スーパーマリオくん

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スーパーマリオくん
ジャンル ギャグ漫画
漫画
作者 沢田ユキオ
出版社 小学館
掲載誌 月刊コロコロコミック
発表期間 1990年11月号 - 連載中
巻数 既刊47巻(2014年2月現在)
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スーパーマリオくん』は、テレビゲームマリオシリーズを題材にした沢田ユキオによる日本漫画作品。同名嵩瀬ひろし作の漫画もある。なお、『コロコロイチバン!』で連載中の『オレだよ!ワリオだよ!!』、この作品の前身にあたる『スーパーマリオブラザーズ2』などの派生作品についてもこの項で扱う。

2013年現在、『月刊コロコロコミック』(小学館)で連載されているのは「New スーパーマリオブラザーズ U編」である。

概要[編集]

1990年11月号から小学館の『月刊コロコロコミック』と『別冊コロコロコミック』、一部の学年誌で連載中。当初はスーパーファミコン誕生記念特別企画の読み切り漫画とする予定が、人気にこたえて連載化したもの。2010年11月号で連載20周年を迎えた。

単行本は2013年5月現在、46巻まで刊行されている。『月刊コロコロコミック』の中では最も連載期間が長い漫画である。主人公となるマリオたちがギャグをかましながら冒険していく。一部には外伝的な要素(下記「その他」参照)も見られるが、ほとんどは最新の『スーパーマリオシリーズ』のゲーム内容を踏襲している。しかし、原作と実際の漫画上の解釈が異なるシーンもたびたび出てきて(スーパーマリオサンシャイン編なのに『スーパーマリオブラザーズ3』のしっぽマリオに変身するなど)、「ゲーム違うじゃん」というような突っ込みが出ることも多い。初期頃の話では、当時流行していた『ストリートファイターII』のパロディが多数存在する。初期ではゲームにはない敵キャラクター、アイテム、技が登場することも多かったが、中期以降はそういうことがほとんどなくなっている。

『月刊コロコロコミック』が月刊で発売されている以上、最新の動向を反映しづらい難点がある。そのため、掲載しているマリオシリーズの道中で別のマリオ作品の内容を挿入したり『別冊コロコロコミック』や増刊号などに番外編として対処している場面もある。また、ギャグとしてだが展開しているゲームとは別のゲームのキャラクターが出てくるなど苦肉の策も施されている。

マリオなどのキャラクターの行動がギャグになってしまった時、「あほ」などを書いた貼り紙が貼られる。狙ってギャグにした場合は貼られずに相手がずっこける。途中から「ウンコ」が登場するコマの脇に花が書かれるようになった(作者いわく、下ネタを中和するため)。時々マリオが芸人のギャグでボケる場合がある(特に『エンタの神様』の芸人や連載している時にブレイクしていた芸人が多い)。また、主に初期から中期にて、RPGゲームのメッセージウィンドウが出て、状況を説明する時がある。しかし、マリオなどが勝手にメッセージを出して他のキャラクターに突っ込まれることもある。

単行本で話の話数は「第○話」ではなくゲームに合わせて「第○面だい○ステージ)」となっている(短編や番外編の場合は「特別面」)。

前半期から中期までのルイージはマリオより利口という設定で、ボケるマリオやヨッシーに対しての突っ込み役だったが、次第にボケ役になってきている。また、マリオに対する呼称が「マリオ」または「お前」だったのに対し、現在は「兄さん」となり、一人称も「俺」から「僕」になった。

2013年現在、マリオシリーズで唯一連載中の漫画である。

登場人物[編集]

これまでのシリーズ[編集]

