スターフォックス64

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スターフォックスシリーズ > スターフォックス64
スターフォックス64
ジャンル シューティング
対応機種 NINTENDO64
iQue Player
Wiiバーチャルコンソール
開発元 任天堂
発売元 任天堂
プロデューサー 宮本茂
ディレクター 清水隆雄
シナリオ 高野充浩
プログラマー 森田和明
音楽 近藤浩治
若井淑
美術 今村孝矢
シリーズ スターフォックスシリーズ
人数 1〜4人
メディア [N64] 96Mbitロムカセット
発売日 NINTENDO64
日本 199704271997年4月27日
アメリカ合衆国 199707011997年7月1日
ヨーロッパ 199710201997年10月20日
iQue Player
中華人民共和国 2003年11月21日
バーチャルコンソール
アメリカ合衆国 200704022007年4月2日
日本 200704172007年4月17日
ヨーロッパ 200704202007年4月20日
大韓民国 2008年6月25日
対象年齢 バーチャルコンソール
売上本数 日本 約64万本[1]
アメリカ合衆国 約278万本[1]
世界の旗 約403万本[1]
その他 振動パック対応
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スターフォックス64』(スターフォックスろくじゅうよん、Star Fox 64)は、1997年4月27日任天堂より発売されたNINTENDO64用3Dシューティングゲームスターフォックスシリーズの第2作目。ヨーロッパでのタイトルは『Lylat Wars』。

発売当初の定価は振動パックとセットで8,700円(税別)であった。2007年4月17日からはWiiバーチャルコンソールで配信されている。また、『大乱闘スマッシュブラザーズX』では「名作トライアル」というモードで体験版が収録されている。

全世界における本作の売上本数は約400万本以上で、世界一売れたシューティングゲームソフトとしてギネス・ワールド・レコーズに登録されている。

2010年6月に開催されたE3 2010にて、リメイク版としてニンテンドー3DS用ソフト『スターフォックス64 3D』が発表され、日本では2011年7月14日に発売された。

概要[編集]

自機後方からの視点(またはコックピット視点)で操作するシューティングゲーム。シリーズ2作目であるが、ストーリーとしては前作の続編ではなく、パラレルワールド的展開が繰り広げられる。

ステージ構成は2種類あり、一定のルートをほぼ強制的(ルートに分岐がある場合もある)に進んでボスを倒すスクロールステージと、立方体の箱庭ステージで360度自由に移動できるオールレンジモードがある。またステージによっては、スクロールステージとオールレンジモードが組み合わされている場合もある。

難易度はスーパーファミコン版と比べると低めに設定されており、シューティングゲーム初心者でも楽しめるゲームになっている。反面、「チャージ弾」の誘爆で敵を撃破することによりHIT数がさらに加算されるなどの、練習を積むほど高いスコアをたたき出すことができる奥が深いゲーム性も持ち合わせている。

戦闘のシチュエーションやムービーシーンには『スター・ウォーズ』シリーズや『インデペンデンス・デイ』などの有名SF映画や、ガンダムシリーズへのオマージュが多々見られる。

開発中止となった『スターフォックス2』のプロジェクトを受け継いだのが本作である。

音声[編集]

本作はゲームの開始からエンディングまでキャラクターの会話はプロの声優を使ったフルボイス音声となっている(当時の任天堂のゲームとしては異例の演出)。これは「3Dでは後方から襲い掛かる敵が確認しづらい」といったプレイ時の問題点をスタッフが汲み、解決策として収録されたものである[2]

ゲームの進行に伴い巧みに変化するリアルタイムの会話、そしてそれを構成するシンプルでありながら非常に濃いセリフがゲームとの圧倒的な一体感を生み出している。ステージ途中で敵や仲間から通信が入るなど、ストーリー展開に引き込まれる演出が織り込まれており臨場感を高めている。

なお、NINTENDO64カートリッジの容量の限界で音声を録音した場合は全ての容量を使っても2分ほどが限界なのだが、本作では音声データを大幅にデータ圧縮して、それによる音質の低下を逆手にとって「無線通信による会話のため混入するノイズ」に聞こえるよう演出することにより、音質低下が不自然でないどころか逆にリアリティを持たせることに成功している[3]

なお、日本国外版での音声は、北米版には英語音声が収録されているものの、欧州版では話しているように聞こえる効果音に変更されており、音声収録はない(上記のように容量限界ぎりぎりであったため、欧州における複数言語のデータを入れる余裕がなかった)。

システム[編集]

  • プレイヤーは主人公のフォックスが乗るアーウィン(ステージによってはランドマスター、ブルーマリン)を操る。
  • 1つの惑星や宙域が1つのステージとなる。プレイヤーは惑星コーネリアのステージから始め、最終的に敵の本拠地であるベノムのステージまでたどり着く事が目的である。
  • 各ステージでは、ストーリー進行とともに課せられる任務を完了すればステージクリアとなる。任務としては、その惑星のボスを倒す、ワープ航法を完了させる、ミサイルを撃墜するなどがある(又、任務の完了の仕方などにより「ステージ分岐」が発生する事もある)。
  • 敵の攻撃を受ける、地形にぶつかるなどするとアーウィンのシールド残量が減っていく。シールド残量が0になるとミスで、残機が1つ減る。残機が0の状態でミスをするとゲームオーバーになる。
  • ステージクリア後には「作戦終了」か「作戦完了」のどちらかが表示される。クリアした際にルート分岐が特に無いステージの場合は、ボスを倒してステージクリアをすれば無条件に「作戦完了」となり、次のステージへと進める。ルート分岐のあるステージの場合は、任務を完全に遂行しないままクリアすると「作戦終了」、任務を完全遂行すれば「作戦完了」となり、それぞれ次のステージが異なる。ただし作戦完了の場合は、作戦終了ルートに進むことを選択する事も可能。なお、作戦完了ルートは基本的に難しい。
    • ルート分岐が無い例:惑星ソーラはクリアすれば必ず「作戦完了」となり、次のステージは必ず惑星マクベスとなる。
    • ルート分岐が有る例:惑星カタリナでは「コーネリア軍の前線基地を守る」という任務が与えられる。このステージで基地を守りきれなかった場合、次のステージはセクターXただ一つに決定する。しかし、見事に基地を守りきると、プレイヤーは次のステージに惑星ソーラとセクターXのどちらかを選ぶことができるようになる。
  • ステージ選択画面では前ステージと次ステージがラインで結ばれており、このラインには3色ある。これは次のステージの難易度を示しており、難しい方から赤、黄、青である。また、ワープ航法によるクリアでは前ステージと次ステージを結ぶラインの代わりに、前ステージから次ステージに向けて直線上に移動する光で表示される。
  • 各ステージで仲間の戦闘離脱がない状態で、敵の撃墜数が一定量を超えると、ステージごとに勲章がもらえる。ステージを進んでいる時に、敵の撃墜数のカウントの文字色が白からオレンジ色に変わると、勲章をもらえる条件を満たしていることになる。なお、アクアスでは仲間が出撃しないので、敵の撃墜数が一定量を超えてクリアするだけで勲章をもらえる。
  • 全てのステージで勲章を取ると、敵の攻撃が激化したり、ウイングの耐久力が低下するなど、難易度がアップしたエクストラモードステージが出現する。また、サウンドテストでゲーム中のBGMを聞くことができるようになる。エクストラモードの全ステージで勲章獲得すると、タイトル画面が変化する。
  • 1ステージで512点以上取るとランキング表示が256点少なくなるというバグがある(エンディング直後のランキング表示は512以上でも正常、3DS版ではこのバグが解消された)。

