ジュリー・マロ

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ジュリー・マロ
Julie Maroh
生誕 1985年
フランス ランス
国籍 フランスの旗 フランス
職業 漫画家
活動期間 2010年 -
ジャンル 恋愛ドラマ
代表作 『ブルーは熱い色』
受賞 本文参照
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ジュリー・マロ(Julie Maroh、1985年 - )は、フランスバンド・デシネ作家(漫画家)である。

経歴[編集]

1985年、フランス最北部の町ランスにて生まれる。ルーベ応用美術・テクスタイル高等学校(École Supérieure des Arts Appliqués et du Textile)で応用美術の資格を取得後、ベルギーに渡りブリュッセルサン=リュック美術学院にてヴィジュアル・アート、ブリュッセル王立美術アカデミーにて石版画と版画を学ぶ[1]。2008年にブリュッセルのバンド・デシネ展で有望新人賞を受賞。2010年に発表した処女作『ブルーは熱い色』で新進気鋭のバンド・デシネ作家として注目を集める。同性愛をテーマにしたこの作品は、本国も含め11か国で出版され、2011年に第38回アングレーム国際漫画祭において読者賞を受賞している。また、2013年に同作品は映画監督のアブデラティフ・ケシシュによって映画化された。現在はアングレームで暮らしている。

作品[編集]

  • ブルーは熱い色(Le Bleu est une Couleur Chaude、2010年)
  • スカンダロン[2](Skandalon、2013年)
  • 都市とジェンダー(City & Gender、2015年)

映像化作品[編集]

『ブルーは熱い色』の映像化作品。同作は2013年カンヌ国際映画祭において最高賞パルムドールを受賞している。

日本での出版[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Page consacrée à Julie Maroh sur le site de la Fédération Wallonies-Bruxelles(フランス語)
  2. ^ 題名はギリシャ語で「妨害」「落とし穴」「つまずき」の意。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]