スクアレンモノオキシゲナーゼ

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スクアレンモノオキシゲナーゼ
Cholesterol-Synthesis-Reaction11.png
Chemical reaction catalyzed by squalene epoxidase.
識別子
EC番号 1.14.99.7
CAS登録番号 9029-62-3
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

スクアレンモノオキシゲナーゼ(squalene monooxygenase)またはスクアレンエポキシダーゼ(squalene epoxidase)は、NADPHと分子状酸素を用いスクアレンを2,3-オキシドスクアレン(スクアレンエポキシド)に酸化する酵素である。スクアレンモノオキシゲナーゼはステロール生合成における最初の酸化を触媒し、この経路における律速酵素である[1]。ヒトではスクアレンモノオキシゲナーゼはSQLE遺伝子にコードされている[2]

阻害剤[編集]

スクアレンモノオキシゲナーゼの阻害剤には主に以下の抗真菌薬がある。

スクアレンモノオキシゲナーゼは、コレステロールの生合成経路で見られるため、この酵素の阻害剤は高コレステロール血症の治療で見られる。

局在性[編集]

スクアレンモノオキシゲナーゼは小胞体脂肪滴に集中している。そのうち小胞体に存在する方のみ活性をもつ。

その他の酵素反応[編集]

スクアレンモノオキシゲナーゼは、2,3;22,23-ジエポキシスクアレン(DOS)の形成も触媒する。DOSはラノステロールシンターゼにより24(S),25-エポキシラノステロールに変換される。

出典[編集]

  1. ^ Entrez Gene: SQLE squalene epoxidase”. 2009年1月31日閲覧。
  2. ^ Nagai M, Sakakibara J, Wakui K, Fukushima Y, Igarashi S, Tsuji S, Arakawa M, Ono T (August 1997). “Localization of the squalene epoxidase gene (SQLE) to human chromosome region 8q24.1”. Genomics 44 (1): 141–3. doi:10.1006/geno.1997.4825. PMID 9286711. 
  3. ^ Favre B, Ryder NS (February 1996). “Characterization of squalene epoxidase activity from the dermatophyte Trichophyton rubrum and its inhibition by terbinafine and other antimycotic agents”. Antimicrob. Agents Chemother. 40 (2): 443–7. PMC 163131. PMID 8834895. http://aac.asm.org/cgi/pmidlookup?view=long&pmid=8834895. 

参考文献[編集]

外部リンク[編集]