セヴァーントンネル鉄道事故

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セヴァーントンネル鉄道事故
詳細
発生日 1991年12月7日
現場 イングランドとウェールズの国境の間にあるセヴァーントンネル
イギリスの旗 イギリス
路線 グレート・ウェスタン本線
原因 軌道回路不良または運転士のミス
統計
被害列車数 2本
死者 0人
負傷者 185人
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セヴァーントンネル鉄道事故(セヴァーントンネルてつどうじこ、英語: Severn Tunnel rail accident))は、1991年12月7日の土曜日(現地時間、以下同様)にイギリスセヴァーントンネル(非電化、複線)で発生した列車衝突事故である。

事故概要[編集]

午前8時30分にパディントン駅を発車したカーディフ中央駅行きのHST(10両編成、乗客129名、乗員3名)は、停止信号を確認してセヴァーントンネル入口の信号機の外方で停車した。手信号掛がいなかったので[1]、運転手は信号機に備えられている電話で信号扱手に停止信号であることを電話したところ、信号故障だと知らされ、注意深い前進を許可された。

トンネルの中に3マイル(約4.8km)進んだところで、ポーツマスハーバー駅を午前7時ちょうどに発車したカーディフ中央駅行きのクラス155 スーパー・スプリンター英語版(2両編成、乗客168名、乗員2名)に追突された。 なおトンネル進入時刻は、HSTは午前10時20分頃、クラス155気動車は10時26分頃であった。

両列車に乗っていた約300人の乗客のうち、185人の乗客が負傷(5人が重傷)したが、死者は出なかった。追突した列車の運転手も片目の失明などの重傷を負った。

原因[編集]

軌道回路は異常に湿ったこのトンネルの環境(1日あたり1000万から2000万ガロン排水)[1]では信頼できないため、車軸カウンタが使用されていた。

事故の報告書[1]では確固たる結論に達することができなかったが、どちらかが原因であると推測した。

参考文献[編集]

  1. ^ a b c セヴァーントンネル鉄道事故の報告書(英語版)”. 王立鉄道検査局 (1993年11月3日). 2006年5月2日閲覧。