スーパーマリオワールド編
連載開始時の最初のシリーズ。コミックスでの連載は1巻〜6巻。マリオとルイージが恐竜ランドに来た所から始まる。
『月刊コロコロコミック』の連載では、まだ「題材とするゲームを変える」という概念がなく、クッパ城突入は作中で自虐ネタにされるほど引き伸ばされ、別のゲーム(『スーパーマリオカート』や『スーパーマリオUSA』など)は以降の作品のように題材を変えるのではなく、劇中に特別出演させる形で出されていた。そのため本作最長のシリーズとなっている。(小学三年生、小学四年生では「ちょっとだけよ完結編」と呼ばれる違うエピソードを描いて完結させ、続編として「スペシャルゾーン編」が描かれている。スペシャルゾーン編の結末でもクッパは捕まり、一応決着は付いている)。またオリジナルキャラクターが多い。
「ちょっとだけよ完結編」エピソードは「コロコロの方の完結編はもうすぐですよ」という注釈を入れた上で4巻に収録され、マリオたちに「何度も対決させんなよ」とツッコミを受けたが、ある意味その「完結編」が描かれることはなかった。
スーパーマリオUSA編
『月刊コロコロコミック』でクッパ城の途中から連載。コミックスでの連載は8巻。数話前からキャサリンなどが登場している。最後のマムーの戦いでは痺れを切らしてクッパが城ごと乗り込んで登場し、最終的にはスーパーマリオワールド編とあわせて終了した。
クッパ城内部の途中、突然現れたマムーの部下・ドドリゲスによって、マリオ達は強制的にマムーの支配する夢の世界・サブコンに連れて来られてしまった。サブコンを解放するため、元の世界に戻るために、マリオ達はマムーを目指して冒険を開始する。
実際のゲームにはヨッシーは出演しない。9巻で、後日談的な話でクッパが用意した「バトルドーム」内での戦い(初代『マリオブラザーズ』を模した闘い)が行われる。
6つの金貨
上記の2シリーズの同時終了後の新シリーズ。コミックスでの連載は7巻〜10巻。マリオがクッパと戦っている間、マリオランドがワリオに乗っ取られてマリオ城も奪われる。マリオは奪われたマリオランドを取り戻すため、マリオ城に入るのに必要な鍵となる6つの金貨を集める冒険に出る。プロローグが複数あり、6巻ラストではマリオが見ていたテレビでマリオランドが乗っ取られたというニュースが流れ、マリオが単独でマリオランドに向かい、ザコとの戦闘の後、ワリオに宣戦布告する、というところで終わっているが、コミックスでの実質的なスタートとなる7巻冒頭では、何も知らずマリオランドに帰ってきたマリオが、島に戻って来て初めて、島や城がワリオに乗っ取られたことを知り、ワリオを倒して島と城を取り戻すため、城に入るのに必要な6つの金貨を集める冒険を開始するというものになっている。このシリーズに限らず、本作が学年誌でも掲載されていたころは同じゲームを題材にした作品を複数の雑誌で掲載することもあったため、コミックスでは一部シリーズにおいて複数のプロローグやエピローグが存在することがあり、それらはコミックス内において、さまざまな形で処理されている。また、コロコロコミック掲載作品は学年誌掲載作品に比べ基本的にページ数が多い。
クリスタルキノコアドベンチャー
ゲームにないオリジナルストーリーで、コミックスでの収録は9巻。クッパやワリオを倒した後クッキー屋を営んでいたマリオたちは、世界を混乱に陥れた邪悪な力を消すためにクリスタルキノコと呼ばれる財宝を探す。マリオは最初、昔のこと(クッパやワリオと戦ったことなど)をすっかり忘れていたが、アイテムブロックで頭を打ったショックでバニーマリオに変身した同時に記憶を取り戻し、中盤からは機械の国の国王から授かったスーパースコープで『ヨッシーのロードハンティング』のように戦っている。また、キャサリンが妖精役で登場している。この話の初登場時のクッパは、映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』でクッパが使った「退化銃」を使用した。
マリオとワリオ編
月刊コロコロコミック掲載。クッパ城で退屈しているピーチ姫が、ワリオによりバケツをかぶせられた。そのバケツを外す鍵を持っていると言うルイージを探すクッパは、同じくバケツをかぶせられたマリオと、ヨッシー(無事)とともに、ルイージ探しに出発する。ルイージは毎回マリオたちの近くで登場するがいつも気づかれない。ゲームに登場する妖精ワンダはクッパに潰され同化してしまう。鍵をもっているというのは、ルイージ自身を鍵にするということだった。コミックスの連載は9巻〜10巻。
ラストでは、ワリオが宝島と言われるキッチン島の地図を手に入れており、宝探しに行く相棒を捜していていたが、今回の冒険は全てテストであり、それをクリアしたマリオを相棒に選ぶ、というどんでん返しなオチになっている(本誌掲載時はその後11巻第2話につながる)。
9巻136〜137ページで3コマ、10巻26ページで1コマ、マリオがスーパースコープを使っている。
スーパーメイズコレクション
コミックス10巻に掲載された特別面(スペシャルステージ)。ピーチ姫が再びクッパに攫われ、少々うんざりしながらもマリオ達はピーチ姫を救うため「メイズワールド」に旅立つ。その後数ページが読者が楽しめる迷路になっている。終了後、真の黒幕であるワリオが登場。マリオ達は今度は前より難易度の高い迷路があるワリオ城に突入する。
