ゾーイ・クラヴィッツ

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ゾーイ・クラヴィッツ
Zoë Kravitz
Zoë Kravitz
2014年3月18日にクラヴィッツ
本名 Zoë Isabella Kravitz
生年月日 1988年12月1日(25歳)
出生地 カリフォルニア州ロサンゼルス
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
民族 アフリカ/ユダヤ系アメリカ人
職業 女優、歌手、モデル
活動期間 2007 -
家族 レニー・クラヴィッツ(父)、リサ・ボネット(母)

ゾーイ・クラヴィッツZoë Kravitz、本名:Zoë Isabella Kravitz、1988年12月1日 - )[1]は、アメリカ合衆国女優モデル歌手ミュージシャンレニー・クラヴィッツと女優のリサ・ボネットの娘。

生い立ち[編集]

カリフォルニア州ロサンゼルスヴェニスビーチで、リサ・ボネットレニー・クラヴィッツの間に生まれる[2]。父方の祖母は、バハマ出身で女優のロキシー・ローカー。母方の祖父はアフリカ系アメリカ人であり、父方の祖父でNBCテレビプロデューサーセイ・クラヴィッツと母方の祖母はユダヤ系アメリカ人

両親は1987年に結婚し、6年後の1993年、彼女が5歳の時に離婚している[3]。11歳までは母と暮らし、その後は父と暮らしながら、夏の間を母と過ごす[4]フロリダ州マイアミマイアミ・カントリー・デイ・スクールに通い、その後、マンハッタンルドルフ・シュタイナー・スクールを2007年に卒業する[5] 。この年に、ニューヨーク州立大学パーチェス校で演技を学び始める[6]。1年間の後、映画で働くためにブルックリンへ引っ越す[7]

キャリア[編集]

俳優[編集]

2007年公開の『幸せのレシピ』で長編映画デビューを果たし、キャサリン・ゼタ=ジョーンズアーロン・エッカートと共演する。同じ年に『ブレイブ ワン』で十代の娼婦を演じ、ジョディ・フォスターテレンス・ハワードと共演。

2010年、Beware the Gonzoのプレミアにて、ジェシー・マッカートニー、ブライアン・ゴルボフ、エズラ・ミラーと

2008年には、ジェイ・Zのシングル曲「I Know」のミュージックビデオに出演[8]。そして、ウィル・アイ・アムの大統領候補バラク・オバマを支持する「We Are The Ones」のミュージックビデオでは歌を歌う。その年に、マシュー・ペリーが出演した、機能不全家族のコメディ・ドラマ『Birds of America』に登場[9]。2009年のサンダンス映画祭で初公開されたインディペンデント映画The Greatest』では、悲嘆カウンセリングのグループにはまってしまう人物を演じる[10]

2009年に、ガボレイ・シディベティム・ブレイク・ネルソンと共に『Yelling to the Sky』に出演[11]。これは、ヴィクトリア・マホニーの初監督作品であり、第61回ベルリン国際映画祭金熊賞を争った。ニューヨーククイーンズ区の問題を抱えた17歳の少女を演じる[12]

2010年、ネッド・ヴィッツーニの同名小説を原作とする『It's Kind of a Funny Story』に出演。同年、マンハッタンアッパー・イースト・サイドの裕福で向こう見ずな若者たちの話であり、ニック・マクドネルのカルト小説を脚色した『Twelve』に出演する。これは2010年のサンダンス映画祭でプレミアされた[13]。コメディ映画『Beware the Gonzo』では、高校のセックスコラムニストを演じる[14][15]。これは、2010年トライベッカ映画祭で初公開[16]

2011年は、ショウタイムのテレビドラマ『カリフォルニケーション』に出演、奔放なミュージシャン、パールを演じ、劇中でマドレーヌ・マーティン演じるベッカをガールズバンド「クイーンズ・オブ・ドッグタウン」に誘う[17]ジョージ・ミラー監督の、『マッドマックス/サンダードーム』直後の世界を舞台にした『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に出演する事が決まった[18]。本来は2011年の早期にオーストラリアで撮影が始まる予定だったが、製作は2012年に延期された[19]

マーベルコミックスの『X-メン』を原作とする『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』に、ミュータントの一人エンジェル・サルバドーレとして助演した[20]。これは、映画『X-MEN』シリーズの前日譚であり、60年代のキューバ危機中に舞台を置いている。ロンドンで撮影され、キャラクターの飛行能力を演じるためにワイヤーアクションを行った[4]

