ジョシュア・オッペンハイマー (映画監督)

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ジョシュア・オッペンハイマー
Joshua Oppenheimer
Joshua Oppenheimer
本名 ジョシュア・リンカーン・オッペンハイマー
Joshua Lincoln Oppenheimer
生年月日 (1974-09-23) 1974年9月23日(49歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 テキサス州オースティン
職業 映画監督
ジャンル 映画
活動期間 1995年 -
主な作品
アクト・オブ・キリング
 
受賞
ヴェネツィア国際映画祭
審査員大賞
2014年ルック・オブ・サイレンス
国際映画批評家連盟賞
2014年『ルック・オブ・サイレンス』
ベルリン国際映画祭
エキュメニカル審査員賞
2013年アクト・オブ・キリング
パノラマ観客賞
2013年『アクト・オブ・キリング』
平和映画賞
2015年『ルック・オブ・サイレンス』
ヨーロッパ映画賞
ドキュメンタリー映画賞
2013年『アクト・オブ・キリング』
ロサンゼルス映画批評家協会賞
ドキュメンタリー賞
2015年『ルック・オブ・サイレンス』
英国アカデミー賞
ドキュメンタリー賞
2013年 『アクト・オブ・キリング』
その他の賞
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オッペンハイマー (2013年

ジョシュア・オッペンハイマー (Joshua Oppenheimer, 1974年9月23日 - ) は、アメリカ合衆国映画監督

来歴[編集]

1974年9月23日テキサス州オースティンドイツ系のユダヤ人の家庭に生まれる。彼の両親は幼いころにナチスホロコーストで親族を失ったために、一家で命がけでドイツからアメリカに逃れた。

ハーバード大学セントラル・セント・マーティンズで映画製作を学んだ。1995年から2008年にかけて10本の短編映画を製作。1997年の『The Entire History of the Louisiana Purchase』はシカゴ国際映画祭で短編部門のグランプリを受賞した。

2012年、初の長編となるドキュメンタリー映画アクト・オブ・キリング』を発表。1965年インドネシアで発生した軍事クーデターでの大量虐殺を加害者の視点で描き、アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされるなど世界的に評価された。2014年、前作で扱った事件を被害者の視点から描いた続編『ルック・オブ・サイレンス』を発表。第71回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、審査員大賞や国際映画批評家連盟賞など5つの賞を受賞した。

作品[編集]

長編[編集]

短編[編集]

  • Hugh (1995年)
  • These Places We've Learned to Call Home (1996年)
  • The Challenge of Manufacturing (1997年)
  • The Entire History of the Louisiana Purchase (1997年)
  • A Brief History of Paradise as Told by the Cockroaches (2003年)
  • Market Update (2003年)
  • Postcard from Sun City, Arizona (2004年)
  • Muzak: a tool of management (2004年)
  • Show of Force (2007年)
  • Several Consequences of the Decline of Industry in the Industrialised World (2008年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]