ズグロミゾゴイ

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ズグロミゾゴイ
Gorschkius melanolothus P1303824.jpg
ズグロミゾゴイ Gorsachius melanolophus
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: コウノトリ目 Ciconiiformes
: サギ科 Ardeidae
亜科 : サギ亜科 Ardeinae
: ミゾゴイ属 Gorsachius
: ズグロミゾゴイ
G. melanolophus
学名
Gorsachius melanolophus
(Raffles, 1822)
和名
ズグロミゾゴイ
英名
Malaysian night heron

ズグロミゾゴイ(頭黒溝五位、Gorsachius melanolophus)は、動物界脊索動物門鳥綱コウノトリ目サギ科ミゾゴイ属に分類される鳥。

分布[編集]

インド南部、インドネシアカンボジアシンガポールスリランカタイ中華人民共和国南部、台湾日本石垣島西表島黒島)、フィリピンベトナムマレーシアミャンマーラオス

夏季にインド南部、中華人民共和国南部、東南アジア、フィリピンなどで繁殖する。多くの分布域では周年生息するが、インドで繁殖した個体は、冬季になるとインドネシアへ南下し越冬する。日本では、沖縄県の石垣島西表島黒島に留鳥として生息するが、徳島県で春に1回観察記録がある。

形態[編集]

全長47-51cm。上面は赤褐色の羽毛で覆われ、細かく黒い波状の横縞が入る。下面は淡褐色の羽毛で覆われる。喉から胸部にかけて黒褐色の縦縞、胸部から腹部にかけて白と黒の横縞が入る。頭頂から後頭にかけて黒がかった青色の羽毛で覆われ、和名の由来になっている。また後頭の羽毛はやや伸長(冠羽)する。雨覆は赤褐色で、風切羽は暗褐色。雨覆や初列風切の先端は白く、次列風切の先端は明褐色。

虹彩は黄色。嘴はやや短く、色彩は黒い。後肢の色彩は黄緑がかった褐色。

幼鳥は全身に白と黒の複雑な斑紋が入る。オスはメスよりも冠羽が長い傾向がある。

生態[編集]

常緑広葉樹林や河川沿いの林などに生息する。群れを形成することはなく、単独もしくはペアで生活する。日中は木の繁みで休息し主に薄明薄暮時に活動するが、曇天や雨天時は日中でも採食行動を行う。

食性は動物食で、魚類両生類昆虫類甲殻類ミミズなどを食べる。林床を徘徊しながら獲物を探す。

繁殖形態は卵生。樹上に木の枝を束ねた皿状の巣を作り、日本では3-4月に4-5個の卵を産む。雌雄交代で抱卵する。育雛も雌雄共同で行う。

人間との関係[編集]

日本では林縁の農耕地や民家の庭でも見られることがある。

開発による生息地の破壊などにより生息数は減少している。人為的に移入された野犬やノネコによる捕食も懸念されている。

絶滅危惧II類(VU)環境省レッドリスト

Status jenv VU.png

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 叶内拓哉『山溪ハンディ図鑑7 日本の野鳥』、山と溪谷社1998年、181頁。
  • 桐原政志 『日本の鳥550 水辺の鳥』、文一総合出版2000年、75頁。
  • 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社、2000年、61頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館2002年、22頁。
  • 高野伸二 『フィールドガイド 日本の野鳥 増補改訂版』、日本野鳥の会2007年、108-109頁。
  • 安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年、307頁。
  • 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、33頁

外部リンク[編集]

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