スナッフフィルム

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スナッフフィルム(Snuff film)は娯楽用途に流通させる目的で行われた実際の殺人の様子を撮影した映像作品を指す俗語。スナッフビデオスナッフムービー殺人フィルム殺人ビデオともいう。死体映像、解剖映像、事故映像、処刑映像など、撮影者が殺したわけではない映像(たとえば『ジャンク』シリーズなど)はこれに含まれない。

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[編集] 実状

実際に娯楽・流通のために人を殺した映像だという「本物」のスナッフフィルムは2009年までは表面化したことがなく、都市伝説モラル・パニックに類するもので、ホラー映画や小説などの題材としては数多く扱われていた。こうした映画は、観客の欲情に訴えるゆえに本質的にポルノグラフィーの一種だとする定義もある[1]。またセックスサディストと呼ばれるような極度の加虐主義者の欲求を満たすために作られたフィクション・ポルノが存在する。連続殺人犯テッド・バンディ等が愛好者だったことが知られる。ただしスナッフがその性的志向をさらに強化するように働くのかそれとも欲求を満たすためのはけ口に留まるのかは未実証である。

スナッフフィルムという言葉が初めて使われたのは、1971年に出版されたエド・サンダーソンが書いたマンソンファミリーを扱った書籍である。その本の中でサンダーソンはインタビューを行っているが、そのインタビュー対象者は実際にはスナッフフィルムを見てはいない。その後、知名度を得たスナッフフィルムは、様々な作品の題材に取り上げられている。特に1975年モンド映画スナッフ』は実際のスナッフフィルムとの触れ込みで公開されたことで有名である。また映画『ギニーピッグ』は実際のスナッフフィルムだとチャーリー・シーンによって勘違いされ、FBIに通報されたというエピソードを持つ。

さまざまな殺人者は殺人の様子をビデオに収めている。たとえばドイツの殺人者アルミン・マイヴェスは殺害の一部始終をビデオに収めている。しかし、これは厳密な意味でのスナッフフィルムに当たらない。なぜなら「娯楽用途に流通させる目的」には当てはまらない為である。

2008年末ウクライナの若者達が男性を拷問の末虐殺するホームビデオがインターネット上で出回った(通称:ウクライナ21)。快楽目当ての痛々しい様子が克明に記録されており、ネット社会のタブーが破られた。犯人らは逮捕されており、流出の原因が本人達の手によるものではないと考えられている。報道では2007年夏の1ヶ月程度の間に20人以上殺害しており、男性の動画の他死んだネコのとなりでにっこり笑うスナップもあった。 安易な快楽殺人の模倣が危惧される。

動物を殺害する映像を納めた「アニマル・スナッフ」は少なからず実在しており、世界最初のアニマル・スナッフは電流戦争の1899年に、交流送電陣と対立していたトーマス・エジソンが交流電流がいかに危険かを示すために象を一瞬で感電死させた映像とされている。

[編集] スナッフフィルムを題材にした作品

[編集] 映画

[編集] ドラマ

[編集] ミュージック・ビデオ

[編集] アダルトビデオ

[編集] アニメ

[編集] 漫画

[編集] 小説

  • ハード・デイズ・ナイツ(レクイエムは君の…)
  • 時計じかけのオレンジ(1962年発行。「スナッフ」という単語が「死ぬ」という意味で何度も使われている)
  • クリムゾンの迷宮(1999年日本

[編集] ルポルタージュ

[編集] ゲーム

[編集] 脚注

  1. ^ Definition of "snuff film", dictionary.com

[編集] 外部リンク