SFC版『スターフォックス』との主な相違点[編集]

  • 宙返りやチャージ弾など、アーウィンに新しい機能が追加されている。
  • ブースト/ブレーキに使うゲージが一度に完全消費されない。具体的には出力を手動で調整可能となり、その分だけゲージを消費する。消費が少なければ短いインターバルで再使用が可能。
  • ウィングが受けるダメージに関するシステムの変更。
    • 光学兵器などが命中してもウィングがダメージを受けることは無い。
    • 地形・敵機・実弾兵器に激突すると、それがウィングに直接衝突した場合でなくてもウィングがダメージを受ける。また、ウィングがダメージを受けた場合でもシールドが減る。
    • ウィングが破損すると、無操作では高度を維持できずにゆっくり降下する他、片方のみ破損すると無操作では真っすぐ進めなくなる。
    • ステージをクリアするとウィングのダメージがリセットされ、破損したウィングも修復される。
  • スコアシステムの変更。敵機を原則的に1機1点として、撃墜した数がそのまま得点になり、撃墜時のボーナスを加えたものが最終的なスコア(撃墜数)となる。
    • 撃破ボーナスについては、チャージ弾の爆風(直撃弾且つ撃破に限らない)で巻き込んだ敵機の分だけ増加、特定の敵機撃破、特定行動による敵機撃破等がある。
  • 残機システムの変更。
    • コンティニューシステムの廃止。ステージクリア時に撃墜数が総計100を超える毎に残機が1機増えるようになり、実際にリトライできるチャンスは実質的に増加の傾向がある。
    • トップスが廃止されたため、1UPアイテムを直接入手できる(一部のステージに限られ特殊な条件を満たさないと出ない物もある)。
    • 残機を1機消費することで、ステージ攻略中はそのステージを、ステージクリア後のマップ画面では直前のステージを、それぞれやり直すことが可能。残機が残っていない場合も実行できるため、自発的にゲームオーバーにすることもできる。
  • 仲間の機体のシールドシステムの大幅変更。
    • ピンチに陥った時に限り一定時間ごとに一定ダメージを受けるのではなく、どのような際も実際に命中した攻撃に応じたダメージを受ける。
    • 自機が仲間に誤射をした場合でも、仲間の機体がダメージを受ける。ただしスマートボムなどの爆発は例外。
    • ステージをクリアした時の撃墜数に応じてシールドが回復する(瀕死状態から全回復させようとすると400点以上必要)。
    • 戦線離脱した仲間は2つ先のステージから戦線復帰する。例外はセクターXのスリッピー(1つ前のステージで戦線離脱しても、ストーリー上の関係、復帰する)、アクアス(仲間が出撃しない為、戦線離脱にならず、仲間のシールドも全回復する)、タイタニア・マクベス・セクターZ(ベノムで復帰しない)。
  • 仲間はそれぞれ別々の役割を担当している部分があり、一人が戦線離脱をすると他の仲間だけではカバーしきれない部分がある。
    • 例えばボス(スターウルフを除く)のシールド表示には原則的にスリッピーの戦線参加が条件となっている(ただし、アンドルフ戦はフォックス1人で行く為、アンドルフのシールドは表示されない)。

N64版とVC版の相違点[編集]

  • N64版では振動機能があるが、VC版では振動機能が無い。
  • アーウィンのエンジンから噴出する炎のエフェクトが半透明になっている。
  • エリア6のボスのビームの色は、N64版では黄・橙・赤・ピンク・白が全て鮮やかな色だが、VC版ではピンク色以外の配色が淡くなっている。
  • アンドルフを倒した後の脱出時、VC版では画面全体が若干暗くなっている。
  • ダメージを受けたときなどのフラッシュ効果が控えめになっている。
  • 惑星マクベスのボスを倒した後のフラッシュ効果が削除されている。
  • ランキング表示のバグ対策で、1ステージのスコアは511点でカウンターストップする。

登場キャラクター[編集]

「スターフォックス」チーム[編集]

恒星ライラット系でアーウィンを主戦力として活躍するやとわれ遊撃隊。惑星探査、重要機密物資の輸送、有事の際の救援と依頼内容は多岐にわたるが、筋の通らない仕事は引き受けない。今回はペパー将軍の依頼で事件の調査と敵退治に出撃する。

