ストーリーテラー
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関連項目
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ストーリーテラー (Jim Henson's The Storyteller) は、1985年にアメリカ合衆国・英国で製作されたテレビドラマシリーズ(第1期・全9話、1989年に第2期としてギリシア神話編・全4話が製作)、1987年エミー賞児童番組部門受賞(「ハリネズミのハンス」)、1989年英国アカデミー賞児童番組部門・衣裳デザイン部門受賞。
目次 |
スタッフ [編集]
- 製作:ジム・ヘンソン / ダンカン・ケンウォーシー
- 特殊効果、ファンタジーキャラクター:ジム・ヘンソンズ・クリーチャーショップ
- 脚本:アンソニー・ミンゲラ
- 音楽:レイチェル・ポートマン
第1期スタッフ [編集]
ジョン・ハートが演じるストーリーテラー(語り部)が、暖炉の前の椅子で人語を話す彼の犬を相手に昔話をするというのが基本パターンである。
- 統括プロデューサー:ジム・ヘンソン
- 製作:マーク・シバス(第1話)、ダンカン・ケンウォーシー(第2-9話)
- 監督:スティーブ・バロン(第1,2,8話)、チャールズ・ストリッジ(第3話)、ジョン・アミエル(第4話)、ジム・ヘンソン(第5,9話)、ピーター・スミス(第6話)、ポール・ウェイランド(第7話)
- 撮影監督:ジョン・フェンナー
- 音楽:レイチェル・ポートマン
- コンセプト・デザイン:ブライアン・フロード
- 「ハリネズミのハンス」HANS MY HEDGEHOG
- 「恐怖を知らなかった少年」FEARNOT
- 「最後の一話」A STORY SHORT
- 「幸運の持ち主」THE LUCK CHILD
- 「兵士と死神」THE SOLDIER AND DEATH
- 「本当の花嫁」THE TRUE BRIDE
- 「三羽のカラス」THE THREE RAVENS
- 「運命の指輪」SAPSORROW
- 「心のない巨人」THE HEARTLESS GIANT
第2期スタッフ [編集]
マイケル・ガンボン演じるストーリーテラー(語り部)が、人語を話す彼の犬を相手に昔話をするという基本パターンは第1期と同じだが、彼らはクノッソスの迷宮に迷い込んでおり、そこで見つけた様々な品物をキーとして、物語が語られる。
- 統括プロデューサー:ジム・ヘンソン
- 音楽:レイチェル・ポートマン
- 撮影:ロジャー・プラット
- 製作・脚本・監督:アンソニー・ミンゲラ
- 「テーセウスとミノタウロス」THESEUS AND THE MINOTAUR
- 「ダイダロスとイカロス」DAEDALUS AND ICARUS
- 「オルフェウスとエウリュデュケー」ORPHEUS AND EURYDICE
- 「ペルセウスとメデューサ」PERSEUS AND THE GORGON
キャスト [編集]
第1期 [編集]
- ストーリーテラー(語り部):ジョン・ハート(吹替:大塚周夫)
- 犬:ブライアン・ヘンソン(吹替:西川幾雄)
- 第1話「ハリネズミのハンス」HANS MY HEDGEHOG
- ハンス:エイルザ・バーク(吹替:羽村京子)
- 農夫:エリック・リチャード
- 農夫の妻:マギー・ウィルキンソン
- 王女:アビゲイル・クリューテンデン
- 第2話「恐怖を知らなかった少年」FEARNOT
- フイアノット:リース・ディンズデール
- 鍛冶屋:ウィリー・ロス
- リディア:ガブリエル・アンウォー
- 第3話「最後の一話」A STORY SHORT
- 料理人:ブライアン・プリングル
- 物乞い:ジョン・カヴァナフ
- ストーリーテラーの妻:ブレンダ・ブレタイン
- 第4話「幸運の持ち主」THE LUCK CHILD
- 幸運児:スティーブン・マッキントッシュ
- 王:フィリップ・ジャクソン
- 妃:ポーリーン・モラン
- 第5話「兵士と死神」THE SOLDIER AND DEATH
- 兵士:ボブ・ペック
- 皇帝:ジョン・フランクリン・ロビンズ
- 死神:アリステア・フラートン
- 第6話「本当の花嫁」THE TRUE BRIDE
- アーニャ:ジェーン・ホロックス
- 王子:ショーン・ビーン
- トロール:フレデリック・ウォーダー
