ソウルトレーン
『Soultrane』 | |
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ジョン・コルトレーン の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
録音 | 1958年2月7日 |
ジャンル | ジャズ |
時間 | |
レーベル | プレスティッジ・レコード |
プロデュース | ボブ・ウェインストック |
専門評論家によるレビュー | |
『ソウルトレーン』(Soultrane )は、ジャズ・サックス奏者ジョン・コルトレーンが、1958年にプレスティッジ・レコードから発表したアルバム。
解説[編集]
1957年にプレスティッジと契約し、バンド・リーダーとしてデビューしたコルトレーンは、1959年初頭まで同社に在籍。本作は、プレスティッジで制作されたコルトレーン作品の中でも特に人気が高く、日本では『スイングジャーナル』誌選定ゴールドディスクに選ばれている。変則的にブルーノートから発売された『ブルー・トレイン』と並び、コルトレーンの初期の傑作と評されることが多い。
ビリー・エクスタインが作曲した「アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー」は、その後もコルトレーンの重要なレパートリーとなり、1963年録音のライヴ・アルバム『ライヴ・アット・バードランド』にも収録された。コルトレーンが超絶技巧を尽くした「ロシアの子守唄」に関して、音楽評論家のアイラ・ギトラーが書いたオリジナル・ライナーでは、コルトレーンの音楽を的確に表した造語「シーツ・オブ・サウンド」が用いられている。
収録曲[編集]
- グッド・ベイト - Good Bait(Dameron, Basie)
- アイ・ウォント・トゥ・トーク・アバウト・ユー - I Want To Talk About You(B. Eckstine)
- ユー・セイ・ユー・ケア - You Say You Care(Styne, Robin)
- テーマ・フォー・アーニー - Theme For Ernie(F. Lacey)
- ロシアの子守唄 - Russian Lullaby(I. Berlin)
演奏メンバー[編集]
- ジョン・コルトレーン - テナー・サックス
- レッド・ガーランド - ピアノ
- ポール・チェンバース - ベース
- アート・テイラー - ドラム