スズキ・フロンテ800

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スズキ・フロンテ800
フロント
1965 Suzuki Fronte 800.jpg
リア
Suzuki-Fronte800rear.JPG
販売期間 1965年 - 1969年
乗車定員 5人
ボディタイプ 2ドアセダン
エンジン C10型 水冷2サイクル直3 0.8L
変速機 4速MT
駆動方式 FF
サスペンション 前:ウィッシュボーン
後:トレーリングアーム
全長 3870mm
全幅 1480mm
全高 1360mm
車両重量 770kg
-自動車のスペック表-

フロンテ800(FRONTE 800)はかつて鈴木自動車工業(現・スズキ)が製造していた乗用車

概要[編集]

スズキ初の小型乗用車として、1965年12月に発売。同年10月発売の三菱・コルト800とともに、当時の国産大衆車であった800cc市場に進出しトヨタ・パブリカダイハツ・コンパーノマツダ・ファミリアと競合する事となった。

解説[編集]

  • ボディスタイルは1963年の第10回全日本自動車ショー出品車両と同様で、2ドアセダンとし、デザインは二輪車のコレダ・セルツインSB等を手がけたデザイン課係長佐々木享がY4計画として担当し、空力学的に優れた形状で前面投影面積を縮小し曲面ガラスが採用された。
  • エンジンはC10型水冷直列3気筒2サイクルエンジンで785cc最高出力41PS/4000rpm最大トルク8.1kgm/3500rpmを左に30度傾けて縦置きマウントとし、FF方式で駆動していた。0→200mが13.9秒とこの当時の1000ccクラス乗用車に近い加速性能であった。
  • サスペンションは前輪ウイッシュボーン/トーションバー後輪はトレーリングアーム/トーションバーの4輪独立懸架であり、トーションバーを採用していたので、姿勢調節ボルトの調整によってハイトコントロールが可能であった。
  • 1966年にリクライニングシート仕様追加。その後は毎年、小改良あり。
  • 1969年に開催の第16回東京モーターショーの後に生産を終了。この当時大衆車の主力がこのクラスであり、各社参入していて激戦区となり販売は伸びなかった。ちなみに生産台数は2717台、販売台数は2612台だった。これによりスズキは日本国内の小型車市場から(1983年に登場した)初代カルタスの発売まで一時的に撤退し、軽自動車に全力を投入する事になる。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]