ズクヨタカ科

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ヨタカ目
ミヤマズクヨタカ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: アマツバメ目 Apodiformes
亜目 : ズクヨタカ亜目 Aegotheli
: ズクヨタカ科 Aegothelidae
学名
Aegotheli Sibley et al., 1988
Aegothelidae Bonaparte[1]1853
和名
ズクヨタカ
英名
Owlet-nightjar

ズクヨタカ科 (Aegothelidae) は、鳥類アマツバメ目の科である。ズクヨタカと呼ばれる。

特徴[編集]

オーストラリア区の、ほとんどはニューギニア、一部がオーストラリアモルッカ諸島ニューカレドニアに生息する。

全長20–30cm。羽色は全体的には暗褐色だが、さまざまな模様がある。

夜行性。森林に住み、枝から飛び立って空中や地上の昆虫などを捕食する。

系統と分類[編集]

「ズクヨタカ」という名だがヨタカ類よりはアマツバメ類に近縁である。伝統的にヨタカ目に含められてきたが、現代的な分類ではアマツバメ目に移される[2][3]。アマツバメ目の中では最も基底で分岐する[4]

1科でズクヨタカ目 Aegotheliformes とする説もある。かつてのSibley分類では、ヨタカ亜目(ヨタカ目に相当)とは別のズクヨタカ亜目 Aegotheli に1科のみで分類されていた。Sibleyらはこれらをフクロウ目に含めたが、ヨタカ目の2亜目とすることもある[5]

アマツバメヨタカ類
アマツバメ目
伝統的なアマツバメ目

ハチドリ科




アマツバメ科



カンムリアマツバメ科





ズクヨタカ科




ガマグチヨタカ科



ヨタカ科



アブラヨタカ科



タチヨタカ科



[編集]

国際鳥類学会議 (IOC) の分類では1属9種からなる[2]Euaegotheles 属を別とする説もある。

出典[編集]

  1. ^ en:Charles Lucien Bonaparte or en:José Bonaparte
  2. ^ a b Gill, Frank; Donsker, David, eds. (2010), “Swifts, hummingbirds & allies”, IOC World Bird Names (version 2.5), http://www.worldbirdnames.org/n-swifts.html 
  3. ^ Christidis, Les; Boles, Walter E. (2008), Systematics and Taxonomy of Australian Birds, CSIRO Publishing, ISBN 9780643096028 
  4. ^ Hackett, S. J.; Kimball, Rebecca T.; et al. (2008), “A Phylogenomic Study of Birds Reveals Their Evolutionary History”, Science 320: 1763–1768 
  5. ^ Livezey, Bradley C.; Zusi, Richard (2007), “Higher-order phylogeny of modern birds (Theropoda, Aves: Neornithes) based on comparative anatomy. II. Analysis and discussion”, Zoological Journal of the Linnean Society 149: 1–95, http://biology-web.nmsu.edu/houde/Livezey&Zusi_2007.pdf