タゴガエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
タゴガエル
タゴガエル
タゴガエル Rana tagoi tagoi
保全状況評価[a 1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 無尾目 Anura
亜目 : ナミガエル亜目 Neobatrachia
: アカガエル科 Ranidae
: アカガエル属 Rana
: タゴガエル R. tagoi
学名
Rana tagoi Okada, 1928
和名
タゴガエル

タゴガエルRana tagoi)は、両生綱無尾目アカガエル科アカガエル属に分類されるカエル。

分布[編集]

R. t. tagoi タゴガエル
日本本州四国九州五島列島[1][2]固有亜種
R. t. okiensis オキタゴガエル
日本(島後[1][2]固有亜種
R. t. yakushimensis ヤクシマタゴガエル
日本(屋久島[1][2]固有亜種

形態[編集]

指趾の先端が膨らみ、後肢の水かきは切れ込みが深く趾の先端まで発達しない[1][2]。下顎に暗色斑が入る[2]

繁殖期のオスは体側面の皮膚が襞状に弛緩する[1]

R. t. okiensis オキタゴガエル
体長オス3.8-4.3センチメートル、メス4.5-5.3センチメートル[1]
R. t. tagoi タゴガエル
体長オス3.5-4.5センチメートル、メス4.5-5センチメートル[2]
R. t. yakushimensis ヤクシマタゴガエル
体長オス3.7-4.8センチメートル、メス4.2-5.4センチメートル[1]

分類[編集]

  • Rana tagoi tagoi Okada, 1928 タゴガエル
  • Rana tagoi okiensis Daito, 1969 オキタゴガエル
  • Rana tagoi yakushimensis Nakatani & Okada, 1966 ヤクシマタゴガエル

生態[編集]

低山地から標高2,000メートル以下の森林に生息する[1][2]

食性は動物食で、昆虫クモ、陸棲の巻貝などを食べる[1]。幼生は変態するまで体内の卵黄を消費して生活する[1]

基亜種は1-2月か4-5月、亜種オキタゴガエルは2-3月、亜種ヤクシマタゴガエルは10-翌4月に伏流内や渓流周辺のある水たまりなどに60-110個の卵を産む[1]

参考文献[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e f g h i j k 池田純 「タゴガエル」「オキタゴガエル」「ヤクシマタゴガエル」『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』千石正一監修 長坂拓也編著、ピーシーズ、2002年、300頁。
  2. ^ a b c d e f g 松井孝爾 「タゴガエル」『動物大百科12 両生・爬虫類』深田祝監修 T.R.ハリディ、K.アドラー編、平凡社1986年、70頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • Yoshio Kaneko, Masafumi Matsui 2004. Rana tagoi. In: IUCN 2013. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2013.2.