フォックス・マクラウド
里内信夫(N64版)、大原崇(3DS版)
新生「スターフォックス」のリーダー。故郷の惑星パペトゥーンにある宇宙アカデミーでコーネリア防衛軍の士官候補生として学んでいた[4]が、亡き父の後を受け継いで「スターフォックス」のリーダーとなる。正義感があふれている。パイロットとしての腕はあるが、リーダーとしては一人前ではない。18歳[5]。エクストラでは、父親同様サングラス姿になる(ただし、通信画面のみ)。
ファルコ・ランバルディ
声:江川央生(N64版)、高口公介(3DS版)
宇宙暴走族「FREE AS A BIRD(フリー・アズ・ア・バード)」の元ヘッド[4]。戦闘機の操縦に関してはフォックス以上とも噂される腕前。口調はきついが、フォックスに厚い信頼を寄せている。クールに気取っているが、かなりの熱血漢。19歳[5]。ルート分岐の鍵を握っている。
ペッピー・ヘア
声:麻生智久(N64版)、坂本くんぺい(3DS版)
コーネリア防衛軍士官[4]、初代「スターフォックス」のメンバーを経て現在のチームメンバーとなったベテランパイロット。年齢はメンバーの中で一番上であり、パイロットとしての経験や知識は豊富。フォックスの成長を温かく見守っている。また、ビビアンという妻がおり、夫婦仲は非常に良好らしい[6]。41歳[5]。操作の指示やボスの倒し方など様々なアドバイスでフォックスをサポートする。
スリッピー・トード
声:頓宮恭子(N64版)、はやみけい(3DS版)
フォックスの宇宙アカデミー在学時代からの親友[4]。パイロットとしての腕はイマイチであるが、天性の明るさでチームの雰囲気を盛り上げるムードメーカーとなっている。また、メカニックに関しては一流であり、敵シールド(体力)の分析やマシンの製造まで出来る。18歳[5]
ナウス(型番:NUS系064)
声:阪口大助(N64版)、阿部敦(3DS版)
グレートフォックスの専属航宇士ロボット。艦内の管理から航行まですべてを任されている。作戦中に補給物質の投下や援護も行う。スリッピーのメカニック・アシスタントとしても活躍する。ちなみに型番の“NUS”はNINTENDO64の型番からきている。 条件を満たすと、応援してくれることがある。
ジェームズ・マクラウド
声:麻生智久(N64版)、坂本くんぺい(3DS版)
やとわれ遊撃隊「スターフォックス」の創始者であり、初代「スターフォックス」のリーダーを務めたフォックスの父親。ペパー将軍の依頼で惑星ベノムの探査に赴いたが、仲間のピグマの裏切りによりアンドルフの罠に落ち、壮絶な最期を遂げたと報告されている。

「スターウルフ」チーム[編集]

ならず者ばかりのやとわれ遊撃隊。ウルフェンを主力戦闘機としている。表向きはウルフがスターフォックスをライバル視して結成したことになっているが、実態はアンドルフの手先となったピグマによって、ウルフを担ぎ上げて組織したアンドルフ直属の精鋭部隊[5]

ウルフ・オドネル
声:江川央生(N64版)、高口公介(3DS版)
「スターウルフ」のリーダー。パイロットの腕はライラット系でも1、2を争う腕前。過去にジェームズ・マクラウドと因縁があり[5]、そのためか息子であるフォックスにも並々ならぬライバル意識を燃やしている。根っからの悪党だが、潔く度量も大きい親分肌。本人は利用されていることに気付いていない。
レオン・ポワルスキー
声:里内信夫(N64版)、大原崇(3DS版)
血を見るのが何よりも好きで、パイロットの腕前もウルフに次ぐといわれるが、冷酷非情な戦いをするために「殺人マシーン」と称され、メンバーからも恐れられている。出自に関しては一切不明で、過去に何らかの組織・機関に属していた記録もなく、他恒星系からの異民族とみられている[5]
ピグマ・デンガー
声:郷里大輔(N64版)、最上嗣生(3DS版)
初代「スターフォックス」のメンバー。金のためなら平気で他人を陥れるゆがんだ性格で、チームを裏切り、アンドルフと共謀してジェームズを罠に陥れた張本人。以来、アンドルフを皇帝と呼び慕い、パイロット兼エンジニアとして「スターウルフ」チームに所属。陰でチームを操っている。コテコテすぎるほどの大阪弁で話す。
アンドリュー・オイッコニー
声:阪口大助(N64版)、阿部敦(3DS版)
アンドルフの甥。未熟なくせにエリート意識は強く、アンドルフの権力を盾に威張っている為、メンバーからの評判も良くない。できの悪い甥をピグマが押しつけられたかたちだが、彼がいることによる「スターウルフ」への技術的・経済的バックアップは計り知れないものとなっている。

その他の登場人物[編集]

ビル・グレイ
声:阪口大助(N64版)、阿部敦(3DS版)
フォックスの宇宙アカデミー在学時代からの友人[5]。惑星「カタリナ」のコーネリア防衛軍カタリナ前線基地空戦部隊長。友情に厚い爽やかな青年士官。味方機を撃ってしまうと怒られる。カタリナでの戦いで味方機を誤射せずにクリアするとクリア時の台詞が変わる。ちなみに彼を撃墜することも可能だが、撃墜された後も平然とフォックスたちに通信で話し掛けてくる。
キャット・モンロー
声:頓宮恭子(N64版)、はやみけい(3DS版)
ファルコの元暴走族仲間の女性パイロット[5]。色っぽい口調で話す。不意に現れてはスターフォックスを援護してくれる。ファルコに恋心を抱いているが、それを悟られない為に気まぐれな性格を装っている。
ペパー将軍
声:郷里大輔(N64版)、最上嗣生(3DS版)
コーネリア防衛軍司令官。長きにわたって司令長官の地位についており、指令能力や人望の厚さは誰もが疑わない。温厚な性格故にアンドルフを追放処分に留めてしまった事が今回の事件の発端となってしまった。アンドルフ軍の宣戦布告に対し、新生スターフォックスにその殲滅を依頼。
Dr.アンドルフ
声:郷里大輔(N64版)、最上嗣生(3DS版)
元々はコーネリア防衛軍科学研究所の優秀な科学者で、主任にまで上りつめるほどだった[5]。研究していたバイオウェポンを使い、コーネリアを絶滅の危機に陥れたため、辺境の惑星「ベノム」に永久追放された。しかし、ベノムで自ら皇帝を名乗り、強大な軍事力を築きあげて反乱。ライラット系の侵略を企てる。
カイマン
声:里内信夫(N64版)、大原崇(3DS版)
アンドルフ軍の上級兵の一人で、唯一名前が公表されている。アンドルフ軍基地の最終防衛前線を担当。実力等は定かではないが、「こちらカイマン。異常ないっスよ!」等と上官に対しての言葉遣いがなっておらず、口調やテンションからも読み取れる様に、軽めの性格をしている。
ヤル・デ・ポン
声:なし(N64版)、坂本くんぺい(3DS版)
アーウィンやグレートフォックスなどの開発元「スペースダイナミクス社」の社長[6]だが、裏で武器の密売をしているという黒い噂もある[6]。トレーニングモードのみに登場し、アーウィンの操作法を教える。N64版では唯一ボイスが無いキャラクターだが、3DS版ではボイスが追加されている。

