セグロウミヘビ

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セグロウミヘビ
Pelamis Platurus Costa Rica.JPG
セグロウミヘビ Pelamis platurus
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Spuamata
亜目 : ヘビ亜目 Serpentes
: コブラ科 Elapidae
: セグロウミヘビ属 Pelamis
: セグロウミヘビ P. platura
学名
Pelamis platura
(Linnaeus, 1766)
和名
セグロウミヘビ
英名
Yellowbelly sea snake

セグロウミヘビ(背黒海蛇、Pelamis platura)は、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目コブラ科(ウミヘビ科とする説もあり)セグロウミヘビ属に分類されるヘビ。本種のみでセグロウミヘビ属を形成する。特定動物。有毒。

分布[編集]

太平洋インド洋

形態[編集]

全長は60-90cm。体形は側偏する。斜めに列になった胴体背面の鱗の数(体列鱗数)は46-68。名前の由来は、背が黒いことから。腹面は黄色や淡褐色。これは、主に沖合の海面付近に生息するために、外敵に見つかりにくい色になったためであり、サバマグロなどの回遊魚と同様の進化である。本種は他のウミヘビ亜科の種と同様、卵胎生を獲得して産卵のための上陸が不必要となった完全な海洋生活者であり、その遊泳生活に応じて、他のヘビでは地上を進むのに使用されている腹面の鱗(腹板)は完全に退化している。

頭部は小型で細長い。

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牙に毒を持つが、本種は肉にも毒があるので、食用にはならない。黄色と黒というその非常に特徴的な体色は肉が毒を持つことの警戒色の意味もあるのではないかと考えられている。ウミヘビの中では比較的性質が荒い種であり、動物園で飼育されていた本種は給水器に何度も噛み付くほど凶暴だったという。

生態[編集]

外洋に生息するが暖流に乗って日本近海にも現れ、北海道辺りまで北上することもある。完全水棲種で、腹板が退化しているため陸地に打ち上げられると全く身動きがとれずにそのまま死んでしまうことがある。反面遊泳力は強い。

食性は動物食で、主に魚類を食べる。

繁殖形態は卵胎生で、11月頃に海岸に近づき、海中で2-6頭の幼蛇を産む。

人間との関係[編集]

本種は日本の出雲地方では「龍蛇様」と呼ばれて敬われており、出雲大社佐太神社日御碕神社では旧暦10月に、海辺に打ち上げられた本種を神の使いとして奉納する神在祭という儀式がある。これは暖流に乗って回遊してきた本種が、ちょうど同時期に出雲地方の沖合に達することに由来する。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 『原色ワイド図鑑3 動物』、学習研究社、1984年、145頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 両生類はちゅう類』、小学館、2004年、133頁。