スクラップド・プリンセスRPG

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スクラップド・プリンセスRPGは、榊一郎ライトノベルスクラップド・プリンセス』を原作としたテーブルトークRPGである。メインデザイナーは黒田和人(グループSNE)。2003年富士見書房から文庫版として発売された。

2d6システム採用により、ソード・ワールドRPGと部分的な互換性がある。キャラクターの論争を戦闘風に解決する「論争システム」など意欲的なアイデアが盛り込まれていたが、同ゲームおよび2d6システムの展開は上手く行かなかった。

目次

[編集] 概要

スクラップド・プリンセスRPGでは、プレイヤーが「守護者因子の持ち主」として、『スクラップド・プリンセス』の世界を旅するのが一般的な遊び方であるとされる。また、選択ルールを採用することによって「竜騎士」や「律法を破る者」として世界に関わることも可能である。

スクラップド・プリンセスRPGでは、武器の種類や矢などの本数を管理しないルールを採用している。また、NPCに対する「交渉」「論争」システムを採用するなど、他の一般的なTRPGに比較してダンジョンの探索や戦闘よりも寧ろ、情報収集などにウエイトを置いたシステムになっている。

[編集] 独自ルール

  • 意識容量
この値が高いほど強力な魔法が使えるようになったり、同時に使用できる魔法の数が増える。
ソードワールド同様、キャラクターの作成時に能力値をダイス目で決定するが、その際に1の目が出たダイスの個数がそのまま意識容量の値となる。
また、任意のダイスを1の目が出たものとして扱えるが、能力値が低くなってしまうため多用は禁物である。
GMが認めた特殊な場合を除き、成長しても基本的に増えることはない。
  • 論争

一般的なTRPGと異なり回復魔法が存在しないため、ダメージの発生する戦闘を避け(または中断し)、戦闘に似た感覚の論争により決着をつけるシステム。

これに敗北すると戦闘に突入(または戦闘が再開)してしまうだけでなく、モラル崩壊という非常に不利な状態になってしまう。
  • モラル崩壊
全ての判定に対して技能がないものとして扱われてしまう、非常に不利な状況。
基本的にシナリオ終了時に回復するが、弱点としてしか働かない「信条」を得てしまい、こちらはSPを消費して克服するまで回復しない。
  • 戦闘態度
戦闘への覚悟や相手への害意を「怪我をさせない」、「大怪我をさせない」、「殺さない」、「本気」4段階の態度に分類したもの。
後になるにつれ、戦闘を有利に進められるが、その分敗北した相手に大きなダメージ(最悪の場合、死亡)が残る。

[編集] 作品一覧

[編集] 関連項目