ズワイガニ属
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オオズワイガニ Chionoecetes bairdi
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||
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| 種 | ||||||||||||||||||||||||
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5種(詳細は本文参照) |
ズワイガニ属(ずわい蟹属、学名:Chionoecetes)とは、北太平洋と北大西洋の寒冷な海域に生息するカニの一群である。属名はギリシャ語で「雪に棲むもの」を意味する。
大西洋ではニューファンドランド島とグリーンランドの沖からノルウェー北部沖にかけて、日本海、オホーツク海、太平洋ではベーリング海、アメリカ合衆国アラスカ州のアラスカ湾とノートン湾に分布する。オオズワイガニ(Chionoecetes bairdi)は、アラスカ、ロシア極東海域の一部に生息する。
なお、丸ズワイガニという商品名で流通しているカニは標準和名をオオエンコウガニ(Chaceon maritae)といい、オオエンコウガニ科オオエンコウガニ属に属するため近縁種ではない。
種 [編集]
- ズワイガニ(Chionoecetes opilio)
- 山口県以北の日本海と、茨城県以北からカナダまでの北太平洋、オホーツク海、ベーリング海に広く分布する。体色は暗赤色。甲羅は三角形で、鋏脚と第5歩脚は短いが第2-4歩脚が長い。
- 冬の味覚として人気が高く、ズワイガニ属の中ではオオズワイガニに次いで高値で取引される。
- ベニズワイガニ(Chionoecetes japonicus)
- ズワイガニとよく似ているが、分布域は日本近海に限られ、生息する水深も500-2700mと深い。和名のとおり体が赤く、ズワイガニに比べると甲羅が丸く、脚が平たい。
- ズワイガニと比較すると若干味は劣るとされるが、食感は繊細で甘みがあり、価格も手頃であることから人気は高い。
- なお、両種が生息する水深700mほどでは、両種の交雑個体とみられる個体も報告されている[1]。亜種にカイザンベニズワイガニ(C. j. pacificus)がある。
- オオズワイガニ(Chionoecetes bairdi)
- ズワイガニとよく似ているが、北海道以北、ベーリング海の北アメリカ側、カムチャッカ半島東側などに分布している。学名からバルダイ種とも呼ばれる。ズワイガニに比べると少し大きい、甲羅の形状が少し横長、口上部がM字型になっているなどの特徴がある。
- 味はずわいがにより濃厚な味が特徴で、繊維質が強く食べ応えがある。漁獲量が少なく、ほとんど料亭やホテルなど高級外食産業向けにのみ消費されており、高価に流通している。地域性では関西での認知が比較的高く、京都の料亭などではオオズワイガニバルダイ種しか扱わない店もあり、こだわって扱っている。
- ミゾズワイガニ(Chionoecetes tanneri)
- トゲズワイガニ(Chionoecetes angulatus)
参考文献 [編集]
- ^ 平成18年ズワイガニ北海道西方系群の資源評価 (PDF)北海道立稚内水産試験場