主要マシン[編集]

ゲームに登場する戦闘機など。

アーウィン
スターフォックスの代名詞とも呼べる超高性能全領域戦闘機。
ランドマスター
超高性能回転式地対空戦車。地上探索用に開発された小型地圏探査車両を改良したもの。アーウィンと同等性能の火力と頑丈な装甲を備えている。車両底部に設けられた2つの噴出口によって短時間のホバリングが可能。またどちらか片方の噴出口を使えば、横方向への迅速な側転移動ができる。アーウィンと異なり、このローリングによって電磁波が放射されることはなく、光学兵器を反射することはできない。各人専用車両はなく、1両のみを所有している。
グレートフォックス
超弩級強襲巡洋母艦。やとわれ遊撃隊「スターフォックス」の活動拠点。大型プラズマエンジンを3基搭載しており、惑星間ワープ航行が可能。アーウィン、ランドマスター等を格納し、宇宙空間・大気圏内・海洋を巡航し、各機体の整備用ドックも完備。臨戦時は最前線補給基地としての役割も担う。ジェームズ・マクラウドがスペースダイナミクス社に開発を依頼し、設計段階から関わって完成させた特別仕様艦で、製造費に80年分のローンが組まれている[7]。なおスターフォックスの報酬の一部がこのローン返済に充てられている。
ブルーマリン
改造潜水艦。メカニック・エンジニアのスリッピーが廃棄部品などを集めて開発した潜水艦。趣味の産物であるが、アーウィンの整備部品を流用しているため、レーザー砲やローリング機構まで搭載している。ホーミング照明弾も装備。戦線投入を意図して作られたものではなく、エネルギー消費を考慮して本体照明は微弱なライトのみで、肉眼での視野がほとんど確保できない。
ウルフェン
スターウルフの主力戦闘機。アンドルフとピグマによるカスタムメイドにつき詳細は不明。アーウィンと同様にG-ディフューザーシステムが搭載されている模様。さらに4枚のグラヴィティプレートも装備しており、その性能は少なくともアーウィンと互角以上のものであると推測されている。
ウルフェンII
ベノムで登場するウルフェンの改良機。バリアやローリングが可能になっているほか、レーザーがツインレーザーになり、連射速度などが上がっている。強い為、仲間の中はファルコしか反撃できない。
コーネリア・ファイター
コーネリア防衛軍の主力戦闘機。レーザーはシングルのみだが、隊長機のみツインレーザー仕様。
キャット・ウィング
キャットが愛用する機体。スピード重視の軽量ボディであるがレーザーはシングルのみ。

アイテム[編集]

サプライリング
銀色のリング。取るとシールドが少し回復する。3DS版ではシルバーリングと表記されている。
シールドリング
金色のリング。取るとシールドが少し回復し、3つ集めるとシールドの上限が伸びる(そのステージのみ)。その状態でさらに3つ集めると1UPする。2つめまでは次のステージに持ち越すことができる。3DS版ではゴールドリングと表記されている。
ミドルサプライ
銀色の、手裏剣のような形のリング。取るとシールドが大幅に回復する。
チェックポイント
青色のリング。取るとシールドが大幅に回復し、以後そのステージで撃墜された場合は残機が残っていればそこからの再スタートになる。
ウイングリペア
破損したウイングを修復できるアイテム。ウイングが破損している場合は、レーザーエナジーがこれに変わる場合もある。破損していないウィングのダメージもリセットされる。
レーザーエナジー
アルファベットのHのような形のアイテム。取るとレーザーがシングル(初期状態)→ツイン→ハイパーの順にパワーアップする。破損していないウィングのダメージもリセットされる。
バトルモードではアーウィンのレーザー攻撃のみならず、メインゲームではレーザー攻撃を強化できないランドマスター、及びパイロットのレーザー攻撃を強化することも可能。
リザーブボム
Bボタンで発射できるスマートボムを補充する。最大所持数は9個まで。
1UP
アーウィンをミニチュア化したようなアイテム。アーウィンの残機が1機増える。

ライラット系[編集]

物語の舞台となる恒星系。詳細な設定はスターフォックスシリーズの登場天体・宙域一覧を参照。ここでは本作に関連する事柄について記述する。

惑星[編集]

