スズラン科

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スズラン科
Ruscus aculeatus jfg.jpg
分類APG植物分類体系
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 単子葉類 Monocots
: クサスギカズラ目 Asparagales
: スズラン科 Ruscaceae
学名
Ruscaceae Sprengel
和名
スズラン科
  • 本文参照

スズラン科(スズランか、学名Ruscaceae)は、APG植物分類体系における単子葉植物のひとつである。クロンキスト体系などでユリ科に含められていたスズランオモトナギイカダ等、およびリュウゼツラン科に含められていたドラセナサンセベリア(チトセラン)等からなる。クサスギカズラ目に属し、APG分類体系第2版 (APG II) では近縁のクサスギカズラ科に含めてもよいとし、第3版 (APG III) ではスズラン科を独立させずクサスギカズラ科に含めている。

形態・生態的には、地下茎を伸ばして繁殖しを叢生する多年草のスズラン、オモト、ヤブランハラン等のほか、乾燥に耐えるサンセベリア、地上が立ち上がるアマドコロ、低木状で葉は退化し茎が偏平の葉状になるナギイカダ、大型の木本になるドラセナやトックリランなど、さまざまなものがある。は比較的小さく、穂状または総状花序をなすものが多い。果実は多くが液果。

科名[編集]

学名は、Convallariaceae(1834年、スズラン属 Convallaria に由来)の名も用いられるが、より前に命名されたRuscaceae(1826年、ナギイカダ属 Rusca に由来)が用いられる。和名はRuscaceaeに従ってナギイカダ科(広義)としてもよいが、元来は3属からなる小さい科であるナギイカダ科(狭義)と区別するために、スズラン科と呼ぶことが多い(元来のスズラン科の方が属・種数が多く、特に日本ではなじみが深い)。

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ドラセナの1種 Dracaena deremensis 
サンセベリア(フクリンチトセラン)