ジョン・ウェーバー (ピアニスト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・ウェーバー
Jon Weber
ジョン・ウェーバー(2010年)
基本情報
生誕 1961年
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ウィスコンシン州ミルウォーキー
ジャンル ジャズポスト・バップフュージョン、ストライド
職業 ミュージシャン、作曲家
担当楽器 ピアノ、シンセサイザー
活動期間 1979年 -
レーベル 2nd Century Jazz

ジョン・ウェーバーJon Weber1961年 - 、ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ)は、ニューヨークシカゴを拠点としているアメリカ合衆国ジャズピアニストにして作曲家であり、その作曲とパフォーマンスは、世界中の多くの国で批評家や一般大衆から評価を得ている。ほぼ独学で、絶対音感と驚くべき旋律に対する記憶力を有している。彼は、NPRで『Piano Jazz With Jon Weber』という番組のホストを務めている。

略歴[編集]

生い立ち[編集]

ウェーバーはかなり若い年頃から演奏を始めた。長年シカゴで生活しながら演奏し、現在はニューヨークで暮らしている。アメリカ、ヨーロッパ、インド、日本、オーストラリアにおいて幅広いミュージシャンと共演し、レコーディングを行ってきた。

その後の人生とキャリア[編集]

ウェーバーのアルバム『Jazz Wagon』は1993年にリリースされ[1]、続いてライブ・アルバム『Flying Keys』、作曲家ジェイ・リビングストンレイ・エバンズの曲を集めたアルバム『It's Never Quite the Same』がリリースされた。最新アルバム『Simple Complex』には、彼自身が作曲した作品が含まれている[1]。2004年にリリースされ、ピアノのウェーバーに加え、ドラマーのマーク・ウォーカー、サックスのエリック・アレクサンダー、トランペット奏者のディエゴ・ウルコラとロイ・ハーグローヴ、ベーシストのアヴィシャイ・コーエンニールス=ヘニング・エルステッド・ペデルセンピーター・ワシントン、ヴィブラフォン奏者のゲイリー・バートンが演奏している。

ウェーバーは、「From Joplin to Jarrett: 100 Years of Piano Jazz(ジョプリンからジャレットまで: ピアノ・ジャズの100年)」というタイトルの人気コンサート・シリーズをプロデュースおよび演奏し、「ニューヨーク・タイムズ」紙や「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙などから好評を博した(下記の外部リンクでレビューが見られる)。

ウェーバーの放送出演には、ピアニストの故マリアン・マクパートランドとのNPRの番組『Piano Jazz』、ジュディ・カーマイケルとの『Jazz Inspired』がある。2012年に、人気番組『Piano Jazz』の最新バージョンにてホストを開始した。2011年秋に長年のホスト業を辞任したマクパートランドから引き継ぎ、現在はNPRの『Piano Jazz With Jon Weber』と呼ばれている。

出典[編集]

  1. ^ a b Collar, Matt. “Jon Weber: Biography”. Allmusic. 2010年9月24日閲覧。

外部リンク[編集]