スサナ・マルティネス

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スサナ・マルティネスSusana Martinez1959年7月14日 - )は、アメリカ合衆国政治家1995年から現在に至るまで共和党に所属)。元地方検事の検察官。現ニューメキシコ州初の女性知事ヒスパニック系アメリカ人。夫はチャック・ブランコ。1人息子のカルロスは海軍に所属している。

テキサス州リオ・グランデ・バレーにてメキシコ系アメリカ人の中流家庭の両親の元で生まれ、エル・パソで育つ。2人の姉妹兄弟がいる。父親ジャコボ(ジェイク)はエル・パソの元副保安官で1950年代にアメリカ海兵隊として朝鮮戦争に従軍している。また父親は16歳からボクシングをやっており、海兵隊員の時にゴールデングローブで3回優勝するなど1950年代に有名だった。エル・パソのリバーサイド高校で生徒会長をやっており、彼女は優秀な成績で1977年に卒業し、大学ではテキサス大学エル・パソ校で刑事裁判を学び学士号を取得した。大学卒業後は父親の警備会社で働いていた。 また1981年にはオクラホマ大学で法学を学び法務博士の学位取得し、1986年に卒業。夫であるチャック・ブランコと出会い、1980年代にニューメキシコ州ラスクルーセスに移住している。 オクラホマ大学卒業後にニューメキシコ州ドニャアナ郡の地方検事補として女性や性的虐待を受けた子供達、家庭内問題、レイプや性犯罪などの問題に取り組んだ。彼女の仕事は高く評価されており、上司であるラスクルーセスの地方裁判所の裁判官は彼女を副検事に昇格し、1992年まで務めた。 彼女は民主党員だったが1995年に所属政党を共和党に切り替えた。そして1996年に第3回ニューメキシコ州の司法管轄区に選出され、その後も3回当選して、14年間地方検事を務めた。汚職問題や児童虐待事件などの問題を焦点に彼女は取り組んだ。また彼女の地方検事としての仕事ぶりは2008年にHeart Magazine誌の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、2010年には法律専門のState Bar of New Mexicoから「プロセキューター(検察官)・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど評価されている。 2010年にニューメキシコ州知事の共和党候補に立候補した。知事選では保守派運動のティーパーティー運動の元アラスカ州知事サラ・ペイリンらに支持された。共和党指名を勝ち取り、民主党候補のダイアン・デニッシュにも勝利し、2010年11月2日にニューメキシコ州知事に当選を果たし、2011年1月1日にニューメキシコ州知事に就任した。彼女はニューメキシコ州初の女性及びヒスパニック系知事となった。

政策面では彼女は小さな政府を主張し均衡予算と費用を削減を支持し、妊娠中絶の合法化に反対している。同性結婚も反対でシビル・ユニオン法にも反対の立場である。ニューメキシコ州での医療大麻も反対である。バラク・オバマ大統領の医療保険制度改革は反対の立場であるが、医療保険制度改革が合憲と判決された為、やむを得ず法律だと認めた。

彼女は2014年のニューメキシコ州知事選でも再選を求めて出馬するつもりでいる。

2012年には2013年に置けるタイム誌が選ぶ、「世界でもっとも影響力のある100人」の中の1人にも選ばれている。

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