ワリオランド
月刊コロコロコミックと学年誌の両方に掲載。前者では、マリオとワリオ編終了後、強引に「ワリオランド編」に突入。しかしコミックスではなかったかのように扱われており、後者の物が本筋として採用されている。ヨッシーのお見合い相手・チラ子の島がワリオに襲われ、救出のためマリオとヨッシーが向かうが、島はさらに海賊・ブラックシュガー団に襲われ、ワリオもやられてしまったことを知る。島に残っていた海賊のヤリクリ達をやっつけたマリオは奪われた黄金像を取り返すため、ワリオは自分の城を建てる資金集めのため組んで海賊の根城・キッチン島に向かう。
掲載誌の都合でもう1つのプロローグがあり、こちらでは、ノコノコに騙されてニセの宝島(キッチン島)に来たマリオとヨッシーが、同じく宝を狙って島に来ていて、海賊にやられてしまったワリオと出会う。そこにピーチ姫からの連絡で黄金像を取り返すことになり、城を建てる資金集めが目的のワリオと(仕方なく)手を組み、冒険を開始する、というものになっている。
ルイージは連載後期から登場。ワリオがニンニクをはじめとするアイテムで初めてパワーアップする。ジェットマリオ、ドラゴンルイージと、マリオやルイージもワリオのアイテムでパワーアップしたが(マリオは2回、ルイージは1回だけ)、ワリオのパワーアップは、2回だけジェットワリオになったことを除けば、全てブルワリオだった一方、ドラゴンワリオにはならなかった(その代わり、マリオとワリオ編で1回だけドラゴンワリオの姿を見せている)。『月刊コロコロコミック』では黄金像によって突然オリジナルの未来編に突入する。単行本13巻では、もう1つのエピローグが収録されている。実際のゲームには、マリオはエンディングのみ登場しヨッシーとルイージは登場しない。コミックスでの連載は10巻〜13巻。
ワリオの森
別冊コロコロコミック掲載。ワンダたちが住む「平和の森」が、ワリオに乗っ取られた。頼みを受け、マリオたちは平和の森を救うべく冒険に出る。
ゲームでの主役はキノピオだが、マリオをはじめルイージ、ヨッシーに加え途中からキャサリンも加わる。マリオとワリオ編に登場したワンダも特別出演。1回ゲーム上の主役であるキノピオが敵を倒したことがある。実際のゲームにはワリオ、キノピオ、キャサリン以外は登場しない。また、キャサリンは敵キャラクターだが実際はキノピオの応援役を務めている。コミックスでの連載は11巻〜13巻。
最初の話に、河合じゅんじの『かっとばせ!キヨハラくん』のモリ監督が1コマだけだが登場している。
また、このシリーズから当時のコロコロでの担当編集者、秋元が背景によく特別出演するようになる。
未来編
『月刊コロコロコミック』掲載。黄金像の装置でタイムスリップしたマリオ達はクッパに支配された未来の世界に着いてしまう。敵の攻撃でタイムマシンを失ったマリオ達は、未来のクッパの手下達と戦いながら冒険を続ける。各回1人コクッパが出てきて戦う、というパターンで展開されていたが、少々強引に本シリーズは打ち切られ、ヨッシーアイランド編へと続いた。
激闘!!サバイバルレース編
番外編。キノコ王国国王主催で、「ピーチ姫争奪激闘サバイバルレース」が開催されることを知ったマリオたち。内容は、チェックポイントを通ってえのき山にゴールする、というもの。優勝者への賞品は、ピーチ姫と結婚。副賞のコイン100万枚&1年間ごちそう食べ放題に目がくらんだルイージとヨッシーと組み、マリオも参加することに。他の参加者は、クッパとワリオだった。こうして、マリオチームVSクッパVSワリオの、三つ巴のサバイバルレースがスタートした。コミックスでは13巻に載っている。
ヨッシーアイランド
未来編から強引に開始。赤ちゃんの頃のマリオとルイージを生まれる前に始末するために過去にタイムスリップした未来カメックとクッパを追い、マリオ達は、ヨッシーをカタにしてたる型タイムマシンを購入し、未来から一気に過去のヨッシーアイランドに到着。そこで、コウノトリが落とした赤ちゃんマリオを発見。さらに、赤ちゃんルイージがカメックによって奪われたことを知る。未来から返品されてタイムワープして来たヨッシーと合流したマリオ達は、奪われた赤ちゃんルイージを取り戻し、赤ちゃんマリオとともにキノコ王国に届けるため、邪魔するカメック達から赤ちゃんマリオを守りながら冒険に出る。ゲームと違いクッパは後半までこれまでのシリーズと同じ年齢になっている(後にあることでベビークッパになる)。
実際のゲームでは大人時のマリオ、ルイージ、クッパは登場しない。このシリーズからヨッシーの横顔に多少変化が現れる。コミックスでの連載は14巻〜15巻。
このシリーズ以前は、月刊コロコロコミック掲載作には基本的に「○○編」の見出しがコミックスには書いていなかったが、本シリーズより月刊コロコロコミック掲載作にもシリーズごとの見出しがつくようになった。(本シリーズは最初の話が右ページから始まっており、ページの都合上シリーズの見出しをつける必要があったのがきっかけである)
スーパードンキーコング
