セントー級航空母艦

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セントー級航空母艦
航行中のハーミーズ (HMS Hermes)
艦級概観
艦種 航空母艦
艦名
前級 マジェスティック級航空母艦
次級 オーディシャス級航空母艦
性能諸元
排水量 満載:28,700トン
全長 685 ft (208.8 m)
全幅 90 ft (27.4 m)
吃水 28.5 ft (8.7 m)
機関
最大速力 28 ノット
航続距離
乗員
兵装
搭載機

セントー級航空母艦 (Centaur class aircraft carrier) は、イギリス海軍が運用していた航空母艦。イギリス海軍の従来型軽空母としては、最後のクラスとなる。同型艦4隻。セントー級は、排水量2万トンクラスの軽空母としては大型であるものの、正規空母よりも小型であり、ジェット艦載機の運用が困難であったことから、空母としてよりもコマンド母艦(強襲揚陸艦)としての運用期間が長かった。

概要[編集]

第二次世界大戦中に建造計画が開始され、各艦とも1944年に起工された。計画当初は8隻の建造が予定されていたものの、戦局の進展に伴い4隻はキャンセルされ、4隻のみの建造となった。この4隻も第二次世界大戦の終戦に伴い、建造は大幅に長期化し、竣工は1953年から1959年にかけてのものとなっている。ただし、建造期間の長期化に伴い、各種の改設計が盛り込まれ、同型艦でも違いがある。

一番艦セントーは、1954年に就役した。改装により、飛行甲板にアングルド・デッキを装備した艦となり、後に蒸気カタパルトの装備も行われた。ただし、そのような新技術を導入したものの、艦が小型であるため、ジェット機の運用には適さず、1964年には退役した。コマンド母艦(強襲揚陸艦)への改装も検討されたが、この計画も1965年に中止された。

アルビオンとブルワークも、当初は空母として用いられたものの、航空機の運用が困難なため、まもなくコマンド母艦へと改装された。

4番艦のハーミーズは、起工後15年経過した1959年に就役した。就役当初よりアングルド・デッキや舷側エレベーターなどを装備しており、改セントー級とも呼ばれる。1971年にはコマンド母艦へ改装され、1981年にはホーカー・シドレー ハリアーを運用するV/STOL空母に改装された。フォークランド紛争では第317任務部隊の旗艦として活躍した。その後インヴィンシブル級航空母艦が就役を始めると、インドに売却されてヴィラートと改名された。

設計[編集]

船体[編集]

兵装[編集]

防御[編集]

機関[編集]

航空艤装[編集]

その他[編集]

姉妹艦[編集]

脚注[編集]


参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]