スカラベ

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タマオシコガネ属 Scarabaeus
糞を転がすスカラベ
糞を転がすスカラベ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
上目 : Coleopterida
: コウチュウ目 Coleoptera
亜目 : カブトムシ亜目 Polyphaga
下目 : コガネムシ下目 Scarabaeiformia
上科 : コガネムシ上科 Scarabaeoidea
: コガネムシ科 Scarabaeidae
亜科 : ダイコクコガネ亜科 Scarabaeinae
: Scarabaeini
: タマオシコガネ属 Scarabaeus
学名
Scarabaeus
Linnaeus, 1758
王家の谷の壁画に描かれたスカラベ

スカラベ (scarab) は、甲虫類コガネムシ科タマオシコガネ属の属名及びその語源となった古代エジプト語。単独の種名ではないため、いくつもの種が存在する。

概要[編集]

フランス生物学者であるジャン・アンリ・ファーブルが自身の著書『昆虫記』の中で研究したスカラベ・サクレには、タマオシコガネフンコロガシという和名が充てられて紹介され、有名になった。ただ、その後にサクレはファーブルの誤同定であったことが判明し、種小名の和名もヒジリタマオシコガネへ改められている。

おもに哺乳動物のを転がして球状化させつつ運び、地中に埋めて食料とする。

2012年現在、ファーブルの観察や採集のフィールドであった南仏各地は開発が進み、スカラベが激減している。

古代エジプトでは、その習性が太陽神ケプリと近似したものであることから同一視され、再生や復活の象徴である聖なる甲虫として崇拝され、スカラベをかたどった石や印章などが作られた。古代エジプトの人々は、スカラベはオスしか存在しない昆虫で、繁殖方法については精液を糞の玉の中へ注いで子供を作ると解釈していた。

スカラベの登場する作品[編集]

ハムナプトラ/失われた砂漠の都
ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
1999年2001年の映画。どちらにも、自分より大型の生き物へ集団で襲い掛かり捕食する肉食の甲虫「スカラベ」が登場する。名前こそ「スカラベ」であるが、肉食であったり、オサムシエンマムシクワガタムシのような大きく鋭い大顎が備わっているなど、全く架空の生き物である。

参考文献[編集]

関連項目[編集]