学年誌掲載。マリオとヨッシーがキノコ王国に行く途中、乗っていた飛行機がヨッシーが食べたせいで、ドンキーの住むジャングルに墜落してしまう。クランキーコングの頼みでドンキーとディディーと共にバナナを盗んだクレムリン軍を倒しに行く。この話では、ドンキーはマリオたちのことを知らない設定になっている。シリーズ末期はほとんど『スーパードンキーコング2』のキャラクターばかり登場した。また、一度だけ『ヨッシーアイランド』の話が登場するが、こちらの話は『ヨッシーアイランド』発売前の掲載であったためにヘリコプターアイテムを取る場面が修正されている(初出時はブロックで変身していたが、単行本時はゲーム通りシャボン玉で変身する)。本作品ではマリオとヨッシーが初めて出会ったのは1巻第1面であり、設定が異なる。実際のゲームにはマリオとヨッシーは登場しない。コミックスの連載は14巻〜15巻。
このシリーズとは別に『スーパードンキーコング』を題材にした1話の読切が存在し、12巻にも収録されている。しかし、この時点で作者は『スーパードンキーコング』のドンキーは新キャラクターであるという設定を知らなかったらしく、新ドンキーがそれ以前に何度か描かれていた旧ドンキーコングと同じデザインで描かれている。
スーパーマリオRPG
学年誌とコロコロコミックの両方に掲載。ある日マリオは突然泣きついて来たクッパから謎の悪役カジオーにクッパ城が乗っ取られピーチ姫も行方不明になった事を知る。マリオワールドをも征服しようとするカジオーを倒すため、マリオはクッパと手を組みスターピースを集めるべく戦う。
コロコロコミックにおけるこのシリーズは4ヶ月で打ち切られた(ブッキータワーからヤリドヴィッヒ戦まで。省略もあった)。シリーズ最終回となった『月刊コロコロコミック』6月号ではラスト2ページで突然ピーチ姫やルイージ、ヨッシーたちが現れ残りのスターピースを持ってくるという終わり方だった。2013年現在、単行本には収録されておらず、14巻の初版の次回予告に少しと書かれていただけである。その次回予告は、後に『スーパーマリオ64』のはねマリオに変更された。それゆえに本作品で唯一なかったことにされたシリーズである。のちにコミックスのおまけとして描かれたファンレター投稿者の名前を掲載するページにおいて、「RPG編は都合により掲載できません。機会があればいずれ…」と書かれている。描き下ろしの4コマ漫画ではルイージが執筆されていたことを認めるセリフがある。
学年誌版も同じく短期間で終了。ただしこちらはストーリーを大分省略、簡潔化してはいるもののカジオーを倒して無事完結している。
スーパーマリオ64
コロコロコミックと学年誌の両方で掲載。久々に家に戻ったマリオの元にピーチ姫から招待状が届く。しかし、マリオがキノコ城に到着した時、すでに城はクッパの手に落ちており、キノピオ以外の者は皆、絵や壁などの中に閉じ込められてしまっていた。マリオはピーチ姫たちを救出すべくパワースターを集め始める。学年誌版はアナザーストーリーという扱いでコミックス掲載。ヨッシーやルイージは途中から登場。連載中7周年記念としてこれまでのキャラクターたちが一堂に会した。実際の64版のゲームにおいてはルイージとヨッシーは冒険に参加していない。また、ルイージ、ワリオはDS版に登場している。コロコロ版終盤ではクッパの行動によりオリジナル要素の強い展開となる。コミックスでの連載は15巻〜19巻。
このシリーズからマリオとルイージがある程度差別化され、ピーチ姫の髪型が変更された。
マリオカート64
小学3年生掲載。ピーチ姫が「優勝者にとってもいいものアゲル」というカートレースが開催され、マリオたちが出場する。ゲームと違いあらゆるコースを一気に走り抜ける。クッパはカートに乗っていたり、コースに仕掛けをしてマリオたちを待ち受ける。途中でドンキーコングも参戦する。コミックスの連載は17巻〜18巻。
ヨッシーストーリー
学年誌とコロコロコミック両方で掲載。ベビークッパの魔法で絵本にされてしまったヨッシーの島を元に戻すためマリオとちびヨッシーたちがベビークッパ城を目指す。ウンチの登場頻度が非常に多く、特に20巻ではほぼ全ての回に登場している。一度、ルイージが8周年記念ゲストとして登場している。また、ワリオもサンタの格好でゲスト出演している。実際のゲームにはマリオ、ルイージ、ワリオは登場しない。コミックスでの連載は19巻〜20巻。
学年誌版はアナザーストーリーとして21巻に掲載。しかし19巻の時点ではそのような形にする予定がなかったようであり、次巻(20巻の)予告に21巻収録作品が掲載されていたり、1話だけ3年生掲載作が収録されていたりする。
このシリーズから、別冊コロコロコミックで時々、月刊コロコロコミックでの本筋にかかわるエピソードを行うようになった。たとえば本シリーズでは、月刊のみ購入し別冊を購入しなかった読者にとっては、説明なくポチが仲間になっていたり、敵キャラクターの目隠しテレサが理由もなく登場しなくなったりという不親切な状況があった(以降のシリーズでは「○○については別冊コロコロコミック〇月号をよんでね」という風にテロップなどで説明が入るようになった)。
本シリーズを機に、これまで間違ったデザインだったヨッシーの背中が正しいものに戻された。
マリオパーティ
