スモーキークォーツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スモーキークォーツ

スモーキークォーツ(smoky quartz)とは、水晶の一種で、石英グループに属する鉱物の変種。茶色や黒っぽい煙がかったような色をしたものをスモーキークォーツと呼ぶ。和名は、煙水晶

目次

[編集] 性質・特徴

鉱物学的性質については「石英」を参照

モース硬度7で、落ち着いた色合いから良質のものは宝飾品念珠として加工されたり、置物印鑑などの素材としても幅広く用いられている。 色彩に発色する原因ははっきりとは分かっていないものの、地中で天然の放射能を浴びたり内部にアルミニウムイオンが含まれるためであるとされている。

[編集] 誤称(フォルス・ネーム)

かつては、トパーズの一種と誤認され、スモーキー・トパーズという名称で高価な宝石材料とされていたこともある。

[編集] 改良や着色について

天然のスモーキークォーツは、結晶(クラスター)の状態では見つかるものの、宝飾品になるほどの高品質のものは決して安価ではない。天然石ビーズとして流通しているものの中には、いわゆる「エンハンスメント(改良)」と呼ばれる加工が施されているものが多数ある。安ければ安いほど、その傾向は強い。白水晶に人工的に放射線を浴びせてスモーキークォーツにしたものもあれば、着色したものもある。その逆で、スモーキークォーツを加熱処理して黄水晶(シトリン)として販売しているケースも度々見受けられる。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 外部リンク