スタテンアイランド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
スタテンアイランド(黄色)はニューヨーク市の南西部に位置する
スタテンアイランドの衛星写真

スタテンアイランドStaten Island英語発音: [ˈstætn ˈailənd])またはスタテン島(スタテンとう)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市の5つの行政区のうちの一つ。

概要[編集]

スタテンアイランドはアッパー・ニューヨーク湾の入口に位置する。北はキル・ヴァン・カル英語版、西はアーサー・キルを隔ててニュージャージー州と、東はザ・ナローズ英語版ヴェラザノ・ナローズ・ブリッジ)を隔ててブルックリンと隣接している。

スタテンアイランドはニューヨーク市の行政区の一つだが、他の4つの行政区と同様にそれ自体でをなしており、これをリッチモンド郡 (Richmond County) という。1975年までは行政区の名称も「リッチモンド区」であった。

島の東岸沿いにはメトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ傘下のスタテンアイランド鉄道がある。島外と連絡する鉄道はなく、マンハッタンとはスタテンアイランド・フェリー(無料)で結ばれている。ブルックリンとはヴェラザノ・ナローズ・ブリッジで結ばれ、ニュージャージー州との間には北からベイヨン橋英語版ゴーサルズ橋英語版アウターブリッジ・クロッシング英語版の3橋がある。

わずかながらもニューヨーク開拓当時の面影を残す地域であり、住宅地ののどかな風景が広がる。島の北端には、ニューヨーク・ヤンキース傘下のマイナーリーグ、スタテンアイランド・ヤンキースの本拠地があり、最近は日本人観光客も多く訪れるようになった。また内陸部にはニューヨーク市立大学スタテンアイランド校や、スタテンアイランド病院、リッチモンド・タウン歴史地区英語版、爬虫類で知られるスタテンアイランド動物園英語版などがあり、同区の文化の中心となっている。

中西部には、ニューヨーク市のごみ処理場があった。アメリカ同時多発テロ事件で崩壊したワールドトレードセンターの残骸の分別もここで行われた。

地理[編集]

アメリカ合衆国統計局によると、スタテンアイランド区(リッチモンド郡)は総面積265.5 km² (102.5 mi²) である。このうち151.5 km² (58.5 mi²) が陸地で114.0 km² (44.0 mi²) が水域である。総面積の42.95%が水域となる。

人口統計[編集]

2000年の国勢調査によると、スタテンアイランド区(リッチモンド郡)には人口443,728人、156,341世帯、114,128家族が暮らしている。人口密度は2,929.6/km² (7,587.9/mi²) である。163,993軒の住宅があり、面積あたりの平均戸数は1,082.7/km² (2,804.3/mi²) である。人種的な構成は白人77.60%、アフリカ系9.67%、ネイティブ・アメリカン0.25%、アジア系5.65%、オセアニア系英語版[1]0.04%、その他の人種4.14%、および混血2.65%である。人口の12.07%がヒスパニックまたはラテン系である。

2000年、スタテンアイランドでのおもなヨーロッパ系の比率は以下のとおりである。

統計局の予測によると、人口は2003年に459,737人に増加する見込みである。

交通[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]