コロコロコミックと学年誌の両方で掲載。マリオたちがスーパースターになるためスターを巡って競い合う。ストーリーはオリジナル要素が多い。珍しく、コロコロ版プロローグは別冊コロコロコミックに掲載された(月刊ではあらすじの説明は1ページで済ませており、このページは22巻に前回のあらすじのような形で掲載された)。別冊はほぼ『ワリオランド2』の販促作品となっていた。連載初期はクッパの口のデザインも正規の物に戻そうとした跡が見られる(しかし途中から以前の形に戻された)。ヨッシーはチビヨッシーと同じような大きさで描かれている場面が多い(9周年記念でチビヨッシーたちが登場した回は普段と同じ大きさで描かれている)。
21〜23巻収録。
マリオパーティ2
コロコロコミックと学年誌の両方で掲載。クッパに乗っ取られたテーマパーク「マリオランド」をマリオたちが協力して取り返す。なおコロコロ版と3年生版ではクッパがマリオランドを奪う理由が異なっているが、コミックスでは前者を本編としている(しかし、後者の設定に基づいたセリフをクッパがしゃべっているシーンがある)。月刊コロコロコミックでは完結話が描かれず、若干中途半端な形で終わっている(コミックスでは3年生版の結末が本編として掲載)。なお、小学3年生ではこのシリーズが8カ月という中途半端な期間で完結してしまったために、次のマリオストーリー編に悪影響が出てしまった(後述)。この頃は「スーパーマリオ64編」末期から起きていた新作発売から漫画化までのズレが大きくなり、ゲーム版が12月発売だったにもかかわらず翌年の『月刊コロコロコミック』5月号でようやく漫画化されるほど遅れていた。コミックス24巻収録。
ヨッシーパラダイス編
番外編。ヨッシーアイランドに里帰りしたヨッシーとチビヨッシーたちがベビークッパの騒動に巻き込まれる。コミックスでは24巻に載っている。コミックスでは初期の版では本作の掲載ページに乱丁があった。
マリオストーリー
星の国の精霊達に守られていた宝物「スターの杖」を手に入れたクッパはピーチ姫をキノコ城ごと連れ去ってしまう。クッパの強大な力にあっさり敗れたマリオはスターの杖の力で封印された精霊たちを探しクッパを倒すべく冒険に出る。『月刊コロコロコミック』での連載10周年となった回では特に何も行われなかった(ちょうど本シリーズの第1話とかぶり、お祝いのイベントが盛り込めなかった模様)が、11周年となった回ではワリオ、ルイージ、ヨッシー(キャサリンも1コマのみ登場)がゲスト出演した。ゲームとは違いクッパ戦まで同行したのはクリオとカメキとピンキー(『月刊コロコロコミック』では未登場)だけだった。小学3年生では、前述の通りマリオパーティ2編の影響で掲載期間が4カ月しかなく、「マリオたちがいるダンジョンにちょうどクッパが視察に来ていたのでいい機会に最終決戦に突入する」という形で打ち切られた。実際のゲームにワリオは登場しない。また、ルイージとヨッシーは冒険の手伝いはしない。コミックスでの連載は25巻〜27巻。
月刊コロコロコミック本誌掲載時は、星の精「ニール」が初登場した際、その名前が「テール」と間違って書かれていた。しかも本作の特色であるダジャレを間違った方の名前で行っていたため、コミックス掲載時はそのギャグが使われたコマが描き直されることとなった。
マリオパーティ3
宇宙一のスーパースターを目指すため、マリオたちがミレニアムスターをめぐって争う。小学3年生収録。コミックスは27、28巻。
スーパーマリオサンシャイン
ドルピック島の平和を守るため、シャインを集めるというストーリー。コミックスでの連載は28巻〜32巻。ヨッシーも途中から登場。今回のヨッシーは、マリオがヨッシーとルイージを追い出すために飛行機を切断されて海に落とされた(結局マリオたちも海に落ちた)。これがきっかけでゲームと同様に水に入れなくなった(実際のゲームの設定と異なる)。
なお、ルイージは海に落とされたことで、プロローグ以外の話には一切出てこず、かつ実際のゲームにも登場しない。このため「海に落とされたままどっかいってしまった」とヨッシーが言っているがペーパーマリオRPG編ではいつの間にかキノコ王国に戻っている(どうやって戻ったのかは不明)。そのヨッシーもマリオとともに冒険することはあるが特定の場所だけでしか一緒に行動せず設定も違う。
このシリーズからマリオとルイージの判別がさらにしやすくなった。
未完結のスーパーマリオワールド編を除けば最も連載期間の長い作品。
ペーパーマリオRPG
伝説の宝を見つけるため、宝の地図を頼りに7つの宝石「スターストーン」を集めて、宝を見つけに出かける(また、宝の地図をゴロツキタウンで見つけ、マリオと宝探しをしようとしていたピーチはゴロツキタウンの港でメガバッテン軍団にさらわれて、影の女王に体を乗っ取られる)。コミックスでの連載は32巻〜35巻。今回のマリオは誰かに「かみ」と言われるとマリオは紙のようにペラペラの体になる。ゲームとは違いカゲの女王戦まで同行したのはクリスチーヌとノコタロウだけだった。終盤からはクッパも加わる。フランクリやプニ族といったゲーム内で主要なサブキャラクターは登場していない(ただし32巻の目次には登場している)。実際のゲームでクッパは仲間にならず、マリオは「かみ」と言われるとペラペラの体になるのではなく、呪われた紙の力を得て状況に応じて紙になって形を変えることになっている。
マリオvs.ドンキーコング
