ソフォス

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ソフォスPLC
Sophos plc
企業形態 非公開企業
業種 セキュリティ製品
設立 1985年
創業者 Jan Hruska
Peter Lammer
拠点数 イギリス, イングランド, オックスフォードシャー, アビンドン, アビンドン・サイエンス・パーク
代表者等 Kris Hagerman(CEO)
従業員数 1600人
部門 SophosLabs
ウェブサイト sophos.com

ソフォス(英語:Sophos)は、イギリスボストンに本社を置く統合セキュリティベンダーである。アンチウイルスソフトウェア情報漏洩対策ソフトウェア、およびスパム対策ソフトウェアの開発、販売、サポートを提供する。日本法人は六本木に本社を置く。

概要[編集]

ソフォスは、企業向けマルチプラットフォーム対応の「Endpoint Security and Data Protection」を中心に、エンドポイントセキュリティ、メールゲートウェイセキュリティ、情報セキュリティ(暗号化)の製品を開発、販売している。 また、ソフォスの脅威解析センターであるソフォスラボ (SophosLabs) は、オックスフォードボストンバンクーバーシドニーブダペストなど戦略的に配置されており、24時間/365日体制でセキュリティの情報を発信している。 なお、設立以来法人向けにセキュリティソリューションを提供しており個人向け販売はしていない。 Windows以外にMacLinuxUNIX対応製品があり対応オペレーティングシステム、対応CPUは業界最多。Genotype Technologyにより高い検知率を誇る。エンドポイントやメールゲートウェイ製品に暗号化機能、デバイス制御機能を統合している。

沿革[編集]

