ジャー動物保護区

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世界遺産 ジャー動物保護区
カメルーン
ジャー川の景観
ジャー川の景観
英名 Dja Faunal Reserve
仏名 Réserve de faune du Dja
面積 526,000ha
登録区分 自然遺産
登録基準 (9), (10)
登録年 1987年
IUCN分類 種と生息地管理地域 (IV)
公式サイト ユネスコ本部(英語)
地図
ジャー動物保護区の位置
使用方法表示
ジャー動物保護区
IUCNカテゴリIV(種と生息地管理地域)
地域 カメルーン
面積 5,260 km²
創立日 1950年

ジャー動物保護区は、カメルーンにある自然保護区。首都ヤウンデの東南約70kmにあたる。東西90km、南北40km、面積5260km2に及ぶ。全体の約8割が人口の希薄な東部州、約2割が都市化が進んだ南部州に属する。領域全体がジャー川の本流、支流に取り囲まれている。バカ族のみ居住を認められている。

ユネスコ世界遺産に登録されている。2007年現在ではカメルーン唯一の世界遺産だが、選ばれた理由は、アフリカ州において、自然のままの姿が残された最大の熱帯雨林であること。フランス領だった1932年には一部地域の保護が始まり、1950年に自然保護区となった。

1500種の植物(うち43種が林冠を形成、53種が低木)と107種の哺乳類(うち5種は絶滅危惧種)が確認されている。特にサル目の哺乳類が豊かである。ニシローランドゴリラマンドリルコロブスやタラポイン、マンガベイなどの各種のオナガザル、ガラゴやポト等のロリスが生息している。その他の哺乳類としては、ヒョウシタツンガボンゴ等のアンテロープアフリカスイギュウイボイノシシモリイノシシ、変わった体表を備えるセンザンコウが見られる。哺乳類以外では、ニシキヘビワニが住む。

登録基準[編集]

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
  • (10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。

座標: 北緯3度0分 東経13度0分 / 北緯3.000度 東経13.000度 / 3.000; 13.000