ステキな金縛り
| ステキな金縛り | |
|---|---|
| ONCE IN A BLUE MOON | |
| 監督 | 三谷幸喜 |
| 脚本 | 三谷幸喜 |
| 出演者 | 深津絵里、他 |
| 音楽 | 荻野清子 |
| 撮影 | 山本英夫 |
| 編集 | 上野聡一 |
| 製作会社 | フジテレビ 東宝 |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 | 2011年(平成23年)10月29日 |
| 上映時間 | 142分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 興行収入 | 42.8億円 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| IMDb | |
『ステキな金縛り』(ステキなかなしばり、ONCE IN A BLUE MOON)は、2011年(平成23年)10月29日に全国で公開された日本映画。
目次 |
[編集] 概要
『ザ・マジックアワー』の三谷幸喜監督による、落武者幽霊と三流弁護士による法廷サスペンスコメディ・エンタテインメント・ムービー。主演は『悪人』の深津絵里、『星守る犬』の西田敏行[1]。配給は東宝。上映時間は2時間22分。2011年10月19日にはニューヨークのアカデミーシアターでプレミア上映されている。またフジテレビで映画公開記念として『秋の三谷祭』と題した各種特番やスペシャルドラマ、『ザ・マジックアワー』『古畑任三郎』の再放送が行われた。
全国427スクリーンで公開され、2011年10月29、30日の初日2日間で興収5億334万2,450円、動員39万102人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となった[2]。監督自身も積極的にメディアPRを行っていたこともあり大人の観客を中心に支持を集め、ぴあ初日満足度ランキングでも第2位と高評価されている。続く公開第2週も興収4億1,372万4,750円、動員31万3,215人[3]、公開第3週には16日間の累計興収が22億5,008万2,400円、累計動員が181万7,380人となり[4]、公開第4週には23日間の累計興収が27億6,479万3,200円、累計動員が223万9,144人となり[5]、4週連続第1位を記録している。
2012年1月に発表された興行収入は42.8億円[6]。
[編集] ストーリー
妻殺しの容疑で逮捕された矢部 五郎の弁護を担当する宝生エミは、将来性ゼロの三流弁護士。勝てる見込みのない裁判に矢部は「旅館で金縛りにあった」とアリバイを証言し無罪を主張する。矢部が泊まった旅館に赴いたエミは、矢部に金縛りをかけたという落ち武者・更科六兵衛を法廷につれて、矢部の無罪を証言してもらうことに。しかし、対する検事・小佐野徹はオカルトを真っ向から否定して、六兵衛の証言は法的に無効であると主張する。更には殺された鈴子の愛人、日野勉が陰陽師を雇って六兵衛を除霊しようとしていた。
[編集] キャスト
- 宝生エミ〔弁護士〕 - 深津絵里
- 更科六兵衛〔証人、落武者の幽霊、後北条氏家臣〕 - 西田敏行
- 速水悠〔弁護士〕 - 阿部寛
- 小佐野徹〔検事〕 - 中井貴一
- 菅仁〔裁判長〕 - 小林隆
- 矢部五郎〔被告人。鈴子の夫〕 - KAN
- 矢部鈴子〔美術品バイヤー、風子の妹〕- 竹内結子
- 日野風子〔化粧品会社・社長、鈴子の姉〕 - 竹内結子(一人二役)
- 日野勉〔風子の夫、鈴子の愛人〕 - 山本耕史
- 木戸健一〔歴史学者、更科六兵衛の子孫〕 - 浅野忠信
- 阿倍つくつく〔陰陽師、安倍晴明の友人の子孫〕 - 市村正親
- 宝生輝夫〔エミの亡き父〕 - 草彅剛
- 工藤万亀夫〔エミの恋人、役者〕 - 木下隆行 (TKO)
- 段田譲治〔向こうの世界から来た男、管理局公安〕 - 小日向文世
- 日村たまる〔法廷画家〕 - 山本亘
- 旅館「しかばね荘」の女将・猪瀬絹 - 戸田恵子
- 旅館「しかばね荘」の主人・猪瀬潤 - 浅野和之
- 占部薫〔タクシー運転手〕 - 生瀬勝久
- 伊勢谷〔トラック運転手〕 - 梶原善
- 野島〔スモーク係〕[7] - 阿南健治
- 心霊研究家 - 近藤芳正
- 村田大樹〔まだ売れていない役者〕[7] - 佐藤浩市
- 前田くま〔ウェイトレス〕 - 深田恭子
- 悲鳴の女〔コールガール〕[8] - 篠原涼子
- ドクター - 唐沢寿明
- ラブ - ナナ(声:山寺宏一)
- 漆原森太郎〔傍聴マニア〕 - 相島一之
- ナース - 西原亜希
- 弁護士〔勝訴を持つ男〕 - 大泉洋(※エンドロールのみ出演。詳細は以下に記述)
- 裁判官(左側) - 中村靖日
[編集] スタッフ
- 脚本と監督 - 三谷幸喜
- 製作 - 亀山千広、島谷能成
- 企画 - 石原隆、市川南
- プロデューサー - 前田久閑、土屋健、和田倉和利
- ラインプロデューサー - 森賢正
- 撮影 - 山本英夫(J.S.C.)