- 第7話「三羽のカラス」THE THREE RAVENS
- 魔女:ミランダ・リチャードソン
- 王:ジョナサン・プライス
- 王女:ジョイリー・リチャードソン
- 第8話「運命の指輪」SAPSORROW
- サップソロー:アリソン・ドゥーディ
- 王子:ジェームズ・ウィルビー
- 姉1:ジェニファー・サウンダース
- 姉2:ドーン・フレンチ
- 第9話「心のない巨人」THE HEARTLESS GIANT
- 巨人:フレデリック・ウォーダー
- レオ:エリオット・スピアース
第2期 [編集]
- ストーリーテラー(語り部):マイケル・ガンボン
- 犬:ブライアン・ヘンソン
- 第1話「テセウスとミノタウロス」THESEUS AND THE MINOTAUR
- テセウス:デビッド・モリセイ
- アリアドネ:マギー・オニール
- ミノタウロス:スティーブン・ヴァーノム
- 第2話「ダイダロスとイカロス」DAEDALUS AND ICARUS
- ダイダロス:デレク・ジャコビ
- イカルス:イアン・ホークス
- タロス:アリステア・ホワイト
- ミノス王:ジョン・ウッド
- 第3話「オルフェウスとエウリュデュケー」ORPHEUS AND EURYDICE
- オルフェウス:アート・マリク
- エウリュデュケー:ジーナ・ベルマン
- 第4話「ペルセウスとメデューサ」PERSEUS AND THE GORGON
- メデューサ:フランシス・バーバー
- ペルセウス:ジェレミー・ジレイ
- ダナエ:ケイト・ビュフェリー
製作関連 [編集]
- 本作の企画は、大学で民俗学を学んでいたジム・ヘンソンの娘、シェリル・ヘンソンの研究に基づいている。グリム兄弟のような研究者の手で発掘された民話が、時代の要請によって様々に改変されているのは事実だが、野蛮で血生臭さくもある原典に近いストーリーで民話のファンタジー世界を現代に甦らせることが本来の趣旨だった。
- ジム・ヘンソンは元来、ストーリーテラーの相方としての犬が「人語を話す」ということは考えていなかった。アンソニー・ミンゲラによる脚本の第一稿にコンセプトが盛り込まれているのを見て、ヘンソンが採用したものである。ジム・ヘンソンは元々マペット・キャラクターとしての犬が気に入っており、古くから犬をマペットの題材として採用している。
- ジム・ヘンソンは、パイロット版としての「ハリネズミのハンス」の演出・監督を行ったスティーブ・バロンを高く評価していた。陶器に描かれた模様が風景にオーバーラップし画面転換したり、影絵風の背景の中でドラマが繰り広げられるといった『ストーリーテラー』の作品を特長付ける演出は、すべてバロンがフォーマットを完成させたものだとしている。バロンはヘンソン社と協力し、1990年には映画『ミュータント・タートルズ』を完成させている。
- 「ストーリーテラー」は米国以外では、それなり好評をもってビデオリリース・放映されたが、米国内でのセールスでは、NBCネットワークでの時間枠を確保出来ず、「ジム・ヘンソン・アワー」の時間枠で放映された。(「ジム・ヘンソン・アワー」自体が低視聴率のため、打ち切りの憂き目を見ている)「ストーリーテラー」が米国で成功を収められなかった点について、製作のダンカン・ケンウォーシーは、お伽話であるが、完全に大人向けにリライトされたものであるがゆえに、物語上欠くべからざる描写(暴力や魔法薬等)に米国の放送コードと相容れないものがあったとの趣旨の証言をしている。
- 他のヘンソン社作品と比較して、商業的な成功を収めたとは言えない本作だが、第一期で取り上げた欧州の民話から題材を広げて、続編として欧州以外の日本や世界各国の民話・おとぎ話を取り上げる構想があったことをジム・ヘンソンがインタビューで話している。
参考文献 [編集]
- "JIM HENSON THE WORKS The Art, the Magic, the Imagination" RANDOM HOUSE ISBN 0-679-41203-4
- MATT BACON "NO STRINGS ATTACHED" A MACMILLAN BOOK ISBN 0-02-862008-9
- 「ジムヘンソンのストーリーテラー」鎌倉スーパーステーション ISBN 4891893478
- B-CLUB No.32 1988年 バンダイメディア事業部・出版課刊 ISBN 4-89189-412-1 ストーリーテラー特集記事