モデル[編集]

フランスのJalouse、Venus Zine、ELLEなどの雑誌でモデルをする。2009年にヴェラ・ウォンの香水、プリンセス(Princess)の顔として選ばれ、ウェブサイトなどブランドの広告に登場[21]。2011年にも新しい香水のプリティ・プリンセス(Pretty Princess)を代表する[22]。ファッションデザイナーアレキサンダー・ワンのキャンペーンに出演[23]

私生活[編集]

母と俳優のジェイソン・モモアの間に生まれた異父妹と異父弟がいる[24]。父レニー・クラヴィッツのセカンドアルバム、『ママ・セッド』に収録されている「Flowers for Zoë」は3歳のクラヴィッツへのトリビュートとして書かれた[25]

ニューヨーク/フィラデルフィアを拠点とするバンド、エレベーター・ファイト(Elevator Fight)を2009年につくり、フロントをしている[5]。サウス・バイ・サウスウエスト音楽祭や、ザ・ルーツ、TV・オン・ザ・レディオ、ブラック・キーズと共に、2009年6月のルーツ・ピクニックのメインステージで演奏した。彼女は音楽は趣味だと言明している[4]

2008年に俳優のベン・フォスターと交際していた[26]。2010年には『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』で共演したマイケル・ファスベンダーと交際[27]

主な出演作品[編集]

映画[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
2007 幸せのレシピ
No Reservations
シャーロット 長編映画デビュー作品
ブレイブ ワン
The Brave One
クロエ
2008 処刑教室
Assassination of a High School President
ヴァレリー・トーレス
Birds of America ジュリアン
2009 The Greatest アシュレー
2010 Twelve ギャビー
Beware the Gonzo イヴィー・ウォレス
なんだかおかしな物語
It's Kind of a Funny Story
ニア
2011 Yelling to the Sky スウィートネス・オハラ 第61回ベルリン国際映画祭コンペティション部門で上映された。
X-MEN: ファースト・ジェネレーション
X-Men: First Class
エンジェル・サルバドーレ
2013 アフター・アース
After Earth
センシ・レイジ
2014 マッドマックス 怒りのデス・ロード
Mad Max: Fury Road
トースト プリプロダクション中

テレビシリーズ[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
2011 カリフォルニケーション
Californication
パール 計8話出演

脚注[編集]