- 照明 - 小野晃
- 録音 - 瀬川徹夫
- 美術 - 種田陽平
- 音楽 - 荻野清子
- 編集 - 上野聡一
- VFXプロデューサー - 大屋哲男
- スクリプター - 山縣有希子
- 衣裳デザイン - 宇都宮いく子
- 装飾 - 田中宏
- キャスティング - 杉野剛
- 助監督 - 片島章三
- 製作担当 - 星野友紀
- 製作 - フジテレビ、東宝
- 制作プロダクション - シネバザール
- 配給 - 東宝
[編集] キャッチコピー
「証人はただ一人、落ち武者の幽霊。」
[編集] 作品の評価
[編集] 受賞歴
- 第24回日刊スポーツ映画大賞 助演男優賞(2011年) - 西田敏行(『ステキな金縛り』『はやぶさ/HAYABUSA』『探偵はBARにいる』)[9]
[編集] ロケ地
[編集] 関連番組・特別番組
[編集] おにぎりあたためますか
地方番組であるHTB『おにぎりあたためますか』(2011年(平成23年)10月18日放送)で、名古屋での番組ロケの飲み会で三谷監督と合流し口約束だけで出演を了承、翌日ダメモトで映画ロケ地に赴き、一瞬だけの登場ながら大泉洋が弁護士役で出演を果たした。ただし、一切の根回しや許可がない撮影であり、映画がフジテレビ関連でありながら番組はテレビ朝日系列であったこともありロケ後に「業界のタブーを犯した事件」として大問題化、各方面でお叱りを受け一時は放送自体がお蔵入りする可能性もあったという[10]。2011年11月8日の特別編の放送で、映画に出演した大泉が「こんなにも人は怒られるのか?ってくらい怒られた」と述べている。
[編集] 三谷の部屋
『三谷の部屋 〜ステキな金縛りのステキな仲間たち〜』(みたにのへや ステキなかなしばりのステキななかまたち)は、フジテレビ系列で2011年(平成23年)10月22日に放送された特別番組。三谷の部屋と設定されたセットに出演者を招いた、映画に対する座談会。
[編集] ステキな隠し撮り
『ステキな隠し撮り 〜完全無欠のコンシェルジュ〜』(ステキなかくしどり かんぜんむけつのコンシェルジュ)は、フジテレビ系列で2011年(平成23年)11月5日に放送された、土曜プレミアム枠放送の『三谷幸喜生誕50周年&映画ステキな金縛り公開記念』と題したスペシャルドラマ。三谷幸喜自身が脚本・演出を手がけ、映画出演者を再びキャスティングした、スピンオフながら全く新しいストーリー。『THE 有頂天ホテル』同様、ホテルを舞台としたドラマとなっている。視聴率9.1%
テレビドラマでは『隠し撮り方式』(ステカク)と呼んでいる、スイートルーム内の13箇所に隠しカメラを設置し盗撮の様に撮影する手法をとっており、各エピソード中は役者にスタッフやカメラを意識させることなく最後までノンストップで撮影されている[11]。
[編集] 出演(テレビドラマ)
[編集] 主人公
- 西條ミエ(TV字幕では西条) - 深津絵里
- ホテルの新人コンシェルジュ。上司から「ダメです」「無理です」「できません」は言ってはいけないと言及され、色々な客の要望に答える為に奮闘する。
[編集] スイートルームの客
- 芸術家 - 浅野忠信
- キャリア20年の芸術家(ミュージカルの振付け師)。3日費やしてもアイデアが浮かばずミエに助けを求める。
- 映画監督 - 三谷幸喜
- 自身の映画公開直前でかなり不安になっている映画監督。ミエに自分の映画を褒めて良い感想だけを言えと要望する。
- 写真家 - 山本耕史
- 女性の撮影が得意の超ナルシストな写真家。キャンセルされたモデルの代わりをミエに依頼する。実は脱ぎたがり。
- 料理研究家 - 竹内結子
- テレビでも有名なカリスマ料理研究家。ミエにニョッキ作りの手伝いを頼むのだが、実は料理下手で2人で奮闘することに。
- 老人 - 浅野和之
