スターキャット・ケーブルネットワーク

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スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社
STARCAT CABLE NETWORK Co., LTD.
種類 株式会社
市場情報
東証JQ 4339 2002年2月13日 - 2012年7月26日
本社所在地 日本の旗 日本
460-0003
愛知県名古屋市中区錦1丁目16番7号 NORE伏見
北緯35度10分9.2秒
東経136度53分35.4秒
座標: 北緯35度10分9.2秒 東経136度53分35.4秒
設立 1985年昭和60年)2月13日
(名古屋ケーブルネットワーク株式会社)
業種 情報・通信業
事業内容 有線テレビジョン放送事業
電気通信事業、他
代表者 代表取締役社長 久田良雄
資本金 26億8500万円
2012年3月31日)
発行済株式総数 6万7014株
売上高 82億20百万円
(2012年3月期)
純資産 88億65百万円
(2012年3月31日)
総資産 189億10百万円
(2012年3月31日)
従業員数 119名(2012年3月31日)
決算期 3月31日
主要株主 コミュニティネットワークセンター 100%
2012年7月31日現在)
外部リンク http://www.starcat.co.jp/
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スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社 (: STARCAT CABLE NETWORK Co.,LTD.) は、愛知県名古屋市(一部の区を除く)及び名古屋市以北の愛知県内の各市町をサービスエリアとし、テレビ放送インターネットを事業とするケーブルテレビ局である。コミュニティネットワークセンターの完全子会社。

概要[編集]

名古屋の大手映画配給・興行会社として知られたヘラルドグループの関連企業として設立された。ヘラルドグループから離れたが、ヘラルドから映画部門の一部を引き継いでおり、伏見ミリオン座センチュリーシネマを運営している。

東海地方のケーブルテレビ局が加盟する東海デジタルネットワークセンターには加盟していないが、東海ケーブルチャンネルは当初から参加しているほか、スターキャットチャンネルなどで放送されるスポーツ中継など一部番組を同チャンネルに配給している。

東海ラジオとは、テレビとラジオという違いこそあるが関係は深く、東海ラジオの『土曜はごきげん天野良春ショー』に自社スタッフが出演し、インターネットを教えるというコーナーをラジオ・テレビ(スターキャットのコミュニティチャンネル)双方で放送したり[1]、東海ラジオへの出演経験がある人物がスターキャットコミュニティチャンネルの放送番組に出演したりしている。

所在地[編集]

沿革[編集]

  • 1985年2月 - ヘラルドグループが名古屋ケーブルネットワーク株式会社を設立。
  • 1990年2月 - スターキャットのチャンネル名で開局。名古屋市中区で放送開始。
  • 1994年4月 - 名古屋市千種区、昭和区、瑞穂区、名東区をサービスエリアとするセントラルケーブルテレビ株式会社から営業権を譲渡。
  • 1999年5月 - インターネット接続サービスを開始。
  • 2001年1月 - スターキャット・ケーブルネットワーク株式会社へ商号変更。
  • 2002年2月 - ジャスダック上場(証券コード4339)。
  • 2003年4月 - 本店所在地変更、中区錦3丁目11番23号。
  • 2003年11月 - 筆頭株主がヘラルドグループから中部電力系のキューテックになり、ヘラルドグループは第2位株主に[2][3]
  • 2004年3月 - 11.5%の株式を所有し第2位株主だったヘラルドコーポレーションが民事再生法申請による株式処分を行い持株比率が1.55%になる[4]
  • 2006年12月 - 本店所在地変更、現本社へ移転。
  • 2008年12月 - 日本デジタル配信からのCSデジタル配信を開始[5]
  • 2009年3月5日 - 3月7日 - スターキャットのコミュニティチャンネルで、地上波などが中継できない3試合〔読売ジャイアンツ戦(5日・6日)、北海道日本ハムファイターズ戦(7日)のそれぞれオープン戦3試合(いずれもナゴヤドームでデーゲーム)〕のオープン戦を自社制作・生中継した。なお、3試合ともに東海ケーブルチャンネルにもネットされたほか、中日スポーツで生中継を行う旨の広告が掲載された。
  • 2010年3月 - 10月1日に開局20周年を迎えるのを記念して、スターキャット市民映像祭を開催。オリジナル映像作品を公募。3月より受賞作の上映会とスターキャットチャンネルで放映[6]
  • 2011年6月30日 - WOWOWスター・チャンネル衛星劇場のアナログ放送を終了。
  • 2011年7月24日 - 地上デジタル放送のデジアナ変換サービスを開始[7]
  • 2011年10月1日 - 連結子会社の株式会社スターキャット・エンタープライズを吸収合併。
  • 2012年2月20日 - コミュニティネットワークセンターがスターキャット株の株式公開買い付けをして完全子会社化し、業務提携することに合意[8][9]
  • 2012年3月29日 - 公開買い付けの結果、コミュニティネットワークセンターが94.04%の株式を取得[10]
  • 2012年5月31日 - CS放送のベーシックチャンネルのアナログ放送を終了[11]
  • 2012年7月26日 - 上場廃止
  • 2012年7月31日 - コミュニティネットワークセンターの完全子会社化[12]