  1. ^ "Zoe Kravitz. Alternate Name: Zoe Isabella Kravitz" at All Movie Guide via The New York Times
  2. ^ Seebacher, Noreen (1988年12月1日). “Lisa Bonet has baby”. The Pittsburgh Press. http://news.google.com/newspapers?id=6t4cAAAAIBAJ&sjid=fGMEAAAAIBAJ&pg=3614,561849&hl=en 2010年6月13日閲覧。 
  3. ^ O'Kelly, Emer (2000年3月21日). “Lisa returns to the screen from a different world”. Irish Independent. http://www.independent.ie/entertainment/arts/lisa-returns-to-the-screen-from-a-different-world-514346.html 2010年6月13日閲覧。 
  4. ^ a b c “Zoë Kravitz – Is she gonna go dad's way?”. The Independent. (2011年3月11日). http://www.independent.co.uk/arts-entertainment/films/features/zo-kravitz--is-she-gonna-go-dads-way-2238326.html 2011年3月13日閲覧。 
  5. ^ a b Wolf, Jonah (2010年6月7日). “Zoe Kravitz's Band Elevator Fight Plays Delancey Lounge”. Paper. http://www.papermag.com/2010/06/zoe_kravitzs_band_elevator_fig.php 2010年6月13日閲覧。 
  6. ^ Nome, Valerie (2007年9月15日). “Zoe Kravitz opens up about family, college life”. OK!. http://www.okmagazine.com/2007/09/zoe-kravitz-opens-up-about-family-college-life-1337/ 2010年6月14日閲覧。 
  7. ^ Lovece, Frank (2011年6月5日). “Talking to Zoe Kravitz”. Miami Herald. http://www.miamiherald.com/2011/06/05/2250742/talking-to-zoe-kravitz.html 2011年6月5日閲覧。 
  8. ^ “Zoe Kravitz Stars in Jay-Z's Latest Video”. People. (2008年2月28日). http://www.people.com/people/article/0,,20180853,00.html 2010年6月13日閲覧。 
  9. ^ Harvey, Dennis (2008年1月31日). “Birds of America”. Variety. http://www.variety.com/review/VE1117936012.html?categoryId=2471&cs=1 2010年6月13日閲覧。 
  10. ^ Germain, David (2010年3月29日). “Review: Grief goes by the book in 'The Greatest'”. The Boston Globe. http://www.boston.com/ae/movies/articles/2010/03/29/review_grief_goes_by_the_book_in_the_greatest/ 2010年6月14日閲覧。 
  11. ^ Yadegaran, Jessica (2009年11月12日). “Gabourey Sidibe on being 'Precious'”. San Jose Mercury News. http://www.mercurynews.com/movies-dvd/ci_13763264 2009年11月15日閲覧。 
  12. ^ Zoe Kravitz wows audiences in ‘Yelling to the Sky’”. IrishCentral (2010年12月15日). 2011年2月21日閲覧。
  13. ^ McCarthy, Todd (2009年12月3日). “Sundance unveils complete lineup”. Variety. http://www.variety.com/article/VR1118012123.html 2009年12月8日閲覧。 
  14. ^ McClintock, Pamela (2010年3月15日). “Tribeca unveils complete lineup”. Variety. http://www.variety.com/article/VR1118016451.html?categoryId=13&cs=1 2010年3月21日閲覧。 
  15. ^ Saito, Stephen (2010年4月24日). “Review: "Beware the Gonzo," not your typical teen comedy”. Indie Eye. Independent Film Channel. 2010年6月14日閲覧。
  16. ^ Hess, Mike (2010年4月23日). “5 Questions From Tribeca With Zoe Kravitz”. Moviefone. 2010年6月14日閲覧。
  17. ^ Patrick, Andy (2010年4月30日). “Exclusive: 'Californication' scores Lenny Kravitz's daughter”. Entertainment Weekly. http://ausiellofiles.ew.com/2010/04/30/exclusive-californication-scores-lenny-kravitzs-daughter/ 2010年3月2日閲覧。 
  18. ^ Kit, Borys (2010年1月28日). “"Single Man" co-star joins "Mad Max" movie”. Hollywood Reporter. Reuters. 2010年6月14日閲覧。
  19. ^ “Mad Max 4 delayed again”. ABC News. (2010年10月11日). http://www.abc.net.au/news/stories/2010/10/11/3034506.htm?site=idx-nsw 2010年12月12日閲覧。 
  20. ^ McClintock, Pamela (2010年8月17日). “January Jones joins 'X-Men'”. Variety. http://www.variety.com/article/VR1118023030.html 2010年8月18日閲覧。 . WebCitation archive.
  21. ^ “Lenny Kravitz's rock offspring stars in 'royal' perfume ads”. The Independent (London). (2009年11月21日). http://www.independent.co.uk/life-style/fashion/news/lenny-kravitzs-rock-offspring-stars-in-royal-perfume-ads-1825411.html 2009年11月22日閲覧。 
  22. ^ 5 Things You Don't Know About Zoe Kravitz”. Us Magazine (2011年6月2日). 2011年6月3日閲覧。
  23. ^ “Zoe Kravitz Appears in Alexander Wang Ads; Cat Fashion Infiltration Continues”. New York. (2010年8月12日). http://nymag.com/daily/fashion/2010/08/zoe_kravitz_appears_in_alexand.html 2010年8月13日閲覧。 
  24. ^ Lisa Bonet's new baby's name is a mouthful”. Access Hollywood. msnbc.com (2009年1月9日). 2010年6月13日閲覧。
  25. ^ Alan, Ryan (2008年1月24日). “Lenny Kravitz”. Foster's Daily Democrat. http://www.fosters.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20080124/GJENTERTAINMENT_01/805452265 2011年3月13日閲覧。 
  26. ^ Beggy, Carol; Shanahan, Mark (2008年4月4日). “Greening up”. The Boston Globe. http://www.boston.com/ae/celebrity/articles/2008/04/04/greening_up/ 2009年2月2日閲覧。 
  27. ^ X-Men Costars Zoe Kravitz, Michael Fassbender Take Relationship Public”. Us Magazine (2011年6月1日). 2011年7月11日閲覧。

外部リンク[編集]