別冊コロコロに掲載された物語。単行本では33巻の「特別編」として載っている。キノコ王国で大流行した「ミニマリオ」をドンキーコングが全て奪ってしまう。それをマリオとキノピオ、さらに不良品で奪われなかった「ミニマリオ」の3人でドンキーコングに立ち向かう。なお、「ミニマリオ」が合体して、「ビッグマリオロボ」となりマリオが搭乗し、ドンキーコング操るロボと対決する。
マリオ&ルイージRPG2
オヤ・マー博士がタイムマシンの開発に成功し、それにピーチが初試乗し過去に旅立つ。しかし帰って来たタイムマシンに乗っていたのはゲドンコ星人だった。過去でピーチに何があったのか確かめるべく、マリオとルイージは過去へ旅立つ。コミックスでの連載は35巻〜37巻。ルイージはこの作品で久々のレギュラーになり、性格も大幅に変化した。ゲドンコ星人全員はマリオたちと同じ言葉で独特な喋り方があるものの理解できるような話し方でしゃべるようになっているが、実際のゲームのゲドンコ星人の会話はゲドンコ語で話していてマリオたちには言葉が分からない(ただし、一部のイベントのみマリオたちと同じ言葉で普通にしゃべる)。
New スーパーマリオブラザーズ
特別編で全てが1話完結型のストーリー。冒頭でメインとなる敵キャラクターが登場し、「そんな○○とは関係なく、こんなマリオから始まります」で話がスタートする。登場する敵キャラクターはトゲゾー(巨大キノコで巨大化する)、大カロン。コミックスでは36巻に載っている。
スーパーペーパーマリオ
ピーチ姫がさらわれ、いつもの如くクッパの仕業だと思ったマリオとルイージがクッパ城に向かう。しかし、ピーチ姫をさらったのはノワール伯爵であった。マリオはクッパと協力(?)してノワールと戦うが、ボロ負けし、ノワールはクッパとピーチ、ルイージを浚って消えてしまった。マリオはノワールの野望の阻止とピーチ姫を取り戻すためにフェアリンのアンナと旅に出た。ノワールの手下、ドドンタスとマネーラはゲームではマリオたちの旅先で何回も登場してマリオたちと戦うが、本作では1回しか登場しない。物語が進むとクッパ、ルイージ、ピーチも加わって最後まで登場する。
ペーパーマリオシリーズ2作(「マリオストーリー編」「ペーパーマリオRPG編」)と比べてストーリーはそれほど長くなく、半年ほどで連載を終了した(ピーチがピュアハートを一気に2個持ってきたり(ルイージの洗脳がゲームより早く解けたため、モノノフ王国とアンダーランドでのストーリーが成り立たないためか)など)。そのため、これまでの月刊は実際のゲームの順番通りに物語が進んでいたのに対して、次元技やクッパが仲間になるなどの回が別冊で掲載され、月刊ではスキップされた。コミックスでの連載は37巻〜38巻。
スーパーマリオギャラクシー
星くず祭りの日、クッパがピーチ姫を城ごと攫う。マリオは追いかけるもやられ、小さな星に落ちる。そこで星の子チコと出会いピーチ姫を助ける旅に出る。コミックスでの連載は38巻〜40巻。
物語が進むとルイージも登場する。彼は序盤ではゲストキャラクターで、助けてもまたどこかに飛ばされていたが、後に共に冒険に加わる。実際のゲームでは協力することがあるがついて行くのではなく、別々のデータで冒険する扱いになっている。
マリオ&ルイージRPG3!!!
キノコ王国でメタコロ病が大流行。会議に呼ばれなかったことに不服だったクッパはピーチ城へ来てマリオを攻撃するが、いつものような力が出ずマリオにあっさりと倒された後イエロースターに吹き飛ばされてしまった。マリオに敗北したクッパは謎の商人(ゲラコビッツ)にバキュームキノコを貰い、再びピーチ城にやってきてマリオたちを吸い込んでしまった。コミックスでの連載は40〜41巻。
本作ではイモーヌ、チャクラ、リューグーからなる三賢者は登場せず、原作では『マリオ&ルイージRPG』から登場していたゲラコビッツも本作が初登場である。
New スーパーマリオブラザーズ Wii
ピーチ姫の誕生日、ピーチ城はプレゼントであふれんばかり。マリオ、ルイージ、そしてキノピオたちは、みんなで祝っていた。そこへ、びっくりするほど大きなケーキが届く。すると、ケーキの中からクッパJr.とクッパの手下たち(『スーパーマリオブラザーズ3』で初登場)が飛び出してきて、ケーキでピーチ姫を攫い飛行船で飛んで行ってしまった。マリオはルイージとヨッシー、2人のキノピオ(あおキノピオ、きいろキノピオ)と共にピーチ姫救出に向かった。コミックスの連載は41〜44巻。
この作品でヨッシーが久しぶりにレギュラーとなった。実際のゲームではヨッシーは特定コースでしか手助けしてくれない。
なお、マリオ、ルイージ、ヨッシーが3人で冒険する作品は「スーパーマリオ64編」以来である。
スーパーマリオ 3Dランド
いつも通り、またまたピーチ姫がクッパに攫われてしまう。マリオはピーチ姫を救出するため、キノピオと共に冒険に向かった。コミックスでの連載は44巻〜46巻。
この作品で前作に引き続きキノピオがマリオに同行する(今作のキノピオは赤色の為、New スーパーマリオブラザーズ Wii編のキノピオとは別人)。実際のゲームではマリオに完全に同行しているわけではなく、操作することはできない。途中、ルイージも合流。実際のゲームでは、ルイージは、スペシャルワールド2-1から使えるようになる。
New スーパーマリオブラザーズ U