サービスエリア[編集]

主な放送チャンネル[編集]

テレビ局[編集]

アナログ デジタル 放送局
1 TV011 東海テレビ
9 TV021 NHK名古屋Eテレ
3 TV031 NHK名古屋総合
35 TV041 中京テレビ
5 TV051 CBCテレビ
11 TV061 メ〜テレ
33 TV071 三重テレビ
25 TV101 テレビ愛知
6 TV121 スターキャットチャンネル[13]
48 BS101 NHK BS1
49 BS103 NHK BSプレミアム
BS141 BS日テレ
BS151 BS朝日
BS161 BS-TBS
BS171 BSジャパン
BS181 BSフジ
65 BS191 WOWOWプライム
BS192 WOWOWライブ
BS193 WOWOWシネマ
BS200 スター・チャンネル 1
BS201 スター・チャンネル 2
BS202 スター・チャンネル 3
BS211 BS11
BS222 TwellV
BS258 Dlife
36 東海ケーブルチャンネル(2012年9月30日で終了)
71 ファミリー劇場
72 FOX
73 AXN
74 ミュージック・エア
75 スカイ・A sports+
76 BBCワールドニュース
77 TBSニュースバード
78 ヒストリーチャンネル
79 V☆パラダイス
80 放送大学テレビ
81 MONDO TV
83 アニマルプラネット
84 ホームドラマチャンネル
85 旅チャンネル
86 女性チャンネル♪LaLa TV
87 ディズニー・チャンネル
64 204 ムービープラス
63 205 チャンネルNECO
206 日本映画専門チャンネルHD
207 日本映画専門チャンネル
208 IMAGICA BS
68 209 衛星劇場
62 251 スーパー!ドラマTV
256 AXNミステリー
257 時代劇専門チャンネル
302 ディズニーXD
306 TBSチャンネル 1
307 テレ朝チャンネル
308 チャンネル銀河
309 チャンネル銀河(HD)
310 日テレプラス
311 KBS World
312 Mnet
58 351 カートゥーン ネットワーク
60 352 キッズステーション
61 353 アニマックス
354 アニメシアターX
51 401 MTV
52 402 スペースシャワーTV
59 403 MUSIC ON! TV(エムオン!)
404 歌謡ポップスチャンネル
41 451 食と旅のフーディーズTV
45 452 囲碁・将棋チャンネル
38 453 QVC[14]
39 454 ショップチャンネル[15]
455 ジュエリー☆Gem Shopping TV
455 釣りビジョンHD
37 501 ゴルフネットワーク
53 502 GAORA
54 503 J SPORTS 1
55 504 J SPORTS 2
505 J SPORTS 4
506 J SPORTS 3
47 507 日テレG+
42 551 ディスカバリーチャンネル
44 601 CNNj
602 日テレNEWS24
43 603 日経CNBC
56 651 グリーンチャンネルEAST
652 グリーンチャンネルWEST
57 653 レジャーチャンネル1
654 レジャーチャンネル2
59 669 レインボーチャンネル
670 パラダイステレビ
721 フジテレビTWO ドラマ・アニメ
739 フジテレビONE スポーツ・バラエティ
740 TAKARAZUKA SKY STAGE
  • デジタル放送は2008年平成20年)12月から日本デジタル配信を使用している。
  • 地上波はパススルー方式で配信しているため、セット・トップ・ボックスを使用せずに受信が可能。

