ゼネラル・エレクトリック TF34/CF34
ゼネラル・エレクトリック TF34(General Electric TF34)はアメリカ合衆国のゼネラル・エレクトリック(現GE・アビエーション)が開発した軍用機向けのターボファンエンジンである。A-10 サンダーボルトIIやS-3 ヴァイキングなどに搭載されている。
1960年代の後半に、GE・エアクラフト・エンジンズによって開発されたオリジナルのエンジンは、 4段の低圧タービンによって駆動される 1段のファンと、2段の高圧タービンによって駆動される 14段の高圧圧縮機による過給機で構成され、円環状の燃焼室を装備していた。TF34-GE-400A は 41.26KN (9275lbf) の静止推力と評価されている。
民間機向けの派生機種 CF34 が、ボンバルディア CRJ シリーズ、エンブラエルの E-Jet 、および中国で開発中の ARJ21 を含む多くのジェット・エアライナーに搭載されている。当初は TF34 の設計を基にしていたが、後の高推力版 CF34 では、10段の高圧圧縮機を含む新しい技術が導入された。最新の派生機種の -10A と -10E は CFM56 エンジンシリーズに由来している。これらの完全に異なる高圧軸は、1段のタービンと9段の圧縮機で構成される。低圧軸はファンの後方に 3段のコア・ブースターを持っている。-10E 形式の静止推力は 18500lbf である。
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インシデント [編集]
2007年1月25日、メサ航空 N17337便のCRJ-200LRと、デンバー国際空港からフェニックス・スカイハーバー国際空港へ向かうAmerica West Express(en:America West Express)の塗装のUSエアウェイズ・エクスプレス 2985便が、デンバーから50nm(100km)の付近で、エンジンの故障が発生した。機長は非常事態を宣言し、乗客・乗員を全デンバーに無事戻すことに成功した。このインシデントは、CRJで使用されているゼネラルエレクトリック CF34-3B1で発生したインシデントとして最初のものであった。
主要諸元 [編集]
| TF34 | CF34-1 | CF34-3 | CF34-8 | CF34-10 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 全長 | 103 in | ||||
| 直径 | 49 in | 57 in | |||
| 乾燥重量 | 1,625 - 1,670 lb | 2,408 - 2,600 lb | 3,700 lb | ||
| 圧縮機 | 1段ファン 14段高圧 |
1段ファン 10段高圧 |
1段ファン + 3段低圧 9段高圧 |
||
| タービン | 4段低圧 2段高圧 |
4段低圧 2段高圧 |
4段低圧 1段高圧 |
||
| 推力 (海面) |
9,220 lbf | 13,790 - 14,510 lbf | 18,285 - 20,000 lbf | ||
| 推力重力比 | 5.6:1 | 5.3:1 | 5.2:1 | ||
| 圧縮比 | 21:1 | 28:1 - 28.5:1 | 29:1 | ||
| バイパス比 | 6.2:1 | 5:1 | 5:1 |
搭載航空機 [編集]
- CF34-1
- CF34-3A
- CF34-3A1
- CF34-3A2
- CF34-3B
- CF34-3B1
- CF34-8C1
- CF34-8C5
- CF34-8C5A1
- CF34-8E
- CF34-10A
- CF34-10E
競合エンジン [編集]
- ロールス・ロイス BR700
- ロールス・ロイス テイ (en:Rolls-Royce Tay (turbofan))
- プラット・アンド・ホイットニー PW6000 (en:Pratt & Whitney PW6000)
- Motor Sich D-436 (en:Motor Sich D-436)
- ZMKB Ivchenko Lotarev Progress D436 (en:ZMKB Ivchenko Lotarev Progress D436)
派生機種 [編集]
- ゼネラル・エレクトリック LM500 - TF34から派生したガスタービンエンジン。出力5400shp。はやぶさ型ミサイル艇やFoilCat(TurboJET#運航船舶)に採用されている。
外部リンク [編集]
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