スピード狂

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スピード狂(原題:MUTTS ABOUT RACING 公開:1958年4月4日)は、アメリカ合衆国の映画会社、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)社に所属していたアニメーターのマイケル・ラーによる作品のひとつ。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


目次

[編集] スタッフ

監督 マイケル・ラー
制作総括 ウィリアム・ハンナ ジョセフ・バーベラ
アニメーション制作 アーヴ・スペンス ハーマン・コーエン ビル・シーペック ディック・ビッケンバッハ カール・ヴィンチ ケン・サウスワース
レイアウト エド・ビーンディクト
背景 フェルナンド・モンテアレグレ
脚本 ホーマー・ブライトマン
音楽 スコット・ブラッドリー

[編集] 内容

10万ドルの賞金をかけたグランプリレースを争うドルーピーブルドッグのブッチ。ブッチの車は全体がエンジンという優れもの。対するドルーピーの車はぜんまい仕掛けのまるでおもちゃのような車。スタートと同時にブッチの車は猛スピードで駆け抜け、あっという間に彼方へ消えていく。対するドルーピーの車はのっけからぜんまいが切れる始末。勝敗は決まったかに見えた。ところが余裕で勝てるはずのブッチは途中でレースをやめ、ハンバーガー店に入っている間にドルーピーに抜かれるなど、不真面目で余計なことをしているのでレースは混戦となる。追いすがるドルーピーを何とかしようと悪知恵を企んだブッチは、道路を描いた看板をドルーピーの行く手に立て、そこにまんまと入り込んだドルーピーを看板ごと谷底に落とす。ところがこれで勝利は間違いないと油断したブッチは、運転の手を抜き、海辺で若い女性と戯れてしまう始末。そんなブッチの耳に入ってきたのは「ドルーピーの優勝確実とのニュース」。何とかドルーピーに追いすがり、ついにはドルーピーを抜き返したブッチ。ところがここでドルーピーを侮辱するしぐさをし、脇見運転となったブッチは「DEAD END(行き止まり)」の標識を見落とす。もちろん車は大破しブッチは病院送りに。結局、最後まで真面目にレースを続けたドルーピーの勝利。勝利のコメントは「やっぱり安全運転が一番ですね」であった。

イソップ寓話ウサギとカメ」のカーレース版である。

[編集] 登場するキャラクター

  • ドルーピー
    愛車は「プラモ8号」。名前のとおりおもちゃのような車でぜんまい仕掛け。葉巻に火をつけるライターにもなる。実は爆破された橋を谷底に車輪を伸ばして渡ったり、エンジンを抜かれてもそのまま走ったり、ブッチが描いたトンネルを通過できたりする驚くべき高性能を誇る。ドルーピー自身は紳士的で、車がパンクして泣いている女性(実はブッチが変装)を助ける。「ウサギとカメ」のカメ役。
  • ブッチ(スパイク)
    愛称は「人呼んで命知らずのブッチ」。愛車は「マッハ・スペシャル号」。お約束どおりのお馬鹿ぶりを発揮。最後はドルーピーの勝利に怒り病院で暴れた末に気絶し、彼の舌が賞金を数えるドルーピーの道具にされてしまう。「ウサギとカメ」のウサギ役。

[編集] 日本でのTV放映

TBS版の『トムとジェリー』の短編に挟まれて放映されていた。順番で時折放映された。

[編集] 関連事項

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