ラジオ局[編集]

MHz 放送局
78.8 ZIP-FM
81.7 FM AICHI
83.5 NHK名古屋FM

キャッチコピー[編集]

現在[編集]

  • 密着しているから、あったかい。 - 開局20周年を記念したものであることから、「Locommunication! 20thANNIVEARSARY - 」が先頭に付く。

コミュニティチャンネル[編集]

主な自主制作番組[編集]

△ - 東海ケーブルチャンネルにもネット(スポンサーを含む)。

レギュラー番組
  • △ まちバル(53分番組、毎週土曜日更新)
  • △ 映画屋TV (28分番組、毎週金曜日更新)
  • 燃えドラ!スタジアム(53分番組、毎週木曜14時に生放送を実施、2007年2月 - )
  • 天ちんアワー どえりゃ〜7時(53分番組、平日のみ放送、毎週月曜19時に生放送を実施)
  • 名古屋市長定例記者会見(5分番組、毎週月曜日更新)
  • なごや祭時記(23分番組、毎月1日・16日更新)
  • ダイヤモンドドルフィンズTV (5分番組、毎週金曜日更新)
  • おすぎのこの映画見なさい! (3分番組、毎週土曜日更新)
  • HTV 〜ハートランドTV〜(23分番組、毎週月曜日更新)
  • ぶら(23分番組、毎月第1・3週の火曜日更新)
  • ほか
特別番組
以下に記述する中継番組を含め、全般的にスポーツ関連の特番が多い。

映画関連事業[編集]

スターキャットシネクラブ[編集]

直営映画館を中心に、割引や抽選の試写会招待といった様々な特典が受けられる有料制のサービス。会員証はポイントカードを兼任しており、6ポイント貯まるごとに次の会員証兼ポイントカードへ更新される。入会は申込書を記入して、3000円(更新は2500円)とともに直営映画館・窓口へ出すか、郵送(現金書留)、銀行振り込み(申込書はFAXで送信)で入会する方法がある。窓口受付は当日、郵送などは後日会員証が送られてくる。

直営映画館[編集]

子会社であるスターキャット・エンタープライズを通じて直営映画館を運営している。いずれもミニシアター向きの作品を中心に上映しているほか、ロビーではカフェも運営している。

伏見ミリオン座
名古屋市中区栄1丁目に所在する映画館。2005年開館。3スクリーンを持つ。スターキャット系の映画館の中では、比較的話題になりやすい作品を上映することが多い。
センチュリーシネマ
名古屋市中区栄3丁目の名古屋パルコ東館8階に所在する映画館。2000年開館。2スクリーンを持つ。

ゴールド劇場・シルバー劇場[編集]

ゴールド劇場・シルバー劇場
Gold Theater/Silver Theater
情報
正式名称 ゴールド劇場・シルバー劇場
旧名称 マキノ劇場
完成 1983年
開館 1983年8月8日
開館公演 細雪楢山節考(ゴールド)
成人向映画(シルバー)
閉館 2012年2月3日
最終公演 ニュー・シネマ・パラダイス(ゴールド)
白夜行 -白い闇の中を歩く-(シルバー)
収容人員 (2館合計)360人
設備 ドルビーデジタル
用途 映画上映
運営 株式会社スターキャット・エンタープライズ
所在地 453-0801
愛知県名古屋市中村区太閤1丁目23-11
アクセス 名古屋駅太閤通口から南へ徒歩5分
大洋薬品工業(現:テバ製薬)本社ビル隣接

ゴールド劇場・シルバー劇場(ゴールドげきじょう・シルバーげきじょう)は、名古屋市中村区太閤1丁目に所在していた2スクリーンの映画館。

1956年7月31日古川為三郎により発足した名画座マキノ劇場』(まきのげきじょう・座席数:292席)がその前身。館名は映画館があった場所が中村区牧野町だったことに由来している[19]。その劇場跡地に建てられ、1983年8月8日にオープンしたのがゴールド劇場とシルバー劇場である。

