スズキ・GN

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GN125(日本国外輸出モデル)

スズキ・GN(ジーエヌ)とは、スズキが製造・発売した原動機付自転車および自動二輪車の車種名称である。

概要[編集]

1980年代初頭にかけてスズキからアメリカンタイプのシリーズとして、GN400・GN250・GN125・GN80・GN50と5つの排気量のモデルが発表された。 しかしながら2009年現在、日本国内で新車にて販売しているものはGN125(中国でOEM生産。後述)のみである。

シリーズの特徴[編集]

  • アメリカン風ロー&ロングのフォルム。
  • ティアドロップ形状の燃料タンクを採用。
  • 空冷単気筒エンジンを搭載。
  • キャストホイールを採用。(一部の日本国外輸出モデルを除く)
  • ビジネスユースも意識したオールマイティな仕様

GN125[編集]

スズキ・GN125
(日本国内では全車GN125Eの名称で販売)
Suzuki GN125 red 02.jpg
基本情報
排気量クラス 小型自動二輪車
メーカー スズキ
車体形式 NF41A
エンジン F401型 124cc 
空冷4ストロークSOHC単気筒
内径×行程(57.0mm x 48.8mm)
圧縮比9.5:1
内径x行程 / 圧縮比 __ x __ / __
最高出力 13ps/9500rpm
最大トルク 1.0kg-m/8500rpm
      詳細情報
製造国 日本
製造期間 1982年-1999年
タイプ アメリカン
設計統括
デザイン
フレーム ダイヤモンドフレーム
全長x全幅x全高 1,945mm x 815mm x 1,110mm
ホイールベース 1,275mm
最低地上高 170mm
シート高 738mm
燃料供給装置 キャブレター (BS26)
始動方式
潤滑方式
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式5速リターン
サスペンション テレスコピックオレオ式
スイングアーム式
キャスター / トレール
ブレーキ 油圧式シングルディスク
機械式リーディングトレーリング
タイヤサイズ
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 10(予備約2.8)L
燃費 50Km/h定地燃費 64.0km/L
カラーバリエーション
本体価格 238,000円(1982年)
259,000円(1995年)
備考 スペックは1982年発売当初
(特記されているもの以外)
先代
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車 ホンダ・CG125
ヤマハ・YBR125
カワサキ・エリミネーター125
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GN125は125cc4ストローク単気筒エンジンを搭載し、1982年4月に発売された。

日本国内では全車GN125Eという名称で販売されていたが、これは発表当時の命名基準(キャストホイール仕様のモデルには末尾にEを付ける)に倣ったためであり、スポークホイールの設定があった日本国外輸出向けモデルには、GN125(末尾にEが付かない)が存在する。

なお後述する中国生産GN125は全車キャストホイールであるが、上記命名基準に倣わず独自の命名方法を行っている。

大幅な変更もなく18年間に渡り生産され続けてきたが、販売台数が減少したことに加え、最新の排ガス・騒音規制へ対応させることが難しくなったために、1999年日本国内での販売は終了になった。(日本国外向けへはその後も数年間生産を継続。)

現在では、スズキから技術供与を受けた中国のオートバイメーカー大長江集団が、中国・広東省にてGN125のOEM生産を行っており、並行輸入という形になるが日本国内でも購入することが可能である。

なお中国では中小のバイクメーカーがGN125の構造の簡易さに目を付け、スズキの許可なく模倣を行っており、数多くのコピー車が出回る事態になっている。

車種の経過[編集]

日本国内生産 GN125E(NF41A)

  • GN125E(1982.4-) 初期型。
  • GN125EJ(1988.2-) カラーリングの変更。
  • GN125EK(1989.1-) 小変更。
  • GN125EM(1990.9-)(1993.4-)
    • カラーリングの変更。
    • サイドストライプのカラーがレッド&ゴールドからブルー&シルバーに。
    • サイドカバーのエンブレムのロゴを「GN125E」から「GN125」へ変更。
  • GN125ES(1995.3-)最終型。
    • ヘッドランプを常時点灯式に変更。
    • ハンドルスイッチの形状が見直され、ウインカースイッチがプッシュキャンセル化。
    • リアービューミラーの形状を変更。
    • 左側リアービューミラーを追加。
    • 抵抗入り点火プラグへ変更。