コーネリア
豊かな自然環境に恵まれている恒星ライラット系の第4惑星。ライラット系惑星集団の首都として、政治経済文化の中心地となっている。コーネリア防衛軍の名声は高く、宇宙平和の象徴的存在となっていたが、ライラット系の大半の惑星を支配下においたアンドルフ軍の侵攻によって市街地は無惨に荒らされ、コーネリア防衛軍の決死の防衛も空しく、占領下におかれようとしている。ここでスターフォックスのファーストミッションが展開される。 ボスは都市占領兵器「グランガ」、もしくは惑星間戦闘空母「アタック・キャリア」のどちらかと戦う。
フィチナ
地表の約90%が永久凍土とに覆われた氷雪の惑星。軍の情報基地が置かれ、常に防衛部隊が駐留していたが、アンドルフ軍の侵攻により基地が陥落し、時限爆破装置が仕掛けられた。ボスは初遭遇のスターウルフで、超高性能全領域戦闘機「ウルフェン」4機との戦闘。
ちなみに海外版では惑星の名前がフォーチュナとなっている(SFC版および『アサルト』のものとは別物)。
カタリナ
海洋の割合こそ少ないものの、肥よくな地表に植物が繁茂し、自然環境に恵まれている惑星。大規模な移民計画に伴い、コーネリアに次ぐ軍事防衛基地の建設計画が進行しており、その初期段階として小規模の軍事施設が建設され、コーネリア防衛軍が前線基地として常時駐留していたが、アンドルフ軍の執拗な波状攻撃により、防戦一方になっている。フォックスの旧友ビルが登場。ここでは敵戦闘機の他にビルが率いるバーナード隊とドーベル隊の味方戦闘機も登場する。ボスは超巨大要塞「グレート・ディッシュ」。
アクアス
惑星表面の100%を海洋が占めるの惑星。アンドルフ軍が海中に投入したバイオウェポンによって汚染物質が垂れ流され、それにより海洋生物が巨大・凶暴化しており、貴重な海底遺跡が浸食され、甚大な損失を免れない状況にある。ブルーマリンでプレイする唯一のステージ。ボスは貝の姿のバイオウェポン「バクーン」。
ソーラ
恒星のような姿をしているが、実態はマントル対流層が地表に露出した状態の灼熱の惑星である。アンドルフがバイオウェポンの実験を行っている。所々でヘビのようなプロミネンスが吹き上がり、マグマが襲い来る。熱気の影響で、常にアーウィンがダメージを受け続ける(このダメージでアーウィンが墜落することはない)。カタリナを経由していると道中でビルが現れ、フォックス達を支援してくれる。 ボスはバイオウェポン「サンガー」。
ゾネス
海洋の割合が90%を占め、アクアスと共に水の双子星として知られる。元々は有名なリゾート地であり、ペッピーの新婚旅行先はこの惑星[6]。しかし、アンドルフのバイオウェポンの汚染にさらされ、かつての面影を全く残さない汚染惑星と化している。水棲生物は巨大・凶暴化しており、アンドルフ軍は海洋補給基地を建設している。キャットが登場し、スターフォックスを援護する。ボスは違法改造戦艦「サルマリン号」。頑丈な装甲で覆われており、レーザー攻撃が効かない。潜水している時は潜望鏡でこちらを見ているが、この潜望鏡はスマートボム2発で破壊することができ、破壊した後は潜水中の攻撃が殆ど当たらなくなる。
タイタニア
荒涼たる砂漠と岩山ばかりの惑星。別名「禁断の惑星」。古代人絶滅後、何万年も生き延びた生体兵器や防衛システムがこれまで異星人の進入を阻んできており、アンドルフ軍も手を下していないが、偵察部隊は上空に駐留している。セクターXから飛ばされたスリッピーを救うため、フォックスがランドマスターを用いてスリッピー救出作戦を行う。ボスは古代化石獣「ゴラス」。
マクベス
豊富な鉱物資源に恵まれ、無数の採掘場を取り巻く工業製品の生産施設とそれを取り巻く居住区が建造され、中規模のコロニーを形成していたが、アンドルフ軍に占領された後は軍事生産補給基地に改造され、兵器の生産・輸送の大半をこの基地が担っている。惑星間巡航ミサイルもこの基地から発射されている。この基地は両軍にとって、戦略上の最重要ポイントである。ここでもランドマスターが活躍。ボスは最新鋭凧型実験兵器「ベンジャミン」で、ランドマスターでボスを追いかける展開になる。ロックをすべて解除し、線路のポイントを切り替えると列車は燃料庫に突っ込み大爆発を起こす。惑星ゾネスを経由しているとキャットが登場、ポイント切り替えの手助けをしてくれる。
ベノム
ライラット系の最外縁に位置する荒涼とした辺境の惑星。地表は見渡す限りの岩場と断崖。大気中の酸素濃度も極めて低く、生物の棲息には適さない。しかし、追放されたアンドルフの手により数年の間に改造され、アンドルフ軍の本拠地となっている。アンドルフの軍事基地は地下に建造されているため、実態がよくつかめていない。しかも張り巡らされた地下輸送網によって、地上のあらゆる場所で迎撃部隊の出動が可能になっている。2種類のステージがあり、ボルスを経由すると「ベノム1」、エリア6から経由すると「べノム2」になる。勲章はどちらのステージで入手してもよい[8]。また、最終ボス戦は必ずフォックス1人で行くことになる。
ベノム1のボスは謎の巨大ゴーレム「バムバム」。一見すると逃げているだけに見えるが、障害物を多数発生させて妨害をする上、あまりにも長期戦になると通路の行き止まりに激突して墜落してしまう。最終ボスはアンドルフが作り上げた自身の偽者のロボット「アンドルフ・ダミー」。
ベノム2のボスはウルフェンに改良を加えた「ウルフェンII」。機動性能の強化以外にも、ツインレーザー標準装備・ローリング機能・爆発ダメージを無効化するバリアを搭載。最終ボスはアンドルフ自身で、真の姿である「アンドルフ・アイ」と「アンドルフ・ブレイン」となる。

宙域[編集]

謎の多い不可解な宙域で、磁場の異常から予想もつかない諸現象が起こる危険地帯になっている。

セクターX
Xの文字が浮かび上がる謎の宙域。アンドルフは秘密兵器を開発するため、あえてこの危険な宙域に基地を建設していたが、その秘密兵器が開発途中で暴走を起こしたために基地設備の殆どが壊滅している。ボスは作りかけの秘密兵器「HVC-09」。
また、かねてから存在の可能性が示唆されていたワープホールを兵器輸送に利用しているという噂があり、実際にセクターZへのワープゾーンが内部に存在している。唯一、「作戦完了」の条件が2つ存在するステージ。どちらの条件でクリアしても、もう一方の作戦完了ルートを選択することは不可能。
カタリナを経由している場合はビルが登場し、ワープゲートの開錠の手助けをしてくれる。
セクターY
Yの文字が浮かび上がる宙域。惑星コーネリアにもっとも近いこの宙域は比較的安定しており、事件や事故は少ない。コーネリアへの進軍を図るアンドルフ軍によって人型の対艦兵器「サルジャー」が投入され、コーネリア防衛軍の艦隊は苦戦を強いられている。ボスは戦闘ロボット「サルデス」と「サルデスII」。
セクターZ
Zの文字が浮かび上がる宙域。数十年前、ライラット系で一大勢力を誇った宇宙海賊とコーネリア軍が戦った古戦場。そのまま放置された当時の残骸が戦闘の激しさを物語っている。また、磁気の異常などによる遭難事故の多発地帯として知られている。アンドルフ軍は惑星間巡航ミサイルによる包囲網をこの宙域にしき、スターフォックスを殲滅しようともくろんでおり、合計6基の大型ミサイルがグレートフォックスに襲いかかる。ボスは惑星間巡航ミサイル「マン・ドリル」。惑星ゾネスを経由しているとキャットが登場し、ミサイルの撃墜を手伝ってくれる。

その他[編集]

