ屋の18歳の売り子に岡惚れした薄給のサラリーマンが、娘逢いたさに毎日毎晩たばこ屋に通っていたが、やがてゲルピン(金欠)状態になってゆけなくなる。数日後月給が出たので、勇んでたばこ屋に行ったが、勢い余って店のガラス戸を割ってしまったという内容である。

メロディーは賛美歌まもなくかなたの」より一部流用されている。替え歌の元唄としても広く一般に知られ「たんたんたぬきの金時計(金時計とはオスの精巣の隠語)」の他、家電量販店ビックカメラや、大阪のカメラ店カメラのナニワアース製薬のアースゴキブリホウ酸ダンゴ、コンクゴキンジャム、「タモリの魔法瓶(象印みえ〜るポット)」などのCMソングやアニメ「Gilgamesh」などでも歌われている。