セント (音楽)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
セントは、1オクターブの1200分の1の音程である。音律を理論的に表示し、わかりやすくするために使われる対数値の一である。イギリスの音響学者・比較音楽学者、エリス Alexander John Ellis(1814年 - 1890年)が提唱した。
すなわち、nセントとは2音間の周波数比が 2n/1200 : 1 であることをいう。つまり、2音の周波数が f0, f1 のときには、f0 から見て f1 は 1200 log2 (f1/f0) セントだけずれていることになる。
これにより、十二平均律の全音は200セント。半音は100セントとなる。ピタゴラス音律の長2度、大全音の音程比9/8は約204セント。音程比からセント値を求めるには、音程比の常用対数を2の常用対数で割って1200を掛ければよい(1200*log音程比/log2)。
同様の用途に使われるものに、ミリオクターブがある。これは1オクターブを1000ミリオクターブとするものである。