小惑星帯メテオ
惑星コーネリアの公転軌道よりやや外側を公転する小惑星帯。コーネリアとフィチナの間に位置している。アンドルフ軍はコーネリアに大規模な援軍を投入するため、メテオに小惑星破壊艇を導入し、進軍ルートの確保をねらっている。また、カタリナへのワープゾーンが存在する。ボスは小惑星破壊艇「メテオ・クラッシャー」。
防衛衛星ボルス
惑星ベノムを衛星軌道上で守護するアンドルフ軍の防衛衛星。大口径レーザー兵器プラネットキャノンを装備し、艦隊による突破を不可能にした難攻不落の要塞。上部にコアとそれを守るシールドを発生させるためのシールド・リアクターが設置されている。惑星フィチナを経由していない場合、スターウルフが登場し、経由していても、倒し損ねたスターウルフのメンバーがいる場合はそのメンバーが登場。
エリア6
辺境の惑星ベノムへの中継ポイントとして設けられた宇宙基地。かつては宇宙農園が造られ、植物の試験栽培などが行われていた[9]が、アンドルフ軍に占領された後は軍の軍事拠点となり、アンドルフ軍の戦艦がひしめく防衛線が三層にわたって張られている。コーネリア防衛軍の戦略会議でも進行不能エリアとみなされ、実質的には戦略から外されている[9]。敵の出現数がかなり多く(ある程度慣れていれば400点以上取ることも可能で、512点以上になるとランキングの点数表示で256点引かれるというバグがある)、グレートフォックスからのレーザーによる支援が受けられる。また、アンドルフからの通信をキャッチする事もできる。ボスは最終宇宙兵器「デス・ボール」。

ボス[編集]

各ステージの最後には必ず特殊な機体との戦闘が待ち構えており(ワープゾーンに突入した場合を除く)、これらを撃破するとステージクリアとなる(ステージによっては倒さなくともクリアとなる場合がある)。スリッピーが出撃している場合はボスのシールド(体力)が表示される。

