スベリヒユ
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スベリヒユ |
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Portulaca oleracea L. | |||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||
| スベリヒユ | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| Common Purslane |
スベリヒユ(滑莧; 学名: Portulaca oleracea)は世界の熱帯から温帯にかけて幅広く分布する多年性植物。 茎は赤紫色を帯び地を這って分枝、葉は長円形の肉質で互生し、夏期、枝先に黄・白・赤色の小さな花を咲かせる。
乾燥耐性があり、畑や路傍など日当たりの良い所に自然に生える。 農業においては畑作の害草として知られ、全般的に執拗な雑草として嫌われる傾向にあるが、地域によっては食料として畑作もされる。
同科にマツバボタンなどが知られる。
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[編集] 名称など
「ひゆ」とは、元来「小さく可愛らしい」ことを意味し[1]、植物では「莧」(草かんむりに「見」)の字を当てる。 「すべりひゆ」の名は茹でた際に出るぬめりに由来するとされる。
[編集] 利用
山形県では「ひょう」と呼び、茹でて芥子醤油で食べる一種の山菜として扱われており、干して保存食にもされた。 トルコやギリシャでは生または炒めてサラダにする。 ベンケイソウ型酸代謝(CAM[2])光合成を行う多肉植物であるため、液胞に蓄積されたリンゴ酸に由来する酸味があり、ぬめりのある独特の食感を持つ。
利尿作用があり、全草を乾燥させたものを「馬歯莧」(または馬歯見; ばしけん)と呼び、生薬に用いる。また民間薬として、葉の汁は虫刺されに効くとされる。 古くプリニウスの『博物誌』では、porcillaca として、さまざまな傷病に効く薬草として紹介されている[3]。
なお、「ひゆ菜」「莧菜(広東語:インチョイ)」「chinese spinach」などの名で流通している葉菜があるが、これは別科(ヒユ科)のアマランサスの一種である。
[編集] ハナスベリヒユ
ハナスベリヒユ Portulaca oleracea cv. は、スベリヒユの花卉園芸用に改良された品種で、こと日本においてはスベリヒユが雑草・害草として知られることもあり、近年ではスベリヒユ属の学名に由来した「ポーチュラカ」の名で親しまれる。 花は2cmから3cm程度、色は多彩で白や黄、桃色、薄紅色などの種類がある。温暖な間は常に連続的に花を付けるが、不稔。 高温と乾燥に強いが、多湿や寒さには強くない。性質的にもスベリヒユと近く、丈夫で手のかからない園芸植物である。