当初ゴールドは名画座、シルバーは成人向映画の上映館としてスタートしたが、同年12月3日よりシルバーが名画座路線に転向[20]。その後アート系作品を多数上映するミニシアターに転身し多くの名作・佳作を輩出。名宝会館閉館後の一時期は東宝洋画系の作品(『K-19』『ハルク』『サンダーバード』等)も上映していた。また、同館のあったビルの1階にはパチンコ店(末期はまんが喫茶)がテナントとして入居していた。

オープン以来2,050本の作品を上映してきたが、都市計画道路事業用地として道路拡張工事が行われる影響で2012年2月3日を以て閉館となり[21]、28年(マキノ劇場時代から数えると56年)の歴史に幕を閉じた。最終日はスターキャット・シネクラブ会員が選ぶ“最後の1本”として『ニュー・シネマ・パラダイス』がゴールド劇場で特別上映され、立ち見が出るほどの盛況ぶりとなった[22]

当館の閉館により、旧ヘラルドグループが運営していた映画館はすべて姿を消した。

座席数
  • ゴールド: 220席
  • シルバー: 140席

脚注[編集]

  1. ^ コーナーはスターキャットがスポンサーだったこともあり、CMが放送されていた。
  2. ^ スターキャットの筆頭株主が中部電力系のシーテックに BB Watch 2003年11月27日
  3. ^ 主要株主の異動に関するお知らせ スターキャット公式サイト内 2004年3月23日
  4. ^ 主要株主の異動に関するお知らせ スターキャット公式サイト内 2004年3月25日
  5. ^ 日本デジタル配信がスターキャットへCSデジタル放送を配信,HDTV配信の大幅強化も表明 nikkei BP net 2008年10月24日
  6. ^ スターキャット映像祭
  7. ^ デジアナ変換サービスの実施を決定 アナログテレビ等の継続利用をサポート スターキャット公式サイト内 2010年7月29日
  8. ^ CNCIがスターキャット・ケーブル株式を公開買い付け、完全子会社化へ nikkei BP Net 2012年2月20日
  9. ^ 株式会社コミュニティネットワークセンターによる当社株券等に対する公開買付けに関する意見表明及び同社との資本業務提携契約書の締結に関するお知らせ - プレスリリース(2012年2月20日)
  10. ^ 親会社及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ - プレスリリース(2012年3月23日)
  11. ^ サービス終了のお知らせ スターキャット公式サイト内
  12. ^ 定款の一部変更及び全部取得条項付普通株式の取得に関する承認決議並びに全部取得条項付普通株式の取得に係る基準日設定に関するお知らせ - プレスリリース(2012年6月26日)
  13. ^ 全時間ショップチャンネルとQVCとのマルチ編成(ただし視聴時間はどちらも限定)のため、4:3での放送。
  14. ^ デジタルではTV123にて時間限定で放送(全時間4:3で放送)。
  15. ^ デジタルではTV122にて時間限定で放送(全時間4:3で放送)。
  16. ^ 初回生中継はスターキャットのほか、東海ケーブルチャンネルにもネットされるが、2軍戦の中継予定では、球団公式HPなど一部はスターキャットのみ放送と告知されている。スターキャットでは同日に再放送も実施されている。
  17. ^ 現在の中継タイトルは2009年度より使用。一部はスカイ・Aと、J SPORTS(スカイ・Aは阪神戦の一部)でも放送。
  18. ^ 2009年11月7日に愛知県体育館で行われたリンク栃木ブレックスとの試合で、開局以来初めてバスケットボールの生中継を行った。
  19. ^ コラム「木全公彦 日本映画の(ギョク)」|名古屋のマキノ(第三編) - 映画の國(2010年5月17日)
  20. ^ ゴールド・シルバー劇場最後の一日 - 映画屋ブログ(2012年2月3日)
  21. ^ ゴールド・シルバー劇場 閉館のお知らせ
  22. ^ 名駅前の映画館「ゴールド・シルバー劇場」閉館 - 28年で2050本上映 - 名駅経済新聞(2012年2月6日付)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]