てんびん座アルファ星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
てんびん座アルファ1星 / アルファ2
データ
元期 J2000.0
星座 てんびん座
赤経 14h 50m 41.26s
/ 14h 50m 52.78s
赤緯 -15° 59′ 49.5″
/ -16° 02′ 29.8″
視等級 (V) +5.15 / +2.75
アストロメトリー
距離 77 光年
(23.62 パーセク
絶対等級 (MV) +3.28 / +0.88
特徴
スペクトル分類 F3V / A3IV
他の名称
Kiffa Australis, てんびん座8番星 / 9番星, HR 5530 / 5531, HD 130819 / 130841, BD-15°3965 / 3966, HIP 72603 / 72622, SAO 158836 / 158840, FK5 1387 / 548, GC 19970 / 19975, NSV 06827 (α2)
Template (ノート 解説) 天体PJ

てんびん座α星は、てんびん座で2番目に明るい恒星(の組)。太陽から約77光年の距離にある実視連星で、二つの星は231秒(3分51秒)隔たった位置関係にある。

二つの星のうち明るい方の恒星は、スペクトル型がA3(白色)、実視等級は2.8、絶対等級は1.1であり、バイエル符号で α² Lib とされている。もう一方の恒星は、スペクトル型がF4(うす黄色)で、実視等級は5.2、絶対等級は3.5、バイエル符号は α¹ Lib である。黄道がこの恒星にとても近いところを通っているため、(ごくまれに惑星)による掩蔽星食)が起こりやすい。次回この恒星に食が起こるのは2052年11月10日で、水星によるものである。

名称[編集]

α Lib / alpha Librae。固有名ズベン・エル・ゲヌビ(Zubenelgenubi)の元となったのは、アラビア語の الزبن الجنوبي (az-zuban al-janūbiyy) で南の爪を意味する。また別の説で الزبانا الجنوبي (az-zubānā al-ğanūbī、ズバーナー・ジャヌービー)の表記もある。これはてんびん座がつくられる以前、この星がさそり座の領域内にあったことに由来する。 また別名のキファ・アウストラリス (Kiffa Australis,Elkhiffa Australis) はアラビア語のキファとラテン語のアウストラリスの合成で、南の(天秤の)皿という意味である。

外部リンク[編集]