スクリブレルス・クラブ

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スクリブレルス・クラブ(The Scriblerus Club)は、ジョナサン・スウィフトアレキサンダー・ポープジョン・ゲイジョン・アーバスノットヘンリー・シンジョン(後のボリングブルック子爵)、トマス・パーネルなどが所属した私的な友人達のグループである。

このグループは、1712年に設立されてから設立者たちが亡くなるまで続き、1732年から1745年が主な活動期間であった。その文化的に最も著名な執筆者はポープとスウィフトであった。著作物に貢献したかどうかは不明だが、このクラブの会合にはトーリー党の指導者ロバート・ハーレー(後のオックスフォード=モーティマー伯)も時折参加していた。

このクラブは、学識の濫用を手当たり次第諷刺するプロジェクトとして始まり、それが「マルティヌス・スクリブレルス回顧録」の元になった。マルティヌス・スクリブレルスのものとされる作品は、ポープの「愚物列伝」の第2版にも含まれている。リチャード・オーエン・ケンブリッジは、このマルティヌス・スクリブレルスをヒーローとする "Scribleriad" という擬叙事詩を書いている。