中国 大長江集団製 GN125

  • GN125 初期型。
    • 仕様は1990年に発表されたGN125EMに準じる。ウィンカースイッチのプッシュキャンセル化など、GN125ESで変更された部分は反映されていない。
  • GN125H(2005-)GN125Fの発売後も継続生産。
    • エンジンの改良により出力向上(11.5ps→12.5ps)。
    • キャブレターの変更。その他小変更。
  • GN125F(2006-)、22か所もの大幅改良。
    • ヘッドライトが高輝度化。
    • 新型ディスクブレーキの採用。
    • 燃料計の追加。
    • 新型マフラーの採用。
    • スイッチボックスの改良。

関連モデル[編集]

兄弟車として、スポーツタイプのGS125Eが1982年に発売された。

EN125-2A

また125cc級オートバイの人気が非常に高い中国では、GN125をベースに下記の派生モデルが開発されている。

スポーツタイプ。ビジネスバイクのGN125をスタイリッシュなスポーツタイプに仕上げたモデル。GN125のH型からF型への移行と同時期にスイッチボックスが改良されている。GN125Hと異なり、エンジンのカムチェーンのテンション調整は自動化されている。
  • EN125-2、ビキニカウル、セパレートハンドル仕様。アンダーカウル付きの6速仕様と、カウルレスの5速仕様が存在する。
  • EN125-2A、ネイキッド仕様。5速。GN125Hと同じく日本国内で入手可能。
  • EN125-3、2008年より。ビキニカウル、セパレートハンドル仕様。スピードメーターが従来の機械式から電気式となりデジタル表示となったほか、マフラーなどの意匠が変更されている。エンジンにも小変更が加えられている。
アメリカンタイプ。ビジネスバイクのGN125をゴージャスなアメリカンタイプに仕上げたモデル。かつてスズキが生産していたマローダー125と同じモデルネームであるが、別の車種である。125ccクラスとしてはかなり大柄な車体に、エンジンガードやパニアケース等を備える。GN125H、EN125-2Aと同様に日本国内で入手可能。
  • QS125 (中国山東省・軽騎鈴木製)
アメリカンタイプ。ビジネスバイクのGN125をすっきりとしたスタンダードタイプに仕上げたモデル。GN125からフレームやエンジンなど主要部品を流用し、燃料タンクを14リットルに拡大。外装を独自のものに変更。事実上の後継車種になる。

GN400[編集]

スズキ・GN400(日本国外仕様)

GN400スズキ・SP370(正確には輸出モデルのSP400)のエンジンを流用する形で1980年から販売された。

80年代バイクブームの際に発売された車種ではあったが、発売当時から不人気車であり、わずか4年後の1984年に生産終了になる。

オフロード車のSP400そのままに,電装6V・始動はキックのみという仕様であった。

GN250[編集]

スズキ・GN250(日本国外仕様)

GN250スズキ・DR250Sのエンジンを流用し、1982年に発売された。

これもGN400ほどではなかったものの不人気車で日本国内での販売はふるわなかった。

2007年までニュージーランドでは生産と販売が行われていた。

2008年現在、中華人民共和国ではGN250Eと呼ばれるオートバイが、重慶市に本社を置く、スズキと現地の会社の合弁で設立した重慶望江鈴木発動機有限公司においてOEM生産されている[1]

ちなみに、GN250からエンジン、フレーム、サスペンション、ホイール、フォーク、マフラー等をそのまま流用し、外装を化粧直しして販売されたのがスズキ・ボルティーである。ボルティーは10年にわたって生産され続けた。

GN80[編集]

GN80RG80Eのエンジンを流用し、1981年に発売された。

GN50[編集]

GN50RG50のエンジンを流用し、1981年に発売された。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]