ソーテルヌ (ワイン)

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ソーテルヌ・ワイン

ソーテルヌSauternes)は、フランスAOCワインの1つで、ガロンヌ川左岸のコミューンであるソーテルヌとその北に続くボンムフランス語版フォルグフランス語版プレイニャックフランス語版バルサックの5つの村で生産される。セミョン種とソーヴィニョン・ブラン種のブドウで作られる貴腐ワインで、極甘口で蜂蜜のような香味を持ち、デザートワインとして味わわれている。有名な生産者としてはシャトー・ディケム(Château d'Yquem)が挙げられる。

ソーテルヌも1855年に、メドックと同様に格付けが行われ、特別1級Grand premier cruにシャトー・ディケムが、1級Premier cruにシャトー・ラ・トゥール・ブランシュなど11の生産者が、第2級Deuxième cruにシャトー・ド・ミラなど13の生産者が選ばれている。

なお、この5村のうちでいちばん北にあるバルサックBarsac村(面積1448ha, 人口1948人)は、独自のAOCバルサックを持っており、格付けワインはACバルザックかACソーテルヌのどちらを名乗ってもよく、双方が市場に出荷されている。

バルサックは、日本語の表記では小説家バルザック(Balzac)と同じになってしまうが、綴り字も発音も違い全く関係はない。

関連項目[編集]