派生作品[編集]

スーパーワリオくん・オレだよ!ワリオだよ!![編集]

スーパールイージくん[編集]

ルイージが主役の『スーパーマリオくん』の外伝。ゲームキューブ用ソフト『ルイージマンション』を題材にしている。

ある日ルイージに豪邸が当たったという手紙が届く。ルイージはマリオを誘うがマリオはいなかった。そのため先にルイージがその場所に向かったがそこはオバケ屋敷だった。さらわれたマリオを助けるためルイージはオバキュームと途中で出会ったキノピオと一緒に屋敷を散策する。

スーパーマリオくん劇場[編集]

コロコロイチバン!』2013年4月号から連載中。

舞台となったマリオの作品[編集]

通常形式[編集]

4コマ形式(コミックス収録)[編集]

この他、31巻に「赤ずきん」という4コママリオもある。

代表的なギャグ[編集]

  • アイテムをあげる(人物に贈呈するのではなく、頭上に掲げるというもの。18巻ではマリオが作者に対し「(この手のギャグを)何度も使うなよ」と指摘する描写があった)。
  • 人物に異状を来たす敵の攻撃は阿呆には通用しない(落ちで後から通用するということも多い)。後で、「やっぱり阿呆だ」言われる。
  • 「サインを…」と言われサインをするが、「あげる」と続き逆に相手側から相手の色紙をプレゼントされる(マリオが「いらん」とツッコむのもお約束)。
  • マリオがその土地の住民に気づかれた後、「あほでまぬけでドジでぶさいくで大ボケでオナラが臭いことで有名なマリオ」と言われる。
  • 「助けてくれたらお礼をする」と言われると器用な戻り方(前を見ながら後ろに戻るなど)をする。
  • キャラクターが相手や恐怖に怯えて「こわい」と言いながらパニックに陥る行動をすると「おまえのほうがこわいわ!」とツッコまれる。
  • アイテムのハンマーが出る際に、キャラクターが必ず「サンマ(その他にも似た言葉のもの)」と勘違いしたり間違えてそれを出したりする。

特記事項[編集]

  • 単行本版では次の話へ移動する前のページにちょっとしたすごろくパズルゲーム、描き下ろし4コマ漫画が掲載されていることがある。また、10巻目では到達記念として数十ページに渡ってのクイズ・パズルページが設けられている。次巻に掲載予定のページが予告として収録されていることも多い。また、13巻、20巻にはそれぞれの巻以前の単行本を簡易説明するコーナーもある。また『月刊コロコロコミック』に掲載された話は単行本の出版にあたり一部修正が加えられている(セリフや「○○ページと比べてみよう」など)。
  • 最大で5誌にわたって連載されているため掲載誌によってはシリーズのプロローグと完結が変わっているもある。
  • 小学三年生』で1回だけ複数の漫画家が書いた『大乱闘スマッシュブラザーズ』があり、作者も手がけていた。
  • 『スーパーマリオくん』掲載前、出版社が違うが作者が描いた『スーパーマリオブラザーズ2』が存在するため、この『スーパーマリオくん』は作者が初めて描いたマリオ漫画ではない(その漫画は絶版のため手に入りにくい。詳しくは後述)。また、それ以前に沢田が初めてマリオ漫画を描いた『スーパーマリオブラザーズ』が存在する(こちらはスーパーマリオくん第40巻に収録されている)。
  • 単行本の1ページにあたる部分の著作権クレジットに、スーパーファミコンは任天堂の商標登録であることを促すことが記載されている(スーパーファミコンに限らず任天堂のハードウェアは携帯型のゲームボーイシリーズやニンテンドーゲームキューブWiiも存在する)。36巻以降からは単行本の最後のページの作者紹介のページにて「ニンテンドーDSWiiは任天堂の商標です」と記載された。
  • 第1回の連載では、「コインを股に挟んで、キンタマリオ」というギャグ(当時流行した裏技の再現)があったが、次号の欄外にはこの表現について「任天堂のキャラクターに対して不適切な表現があったことをお詫びします」と掲載され、コミックスには収録されなかった。
  • カービィリンクフォックスじーさんケシカスくん田中太郎焼け野原しんのすけなど、マリオシリーズには登場しないキャラクターや本作品とは関係の無い漫画のキャラクターが登場しているときがある。その時にはコマの端の方に「○○先生ごめんなさい」と謝罪文が書かれていることもある。『おぼっちゃまくん』のギャグが使われたこともある。他にも沢田と仲がいい樫本学ヴが出ているときもある。また、4巻には間寛平が特別出演するコーナー(写真付き)がある。
  • 漫画本編に、メタ的な要素が含まれていることもしばしばある。例えば劇中に『月刊コロコロコミック』や本作品のコミックスなどが登場し、それを読んでいるキャラクターがいたりする(キノピオやルイージなど)。また原作のゲームが登場したこともある。さらに連載○周年やコミック○巻発売などといった記念に到達すると沢田本人が劇中に登場することがある。
  • コマの端の方や看板などに作者の一言感想やツッコミが書かれている。
  • 金銭にがめついキャラクターやセリフのツッコミなどには関西弁、村民系統のキャラクターには東北弁が多用されている。
  • コミックス40巻では帯裏に、任天堂の宮本茂と沢田のツーショット写真が掲載され、コミックスにサインをして交換している。