  • 1997年
    • 日本国内で、Sophos Anti-Virusの販売開始。
  • 2000年
    • 10月 ソフォス株式会社設立。
    • 11月 シドニーに2つ目のSophosLabsを設立。
  • 2001年
    • 4月 Sophos Anti-Virus for Macリリース。
    • 10月 管理コンソールSAVAdmin(現在のSophos Enterprise Console)をリリース。
    • 12月 電子メールウイルス対策製品MailMonitor for SMTP(現在のPureMessage)をリリース(後にExchange Server/NotesDominoにも対応)。
  • 2002年
    • 5月 定義ファイル配信サーバーEnterprise Manager(後のSophos Update Manager)をリリース。
  • 2003年
    • 5月 第56回カンヌ国際映画祭のコンピュータシステムで採用。
    • 7月 レポートツールEM Reporter(現在Sophos Enterprise Consoleに統合)をリリース。また日本語版のSophos Anti-Virus for UNIXをリリース。
    • 8月 日本オフィス現在の日石横浜ビルに移転。
    • 9月 法人向けスパム対策ソフトやActivePerlを開発しているカナダのActiveSate社を買収。
  • 2004年
    • 1月 マルチプラットフォームに定義ファイル、エンジンを自動配信できるEM Library(現在のSophos Update Manager)をリリース。
    • 2月 ソフォス英国本社新社屋をエリザベス2世 (イギリス女王)が表敬訪問
    • 4月 中小企業向けスモールビジネスソリューションの3シリーズをリリース。PureMessage for Windows/Exchangeをリリース。スパム対策機能を搭載。
    • 11月 Sophos Anti-Virus for NetApp Storage Systemsをリリース。
  • 2005年
    • 2月 Agnitum Ltdからクライアントファイアウォール技術を獲得し、エンタープライズソリューションを拡充。
    • 9月 PureMessage for UNIXをリリース。
  • 2006年
    • 1月 Steve Munford(スティーブ・マンフォード)が CEOとなる。
    • 3月 オンアクセススキャン可能なSophos Anti-Virus for Linuxをリリース。
    • 7月 Sophos Email Security Applianceをリリース。
    • 10月 Sophos Anti-Virus for Windowsにアプリーションコントロール機能を追加。
  • 2007年
    • 1月 ネットワークアクセスコントロールベンダーの米エンドフォース社を買収し、NACの技術を取得。
    • 4月 ネットワークアクセスコントロールをソフトウェアで実現するSophos NAC Advancedをリリース。
    • 6 - マルチプラットフォーム対応のSophos Endpoint Security and Control(Sophos Anti-Virus for Windows) 7.0をリリース。
    • 11月 メールゲートウェイセキュリティ製品Sophos Email Security and Control をリリース。
  • 2008年
    • 1月 Microsoft Exchange Server 2007対応のPureMessage for Microsoft Exchangeをリリース。
    • 4月 ネットワークアクセスコントロール機能を統合したSophos Endpoint Security and Control (Sophos Anti-Virus for Windows) 8.0をリリース。ボットネットからのスパムをプロアクティブにブロックするSender Genotypeを搭載したSophos Email Security and Controlをリリース(Sophos Email Security Appliance などに搭載)。
    • 7月 データ暗号化ソフトウェア・ベンダーであるの独ウティマコセーフウェア社を買収し、暗号化テクノロジーを取得。
    • 9月 WindowsHP-UXLinuxにおける、インテルItanium2 に対応。
  • 2009年
    • 1月 ソフォス株式会社代表取締役社長に元ノベル (企業)の代表取締役社長を務めた堀 昭一が就任。
    • 4月 Sophos Endpoint Security and Control にデータ暗号化機能を統合したSophos Endpoint Security and Data Protection (Sophos Anti-Virus for Windows) 9.0をリリースし、外部攻撃からの保護と内部からのデータ漏えい防止をワンソリューション提供する。また定義ファイル、エンジンを自動配信できるEM LibraryをSophos Update Managerとし、Sophos Enterprise Consoleに統合。
    • 8月 ソフォスとしては初となる、集中管理型のデータ暗号化製品Sophos SafeGuard Enterprise 5.40をリリース。
  • 2010年
    • 3月 マイクロソフトが、同年7月にサポートを終了するWindows 2000を2012年7月までサポート延長を決定し、延命支援策を発表。
    • 4月 SafeGuard Enterprise 5.50とSafeGuard Easy 5.50をリリース
    • 5月 クラウド型のマルウェア対策機能を搭載したSophos Endpoint Security and Data Protection (Sophos Anti-Virus for Windows) 9.5をリリース。
    • 11月 個人利用に限り無償のSophos Anti-Virus for Mac Home Edition 8.0をリリース。
    • 12月 Twitter ソフォスマーケティング(@sophosjpmktg) による情報提供の開始。
    • 12月 Sophos Anti-Virus for Mac Home Editionが15万ダウンロード突破。
  • 2011年
    • 5月 企業向けウイルス対策ライセンスに自宅(個人)使用権利を付与。
    • 6月 Opal 準拠の SafeGuard Enterprise 5.60をリリース。
    • 7月 ネットワークセキュリティベンダーの独のAstaro社を買収。
    • 7月 モバイルデバイスマネージメント(MDM)製品であるSophos Mobile Control 1.0をリリース。
    • 10月 ゲルハルト・エシェルベック(Gerhard Eschelbeck)が、CTOに就任。
    • 11月 Sophos Endpoint Security and Data Protection (Sophos Anti-Virus for Windows) 9.7をリリース。
    • 12月 Sophos Mobile Control 2.0をリリース。
  • 2012年
    • 1月 Sophos Endpoint Protection (Sophos Anti-Virus for Windows) 10.0をリリース。
    • 2月 Egnyte社と提携し、ファイルのセキュリティを強化。
    • 2月 SafeGuard Enterprise 6.0をリリース。
    • 4月 モバイル管理ソリューションベンダーの独DIALOGS社を買収。
    • 4月 Sophos Anti-Virus for Mac 8.0をリリース。
    • 4月 Facebook への悪意のある投稿の検出強化へ、Facebookと提携。
    • 5月 個人利用に限り無償のAndroid 向けマルウェア対策アプリSophos Mobile Security 1.0をリリース。
    • 7月 Sophos UTM 9.0をリリース。
    • 7月 5つめのSophoslabsをハンガリーのブダペストに設立。
    • 8月 Sophos Mobile Control 2.5をリリース。
    • 8月 Sophos Mobile Security 1.5をリリース。
    • 9月 クリス・ヘイゲルマン(Kris Hagerman)が、CEOに就任。
    • 9月 マット・フェアバンクス(Matt Fairbanks)が、CMOに就任。
    • 9月 Facebook ソフォス株式会社(Sophos K.K.)による情報提供の開始。
    • 9月 Shh/Update-Bの誤検出により大規模なトラブル発生。
    • 10月 Sophos Mobile Security 2.0をリリース。
    • 10月 Sophos Mobile Encryption 1.0をリリース。
    • 11月 Sophos Anti-Virus for Linux/UNIX 9.0をリリース。
    • 11月 小規模企業向けSophos UTM 100をリリース。
  • 2013年
    • 2月 Sophos Mobile Control 3.0をリリース。
    • 2月 Sophos RED 50 をリリース。
    • 3月 Sophos EndUser Protection を発表。
    • 4月 Sophos Mobile Security 2.5をリリース。
    • 5月 Sophos UTM 9.1をリリース。
    • 5月 Sophos Endpoint Protection (Sophos Anti-Virus for Windows) 10.2をリリース。
    • 7月 Sophos Anti-Virus for Linux、Oracle Linuxに対応。
    • 7月 Sophos Mobile Control 3.5をリリース。
    • 8月 Sophos Mobile Security 3.0をリリース。
    • 8月 日本国内におけるアスタロー株式会社の統合が完了。


ソフォスラボ(SophosLabs)[編集]

ソフォスラボ(SophosLabs)は、オックスフォードボストンバンクーバーシドニーブダペスト に配置され、脅威解析者が24時間365日体制で、ウイルスや迷惑メールの解析、悪意あるプログラムをホストしているWebサイト調査など行っている。そこで解析されたマルウェアの解析情報や悪意あるプログラムをホストしているサイトやフィッシングなど悪質なサイトのURLは、すぐに、クラウド上のデータベースで共有され、Sophos Live Protectionを利用しているユーザーの環境で、あやしい動作をするプログラムなどを見つけると瞬時にチェックし、最新の脅威から保護できる。また、ソフォスラボは1年毎に最新の脅威傾向をソフォスセキュリティ脅威レポートとして公開する。

ソフォスセキュリティ脅威レポート[編集]

ソフォスラボが1年ごとに発行するセキュリティ脅威レポート。 展示会などのソフォスブースなどで配布している。レポートを書くのに便利。
日本語版のダウンロード / 英語版のダウンロード

ソフォスの無償ツール[編集]

ソフォスが提供している無償ツールは、ホームページよりダウンロードできる。 特に企業向けにビジネスをしているソフォスが、Sophos Anti-Virus for Mac Home Editionを個人ユーザー向けに提供するのは珍しい。

外部リンク[編集]