ボスによっては戦闘中にその機体の操縦者から無線が入ることもあり、声優はその操縦者のものを指す。

都市占領兵器 グランガ
声:江川央生(N64版)、高口公介(3DS版)
コーネリアのボス。コーネリアの都市を破壊、占領するために開発された都市占領兵器。二足で歩行しながら、上部に取り付けられたホーミングミサイル砲などで攻撃する。
オールレンジモードでの戦闘となる。脚部を片方でも破壊されると身動きが取れなくなってしまう。背後のバックパックが弱点。
惑星間戦闘空母 アタック・キャリア
声:郷里大輔(N64版)、最上嗣生(3DS版)
コーネリアのボス。SFC版に登場した同名の機体を再現している。グランガとの戦闘直前にその姿を確認できるが、ある条件を満たしていると追跡、戦闘となる。ミサイルランチャーと艦載機を搭載したハッチを備えており、これらを破壊すると本体への攻撃が可能となる。
小惑星破壊艇 メテオ・クラッシャー
声:麻生智久(N64版)、坂本くんぺい(3DS版)
メテオのボス。軍の進行ルートを確保するためにメテオに投入された小惑星破壊艇。小惑星や隕石、宇宙ゴミなどの障害物を粉砕する。初期状態では敵機からのレーザーを吸収し放出する特殊な盾を装備しており、装備が破壊されるたびに違う攻撃手段へと随時切り替えていく。
戦闘ロボット サルデス、サルデスII
声:麻生智久(N64版)、坂本くんぺい(3DS版)
セクターYのボス。セクターYに投入された戦闘ロボット、サルジャーの強化版。宇宙空間を自由に動き回りながら、右手に持っている銃で攻撃する。サルデスIIは機動性をより高め、盾を装備した改良機である。
戦闘はオールレンジモードで行い、最初は2体のサルデスとの戦闘となり、これらを撃破すると引き続いてサルデスIIとの戦闘になる。
超高性能全領域戦闘機 ウルフェン
フィチナのボス。全4機でスターウルフのウルフ、レオン、ピグマ、アンドリューが各機に搭乗し、それぞれがフォックス、ファルコ、ペッピー、スリッピーに攻撃を仕掛けてくる。戦闘中、時限爆弾のカウントダウンが始まり、時間内に全滅させないと基地が爆破され作戦失敗となる。
超巨大要塞 グレート・ディッシュ
カタリナのボス。円盤状の形をしている。4つのハッチから戦闘機を出撃させている。中心部に大口径レーザー砲を装備しており、都市や基地を一瞬で破壊できる。
一定以上の時間が経過するか、全ハッチを破壊するとコアが出現し、コアを破壊すると撃破、制限時間内に破壊できなかった場合は前線基地を破壊をされ作戦失敗となる。
バイオウエポン バクーン
アクアスのボス。二枚貝型のバイオウェポン。汚染物質を撒き散らし、海洋生物を巨大・凶暴化させている。また、上殻に「フジツボ」が付けられており、外敵を駆除する「バイオワーム」を寄生させている。
弱点は中身にある目玉で、ミサイルを当てることでダメージを与えられる。
HVC-09
声:頓宮恭子(N64版)、はやみけい(3DS版)
セクターXのボス。アンドルフ軍がセクターXで極秘に開発していた上半身だけの巨大ロボット。開発中に中枢プログラムが暴走し、外部装甲を貼らないままの状態で未完成に終わった。現段階でビーム砲とミサイルアームを装備している。ステージ道中では度々この機体のアームが飛来していくのを確認できる。
戦闘後半で倒すのに時間がかかるとスリッピーが惑星タイタニアに吹っ飛ばされてしまう(離脱扱いになるため、勲章は得られなくなる)。名前の元ネタはファミリーコンピュータの型番である「Home Video Computer」の略称で、実際のHVC-09は欠番となっている。
バイオウエポン サンガー
ソーラのボス。ソーラに大規模な地殻変動を起こす為に投入されたバイオウェポン。超高熱惑星ソーラの環境に適応できる外皮を持つ。自分以外の動くものに対して攻撃衝動を持つよう刷り込まれており、鎌状の腕でプロミネンスやマグマの津波を引き起こし、対象物を攻撃する。腕を破壊されると傷から漏れる超高温の体液や口からの火炎を駆使する。
頭部が弱点だが、両腕を破壊しないとダメージが与えられない。
違法改造戦艦 サルマリン号
声:里内信夫(N64版)、大原崇(3DS版)
ゾネスのボス。レーザー攻撃を受け付けない特殊な装甲で覆われており、潜水も可能な違法改造戦艦。海洋探査やサルベージ作業などをこなす。パーツが破損しても、クレーンで引き揚げて修復できる。武装は、砲弾を発射する2門の大砲・水雷・目標めがけて射出する鎖付きの鉄球がある。
頑丈は装甲はボムでしかダメージを与えることができず、本体に至ってはボムすら効かないが左右の船体を剥がすとレーザーによる攻撃が通るようになる。ボムは大砲から発射される砲弾を破壊することで補給することができる。
古代化石獣 ゴラス
タイタニアのボス。タイタニアに墜落したスリッピーを捕えている。尻尾や下2本の鎌状の腕による物理攻撃と上2本の腕によるレーザー攻撃を仕掛け、口からは強力な光線を放つ。胸部の心臓のようなものが弱点で、腕を全て破壊すると露わになるが、しばらくすると腕は再生してしまう。
最新鋭凧型実験兵器 ベンジャミン
声:郷里大輔(N64版)、最上嗣生(3DS版)
マクベスのボス。輸送中の兵器であったが、スターフォックスの襲撃によってその場で起動することとなる。エネルギーのほとんどを攻撃に使用し、車両から凧のように繋がりながら気流を利用して飛行する。
戦闘中に設置されている安全装置を8本全て撃ち、その後出現するレバーを撃ってポイントを切り替えると、燃料庫に突っ込んだ列車ごと破壊することができる。
ポイント切り替えに失敗した場合はボスを追い続けることになるが、延々と追い続けるとベンジャミンを引っ張っているケーブルが切断され、共倒れになってしまう。
惑星間巡航ミサイル マン・ドリル
セクターZのボス。マクベスより発射される惑星間巡航ミサイル。自動索敵追尾システムを搭載しており、目標がどんなに回避しようとも確実に命中させる精度と、どんな巨大戦艦でも2発命中させれば半壊できるだけの破壊力を持つ。
グレートフォックスを目標に飛来し、1発でも着弾するとその場で作戦失敗となる。合計で6機出現し、破壊する度に同時に出現する数が増えていく。
なお、作戦失敗になるとグレートフォックスは左上の翼を破壊された状態になり、エンディングでもその姿で登場する。
エネルギー融合炉 ボルス・コア
ボルスのボス。バリア解除後しばらくすると姿を現すようになる。円筒状の形に複数のコアが貼り付けられている。攻撃手段は持っていないがコアを破壊するとエネルギーが漏れ出し、レーザー状に拡散するようになる。
最終宇宙兵器 デス・ボール
エリア6のボス。スターフォックスにエリア6を突破された際に投入された最終宇宙兵器。次元移動システムを搭載しており、ベノムに突入しようとするスターフォックスの前に突如姿を現す。その名のとおり装甲を閉じた通常形態は巨大なボール型で、装甲の内側にある3つのエネルギー球でバリアを生み出しコアを防御している。
攻撃面では、伸縮自在な3本の触手状のアームやミサイル、艦載機の発進、そして強力なレーザー砲「プラネット・キャノン」を装備している。
謎の巨大ゴーレム バムバム
ベノム1のボス。ベノムへの侵入者を神殿の奥へ誘う謎の巨大ゴーレム。自身は攻撃を行わず、奥へと移動しながら通路内のトラップを作動させていきフォックス達の行く手を阻む。
石像の様な姿をしているが、これはただの装甲であり正体はロボットである。通路の先は行き止まりになっており、そこに到達する前に倒さなければ強制ミスとなってしまう。
超高性能全領域戦闘機 ウルフェンII
ベノム2のボス。従来のウルフェンよりも機動性がアップしており、チャージ弾などは無効化してしまう。通信画面ではスターウルフのメンバーの容姿に一部変化が見られている。
ベノム2前半はオールレンジモードのステージとなっており、このウルフェンIIとの戦闘のみで構成されている。
天才科学者 アンドルフ
ベノム1・2共通のボス。巨大な顔と手のみで、アンドルフ自らが自身に改造を施した姿である。左右の手はパンチや指先からのビームで攻撃し、顔は吸い込んでアーウィンの翼を噛み砕く。
アンドルフ・ダミー
ベノム1の最終ボス。倒したアンドルフの中から出現する偽物のロボット。体力は低く、ボム1発で撃破できる。
アンドルフ・ブレイン
ベノム2の最終ボス。巨大の脳味噌の姿で、アンドルフの真の姿。オールレンジモードでの戦闘となる。弱点は目(アンドルフ・アイ)と小脳の部分。
目をレーザーで伸ばしながら、常に回るように移動している。うかつに本体に近付くと脳の下の触手に捕まり、翼を破壊されるなどのダメージを受けてしまう。
倒しただけではクリアにはならず、崩壊する基地から脱出することになる。

バトルモード[編集]

本編とは別に、最大4人のプレイヤーで対戦ができるモードが用意されている。ステージは、コーネリア、カタリナ、セクターZの3種類から選択できる(本編と同名だが対戦用にアレンジされている)。最初はアーウィンでしか対戦できないが、一定の条件を満たすとランドマスターやマシンから降りたパイロットで対戦することができる(セクターZは陸地が存在しないためアーウィンのみ)。

パイロットでの戦闘は、常に前進し続ける機体の操作と違い3Dアクションの要領で操作する。移動速度は見た目に反して速いが、空中を飛行できるア-ウィンと比べると行動範囲は明らかに狭く扱い辛い。またパイロットに関しては清水隆雄曰く「ベノムに突入する第3のルートとして、要塞の中でバズーカを装備したフォックス(パイロット)がアンドルフと戦うステージを企画していたが、納期の都合上パイロットをバトルモードでのみ使用できるようにした」とのこと[10]。パイロットの武器は縞模様の入ったシンプルな筒状の大型バズーカだが、実は正式な名前が無く、限られたポリゴン数の中で絵的なインパクトを優先するためにブラスターではなくこの様な大型兵器が生み出された。攻撃力はアーウィンのレーザーよりも高く、チャージ弾が撃てないものの連射性能が非常に高い。また、前述の通りレーザーエナジーを入手すると武器の性能を強化する事ができ、螺旋状の強力なエネルギー弾を放つことが可能。

