ジャン・ブリュワー

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2011年

ジャン・ブリュワー(ジャニス・ケイ "ジャン"・ブリュワー, Janice Kay "Jan" Brewer、1944年9月26日 - )は、アメリカ合衆国政治家。現アリゾナ州知事。所属は共和党

カリフォルニア州ハリウッド出身。本職は放射線技師。旧姓はドリンクワインで、結婚後アリゾナ州フェニックスに転居した。州下院議員、州上院議員、マリコパ郡監理委員会委員を経て、2003年に州知事継承順位1位でもあるアリゾナ州州務長官に就任する。2009年1月、当時の州知事ジャネット・ナポリターノバラク・オバマ政権の国土安全保障長官に就任するため辞任し、後任の州知事に昇格する。ナポリターノの前任のジャン・ディー・フルと合わせ、アメリカ合衆国史上初めて女性が3人連続で同一州の知事を務めることになった。

州下院時代から通算して連続30年以上公職に就いている。保守派の知事として知られ、特に新移民法に代表される不法移民に対する厳格な姿勢や[1] 人工妊娠中絶を支援する団体への公的資金の禁止など[2]、全米でも強硬姿勢が目立つ知事の1人である。移民法は2012年6月に連邦最高裁で憲法違反を指摘され、事実上の敗訴となったが、大統領令に対し知事令で対抗するなど、その姿勢は一貫している[3]

共和党に追い風となった2010年の選挙では、移民問題の姿勢が保守派の支持を集め民主党のテリー・ゴッダード州司法長官を下し再選した。

脚注[編集]

  1. ^ 米アリゾナ州、厳しい移民法成立に住民は賛否両論
  2. ^ 米アリゾナ州、妊娠中絶支援団体への資金提供を禁止
  3. ^ 大統領令とその措置に対抗したアリゾナ州知事