ソーマ

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ソーマ (सोम soma) は、ヴェーダなどのインド神話上で、神々の飲料とされるある植物の液汁である。また、その植物を神格化したインドの神で、の神でもある。

ソマともいい、サンスクリットの原音はこちらに近い。漢訳音写は蘇摩(そま)。ゾロアスター教の神酒ハオマと同源である。

飲み物のソーマは、ヴェーダの祭祀で用いられる一種の興奮飲料であり、原料の植物を指すこともある。ゾロアスター教でも同じ飲料(ハオマ)を用いることから、起源は古い。神々はこれを飲用して英気を養い、詩人は天啓を得るために使った。高揚感や幻覚作用を伴うことから、酒ではなく、麻薬の一種ではないかともいわれる。ソーマは神々と人間に栄養と活力を与え、寿命を延ばし、霊感をもたらす霊薬という。リグ・ヴェーダ第9巻全体がソーマ賛歌であり、その重要性が知られるが、植物学上の同定は困難である。

ヒンドゥー教ではが神々の酒盃とみなされたため、ソーマは月の神でもある。さらに、光と月の神であるナヴァグラハの1つチャンドラと同一視される。

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