ステイン・アライヴ

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ステイン・アライヴ
ビージーズシングル
収録アルバム サタデー・ナイト・フィーバー (サウンドトラック)
リリース 1977年12月13日
録音 1977年
ジャンル ディスコ
時間 3分29秒 (アルバムでは 4分43秒)
作詞・作曲 バリー・ギブロビン・ギブモーリス・ギブ
プロデュース バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ、カール・リチャードソンアルビー・ガルテン[1]
チャート最高順位

1位(アメリカ)/ 4位(イギリス

ビージーズ シングル 年表
愛はきらめきの中に
1977年
ステイン・アライヴ
1977年
恋のナイト・フィーバー
1978年
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ステイン・アライヴ (Stayin' Alive) は、ポップ・グループのビージーズの楽曲である。メンバーのギブ三兄弟が制作し、映画『サタデー・ナイト・フィーバーのサウンドトラック』から2作目のリカット・シングルとして、1977年12月13日に発売された。

1978年2月4日から、全米シングルチャートで4週連続1位を記録した[2]。また、2004年11月に発表された『ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500』に於いて、189位にランクイン[3]

解説[編集]

ビージーズのマネージャーであるロバート・スティッグウッドは、彼が計画している映画のために曲を制作するようビージーズへ要請した[1]。まだ、この時点では映画は初期段階で、名前もついていなかった。ビージーズは、パリのスタジオで数日の間で「ステイン・アライヴ」を制作した。なお、有名なサウンドトラックは当時、税金対策のためフランスで録音されているものが多かった。

ドラマーのデニス・ブライオンの母親がセッションの最中に亡くなったため、ビージーズは代替メンバーを探した。しかし、フランスのこの地域で代わりのドラマーが見つからず、ドラムマシーンを使用することになったが、グループにはまだ満足できなかった。そこで、デニス・ブライオンの演奏ですでに録音された「恋のナイト・フィーバー」のドラムトラックを聴いた後、グループとエンジニアのアルビー・ガルテンは、その曲の2小節を別々のトラックに再録音(いわゆるドラムループ)し、「ステイン・アライヴ」のセッションで使用した。これが、この曲全体を通して変わらないリズムとなっている。

なお、グループはジョークとしてこの曲のドラマーのクレジットを"Bernard Lupe"(セッションドラマーとして知られるバーナード・パーディーの名前をもじったもの)としたが、このドラマーが実在しないことが判明するまで、このドラマーが何者かということについてしばし話題となっていた。

サタデー・ナイト・フィーバー[編集]

この曲は、当初シングルとして発売される予定はなかった。しかし、ラジオ局にリクエストが殺到したこともあり、サタデー・ナイト・フィーバーのサウンドトラック発売の1ヶ月後である1977年12月中旬にリリースされ、翌年2月には全米シングルチャートで1位を記録し、そのまま4週間滞在した。しかし、イギリスでは全英シングルチャートで最高4位を記録するのにとどまった[4]

1978年は、ビージーズの年だった。「ステイン・アライヴ」から1位の座を奪ったのは、彼らの弟であるアンディ・ギブの「愛の面影」であり、その次に1位となったのはビージーズ自身の「恋のナイト・フィーバー」だった。その次に1位となったイヴォンヌ・エリマンの「アイ・キャント・ハブ・ユー」も含めて、4曲すべてバリー・ギブが制作した曲である。

主なカバー・バージョン[編集]

  • N-トランス - 1995年にカバーしたバージョンが、全英シングルチャートで2位を記録[5]
  • ワイクリフ・ジョン - 1997年のシングル「We Trying to Stay Alive」でサンプリング。全英シングルチャートで13位を[6]、全米で45位を記録。

ステイン・アライブと胸骨圧迫[編集]

この曲は平均のテンポが103/分ということで、心臓発作を起こして倒れた人に行う胸骨圧迫(心臓マッサージ)で推奨されている100/分の速さにほぼ近いということを、米イリノイ大学医学部の研究チームが発見した。そのため、胸骨圧迫の速さを覚えるためにもこの曲が使われることが多い。ほかにも「アンパンマンのマーチ」や「ドラえもんのうた」も胸骨圧迫に近いテンポといわれている。

脚注[編集]

  1. ^ a b Stayin' Alive : Rolling Stone” (2004年12月9日). 2010年3月30日閲覧。
  2. ^ FM Fan編集部 『ミュージック・データ・ブック 1955年-95年ビルボード年間チャート完全収録』 共同通信社、1996年ISBN 978-4-7641-0367-2
  3. ^ The RS 500 Greatest Songs of All Time”. Rolling Stone (2004年12月9日). 2010年3月30日閲覧。
  4. ^ ChartArchive - The Bee Gees - Stayin' Alive”. 2012年6月28日閲覧。
  5. ^ ChartArchive - N-Trance - Stayin' Alive ft Ricardo Da Force”. 2012年6月28日閲覧。
  6. ^ ChartArchive - Wyclef Jean - We Trying To Stay Alive ft Refugee Allstars”. 2012年6月28日閲覧。
先代:
ベイビー・カム・バック by プレイヤー
Billboard Hot 100 ナンバーワン・シングル
1978年2月4日 - 2月25日
次代:
愛の面影 by アンディ・ギブ