メインゲームにてエクストラモードをプレイ可能な場合は、メインゲームの表示を「エクストラ」にした状態でバトルモードを選択すれば、エクストラモード仕様の対戦も可能。

TVCM[編集]

広末涼子をメインに据え、総勢約350人の出演者が巨大スクリーンの前で『スターフォックス64』をプレイするという大掛かりなもの。コピーライター糸井重里がCMを手がけており、広末が「シビレる〜」という台詞を連呼するなど、振動パック対応ソフトであることを強調する内容だった。撮影が行われた場所は幕張メッセ

約350人の出演者のうち約150人が当時の若手芸人となっており、X-GUNオセロネプチューンなどが出演していた。

スターフォックス64 3D[編集]

スターフォックス64 3D
ジャンル シューティング
対応機種 ニンテンドー3DS
開発元 任天堂
キュー・ゲームス
発売元 任天堂
プロデューサー 杉山直
ディレクター ディラン・カスバート
人数 1〜4人
メディア 3DSカード
ダウンロード販売
発売日 パッケージ版
日本 201107142011年7月14日
アメリカ合衆国 201109092011年9月9日
ヨーロッパ 201109092011年9月9日
オーストラリア 201109152011年9月15日
大韓民国 2012年8月30日
中華民国香港 2013年3月15日
ダウンロード版
日本 201211012012年11月1日
対象年齢
売上本数 日本 約13万本[11]
アメリカ合衆国 約40万本[11]
世界の旗 約73万本[11]
その他 3D映像対応
ダウンロードプレイ対応
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スターフォックス64 3D』(スターフォックスろくじゅうよん スリーディー、Star Fox 64 3D)は、2011年7月14日任天堂より発売されたニンテンドー3DS専用ソフト。

『スターフォックス64』をニンテンドー3DS向けにリメイクしたもので、グラフィック、サウンド、キャラクターの音声などが一新されているほか、ニンテンドー3DSに搭載されているジャイロセンサーでの操作が可能となっている。

シリーズ第5作目『スターフォックス コマンド』に続き、本作も任天堂情報開発本部及びキュー・ゲームスの共同により制作された。

2012年11月1日より、ニンテンドーeショップにて本作のダウンロード版が販売されている。

主な追加要素・変更点[編集]

  • ジャイロ操作に対応し、難易度や仕様が調整された「ニンテンドー3DSモード」が追加。また、N64版当時の難易度でプレイできる「ニンテンドウ64モード」も収録されている。ある条件を満たすことで、N64版のエクストラモードと同様の難易度でプレイできる「エクストラモード」も選択可能になる。
  • キャラクターの音声が一新され、声優もすべて変更された(今作の声優は全員が賢プロダクションに所属)。それに伴い、セリフが追加されたり、一部修正が加えられたりしている。声優は、極力原作キャストに近い声質の人物が選ばれている。なお、一新された理由はペパー将軍などの音声を担当した郷里大輔が2010年に他界したためである[12]
  • トレーニングの内容が変更され、ジャイロ操作の解説や、終了後には障害物にぶつからずにゴールを目指す「最終チェック」など新たなメニューが行われる。また、トレーニングモードの解説者であるヤル・デ・ポンに音声が入るようになった。
  • メインゲームでクリアしたステージを自由にプレイできるスコアアタックモードが追加。獲得したスコアに応じて金、銀、銅の勲章が貰え、金の勲章の取得条件はメインゲームのそれよりも厳しいものとなっている。
  • バトルモードが一新され、新たなルールやステージ、アイテムが追加されたが、ランドマスター及びパイロットは廃止されている。ダウンロードプレイに対応しており、ソフト1本で最大4人までの対戦が可能となっている。対戦中は内カメラで対戦相手の表情を互いに確認し合いながらプレイする仕組みになっている。また、コンピューターとの対戦も可能となっており、コンピューターが操るスターフォックスのメンバーの機体を相手に対戦できる。
  • オプションでBGM、効果音、音声の有無を設定できなくなった。また、サウンドテストはメインゲームを1度クリアした時点で解禁されるようになった。
  • 画面内にて飛行するウルフェン及びウルフェンIIの上部にシールドゲージが表示されるようになった。
  • 視点切り替えのコックピット視点が廃止された。
  • メインゲームでブルーマリンやランドマスターに乗るステージをプレイする際、開始直後に操作説明が入るようになった。
  • ボス戦突入の際にボスの名前のテロップが上画面の左下に表示されるようになった。
  • N64版で確認されたバグ(一部のステージで999hitが獲得可能、ランキング表示が不正確になる等)が解消された。
  • N64版ではワンパターンだった画面内を飛行する仲間を誤って攻撃した時のセリフにバリエーションが加わった。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c Star Fox 64 - Nintendo 64 - VGChartz” (英語). 2012年5月26日閲覧。
  2. ^ 社長が訊く『スターフォックス64 3D』 5.「決して諦めるな。自分の感覚を信じろ!」”. 2012年3月10日閲覧。
  3. ^ 「スターフォックス64 3D 作戦No.4 フルボイスのナゾ」、『ニンテンドードリーム』第207号、徳間書店、2011年7月、 26頁。
  4. ^ a b c d スターフォックス64 こいつらがスターフォックスだ!”. 2012年3月10日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス64』、4-5頁。
  6. ^ a b c d スターフォックス64 インフォメーション from スリッピー”. 2012年3月10日閲覧。
  7. ^ 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス64』、9頁。
  8. ^ N64版の各種攻略本には、ベノム1での勲章獲得が不可能であることが記載されていた。実際、ボスを倒すまでは条件を満たしても撃墜数の数字がオレンジ色にならないため、「メインステージ部分だけ」で言えば勲章獲得不可能な仕様になっている。しかし、最終ボス目前にたどり着くことで、撃墜数の数字がオレンジ色になるため、実際はベノム2と同様の条件で獲得可能である。
  9. ^ a b 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス64』、105頁。
  10. ^ 『任天堂公式ガイドブック スターフォックス64』、133頁。
  11. ^ a b c Star Fox 64 3D - Nintendo 3DS - VGChartz” (英語). 2013年8月12日閲覧。
  12. ^ 「スターフォックス64 3D 開発スタッフインタビュー」、『ニンテンドードリーム』第209号、徳間書店、2011年9月、 16頁。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]