ソニータイマー

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ソニータイマーSony timer)とは、ソニー(SONY)がその高い技術力により製品寿命をコントロールし、製品寿命を縮めたのではないかという風評。メーカー保証期間を過ぎたあたりから故障が出だすように感じたユーザーが「まるでタイマーが組み込まれているようだ」という比喩を込めて使い出した。ソニーの中鉢良治社長は株主総会において、ソニータイマーの搭載を否定している。

目次

[編集] 経緯

1980~90年代にかけて、ソニー製品を購入し保証期間が終了した直後に故障した経験を持つユーザーの「ソニーの製品は、修理や買い換えの利益を得るべく、時期(保証期間終了直後など)を見計らって壊れるよう設計されているのではないか?」という疑念からソニータイマーという言葉が生み出された。実際に製品を修理に出した場合に「新品を買った方が安い」と言われた経験のあるユーザーは多く、友人や知人のなかに必ず一人はいることなどから都市伝説が真実味を帯びていった。

しかし、本当に時限式のタイマーを内蔵させるとライバル企業により暴露される危険性があり、現実的ではない(競合他社の製品をリバースエンジニアリングで研究するのは一般的)。

また、ソニーならばその高い技術力を総合し、耐久性の鍵となる部品を慎重に選択するなどし製品寿命を制御したという主張も存在するが、他社の同等の製品との客観的な比較や統計に基づいた検証は行われていないため、都市伝説の一種とされている。

[編集] 公式な場での言及

  • 2006年6月16日に開かれたジェネシス・ジャパンのユーザカンファレンス「G-Force Japan 2006」において、ソニーのVAIO向けコンタクトセンター構築担当者が「“買ってから1年1カ月で壊れるソニータイマー”など埋め込まれているわけがない。だが、こうしたイメージはなぜか根強く残っている。マーケティング、アフターサポート、製品開発部門を連携させて、とにかくイメージアップを図りたい」との発言を行った。公式な場においてソニー関係者から「ソニータイマー」という単語が出てきたことが珍しい出来事として関心を集めた。
  • 2007年6月21日に開かれた株主総会においてソニー製品が一定期間経過後に壊れやすいという批判が根強いことに関連して中鉢社長は、「品質、価格、供給の3点のバランスがたまたま崩れ、迷惑を掛けることはある。『ソニータイマー』と言われていることは認識している」と述べた。そのうえで現在は、品質担当役員の任命や不良品の出荷防止などを通じて「最終品質保証のために全力を挙げている」と述べ、理解を求めた。

[編集] 新聞記事での言及

[編集] 参考文献

[編集] 脚注

  1. ^ 井上トシユキによって執筆された章。2ちゃんねるにおける「ソニータイマー」をめぐる噂を論じている。

[編集] 関連項目