- 紳士的であるが死期が迫っているという老人。30年前に愛人フクさんと同室に泊まったことがあることを告白する。フクさんは3年前になくなっており、思い出に浸るために同じ部屋に来て、1時間だけフクさんの代わりになってほしいと頼むのだが実はフクさんは男だった。
- コールガール - 戸田恵子
- 20年以上のキャリアを持つベテランコールガール。ホテルに有名国会議員を呼んだのだが、議員はベッドで死亡していた。
- スター - 草彅剛
- サーカス集団『シルク・ド・それゆけ』の花形スター。箱にライオンと一緒に入るという荒技(?)に挑戦する練習を手伝えとミエに指示する。その後引退してしまう。
- 会社員 - 西田敏行
- 人生に絶望した初老の会社員。出来心で会社の金1億円をネコババしてしまう。出頭する前に人生一度きりの贅沢しようとしてホテルに来た。ミエに人の役に立って「ありがとう」といわれたいと頼む。
[編集] その他の人物
- 盗撮魔 - 生瀬勝久
- スイートルームにカメラを仕掛けた盗撮魔。ミエのあまりのコンシェルジュとしての酷さに彼女ばかりを観察するようになる。
- 菅原 - 小林隆
- ミエの上司のコンシェルジュ。
- 国会議員 - 木下隆行(TKO)
- 有名な国会議員。親子2代でコールガールにお世話になっているがホテルで亡くなる。
- ウルシバラ - 相島一之
- 国会議員の秘書。
- 小佐野 - 中井貴一
- 割り切れない数字(奇数)が嫌いな男。ワンタンが好きだが酢豚のパイナップルは嫌い。
- 満身創痍 - 小日向文世
- エスカレーターから落ちて大怪我をしている男。
- KAN - KAN
- バグパイプを吹く男。
- 長身の男 - 阿部寛
- 外務省の人間。
- 阿倍つくつく - 市村正親
- 本編終了後に登場。
[編集] スタッフ(テレビドラマ)
- 脚本と演出 - 三谷幸喜
- 映像演出 - 河野圭太
- タイトルロゴデザイン - 種田陽平
- 振付け - 香瑠鼓
- 技術協力 - バスク
- 美術協力 - フジアール
- スタジオ - レモンスタジオ
- プロデューサー - 前田久閑、土屋健、稲田秀樹(共同テレビ)
- 制作 - フジテレビ
- 制作著作 - 共同テレビ
[編集] その他
[編集] 脚注
- ^ 主演の二人は前作『ザ・マジックアワー』でも共演している。
- ^ 三谷幸喜ブランドは健在!!『ステキな金縛り』が首位ぶっちぎり!!『三銃士』『プリキュア』新作がベスト3に初登場!!シネマトゥデイ 2011年11月2日
- ^ 『ステキな金縛り』V2で早くも100万人突破!『カイジ』初登場2位! 『モテキ』150万人突破!東宝作品強し!シネマトゥデイ 2011年11月9日
- ^ 『ステキな金縛り』圧倒的な強さで早くも20億円突破でV3!引退発言のブラピ主演作『マネーボール』は3位発進!!シネマトゥデイ 2011年11月16日
- ^ 三谷幸喜『ステキな金縛り』の勢いが止まらずV4!累計動員200万人超え!『アントキノイノチ』『新少林寺』もベストテン入り!!シネマトゥデイ 2011年11月23日
- ^ “2012年記者発表資料(2011年度統計) (PDF)” (日本語). 最新映連発表資料. 一般社団法人日本映画製作者連盟. p. 3 (2012年1月). 2012年1月26日閲覧。
- ^ a b 三谷幸喜作品である映画『ザ・マジックアワー』にも登場した。
- ^ 三谷幸喜作品である映画『THE 有頂天ホテル』にも登場した。
- ^ “松ケンが主演男優賞/映画賞” (日本語). nikkansports.com. 日刊スポーツ新聞社 (2011年12月6日). 2011年12月6日閲覧。
- ^ 『おにぎりあたためますか』公式サイト番組次回予告より
- ^ 隠し撮り方式とは?公式サイトより
- ^ 三谷幸喜監督が飛び出しながらマナーを啓蒙! シネマトピックスオンライン 2011/5/19 12:49
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