スーパーマリオブラザーズ2(わんぱっくコミック)[編集]

『スーパーマリオくん』の前身にあたる作品。

徳間書店わんぱっくコミック1986年8月号から、第2部に相当する「スーパーマリオブラザーズ3」を含めると休刊(廃刊)号の1989年1月号まで連載された。

単行本は3巻までが発行されたが、現在全て絶版。第4巻の刊行が予定されていたが、『わんぱっくコミック』休刊に伴い発行されなかった。「マリオ2」は完結し、クッパとの決着は「マリオ3」に持ち越されたが、「マリオ3」は開始直後に(僅か2話で)『わんぱっくコミック』休刊に伴い未完となった。

概要[編集]

開始前の基本的なストーリーはオリジナルの『スーパーマリオブラザーズ2』に批准しているが、ピーチ姫がクッパにさらわれる過程が異なる(マリオはクッパを倒したが、ピーチ姫をキノコ王国に連れ帰るのを忘れた)。

『わんぱっくコミック』はファミコンゲームを題材にした漫画作品を数多く掲載していた漫画雑誌である。沢田も『スーパーマリオブラザーズ2』の連載前は主に『魔界村』や『影の伝説』などを題材としたショートギャグ漫画を執筆していたが、『スーパーマリオブラザーズ2』は同誌では最初にして最後の連載作品である。マリオやクッパ自体それらの作品でゲストや背景キャラクターとして登場していた。

基本的に『2』になってパワーアップしたという設定のクリボーやノコノコといった雑魚キャラクターとのギャグを交えた対決シーンがメインのバトル漫画である。作画に関しては、『スーパーマリオくん』と同じ画風でありギャグ漫画だが、『スーパーマリオくん』と異なり、ギャグだけでなくシリアスなシーンが多く、敵キャラクターとの対決シーンにでは、より「命を懸けた真剣勝負」であることが強調され、それに伴い暴力や死の描写が明確にされている。さらに『スーパーマリオくん』ではライバルキャラクターだがギャグキャラクターとなっているクッパも、不要と判断した部下を平然と粛清したりするなど、終始一貫して悪役として描写されている。

当時のゲームの大半は、公式設定と呼ばれるものが無く、マリオを含め設定資料と言えるものがプレイ画面と取扱説明書とパッケージイラスト位で、版権に関してもゲーム業界そのものが大らか(というより無関心)だったことから、コミカライズの際ストーリーや詳細な設定は執筆者に委ねられる事がほとんどだったが、『わんぱっく』版『スーパーマリオブラザーズ2』においても作者独自の解釈による設定が存在する。この作品に登場するオリジナルキャラクターやアイテムはあくまでもこの作品のオリジナル設定であり、任天堂公式設定ではない。しかし、オリジナルキャラクターやアイテムの中には「赤ちゃんマリオ」(『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』)、「亀の魔法使い」(カメック)、「潜水艦」(『スーパーマリオランド』)、「巨大化した雑魚キャラクター」(カメック)、「空を飛ぶマント」(『スーパーマリオランド』)、「戦うピーチ姫」(『スーパープリンセスピーチ』)など、後の『スーパーマリオくん』はもとより、後のマリオシリーズに登場する要素がゲームより先に登場している。

初期の『スーパーマリオくん』で、クッパがピーチ姫のために拵えた婚約指輪をめぐるやり取りはこの作品が初出である。他にも『スーパーマリオくん』に流用されたシーン(アホには効かない、ホラー穴、などのギャグ)やキャラクターが多い。

単行本化の際、描き下ろし作品が新たに描き加えられ、1巻の巻末にはクイズ漫画。2巻巻末にはゲームコミック(ゲームブック方式の漫画)が付録として掲載された。3巻の巻末は連載当時、小学館の学習誌『学習幼稚園』に連載されていたピーチ姫を主人公としたショートギャグ漫画「ミラクルピーチ」が掲載された。

外部リンク[編集]