スピリチュアルヒーリング
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スピリチュアル・ヒーリング(Spiritual Healing)は、その言葉のとおり生体の肉体面に働きかける治療方法ではない。
人体は、肉体のみならず魂(spirit)からできている、という考え方を受け入れるところからスピリチュアルヒーリングは始まる。その魂は、神智学などにおいては、いくつかのエネルギー層をもち、エーテル体(気やチャクラが該当)、アストラル体(感情、気分や欲望)、メンタル体(精神活動)、コーザル体(他スピリットともつながる個人の核)とわかれているとする。
病は、各エネルギー層の不調和、「肉体、精神、霊」の不調和からもたらされると考え、その調和を試みる療法をスピリチュアル・ヒーリングという。
手段としては、太古からさまざまな方法がある。例をいくつかあげる。
- シャーマニズム
- シャーマニズムにおいては、エネルギー層に他の自然の精霊が介入することで病気は起きるのであるから、それを取り除けばよいと考えることが多い。そのために、精神を高揚させる薬草(麻薬作用のあるもの)を与え幻覚を導き出す。もしくは太鼓などの単調な音の中で催眠状態にする。そこで精霊に去ってもらうようシャーマンがかけひきをし、成功すると完治する。
- 超能力による癒し
- 施術者が特別な能力をもち、手を当てたり、石やナイフにより悪いエネルギーを「切り取ったり」「消し去ったり」する。有名な霊能力者(例えば、エドガー・ケイシー)の言い残した治療法を信じて行うこともある。
などなど、さまざまなヒーリング方法がある。特徴的なのは、いずれも治療結果が「体が軽くなった」「よく見えるようになった」「姿勢がよくなった」など、主観的でその場限りの効果であることである。もとより、なにもないところに理論を打ちたて、その治療をする、というマッチポンプのような治療法であり、プラシーボの域を超えない。施術するほうも、科学的な医療トレーニングを受けた者は少なく、上記のようなエセ科学理論を信じて行っている。
それゆえ治療の証拠が望まれており、オーラカメラといった科学上、存在が認められたことのないオーラが撮影されるカメラといったものに頼ることが続いている。

