ジャガーの戦士

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ジャガーの戦士

ジャガーの戦士(ジャガーのせんし、ナワトル語ではオセロメー)はアステカのエリート貴族戦士の戦士団の1つ。 ジャガーの姿をした神、テスカトリポカの戦士である。 しばしば豹の戦士と呼ばれることもあるが、厳密にはジャガーと別種であり、両アメリカ大陸には生息していない。

メソアメリカでは、ジャガーが最も獰猛な肉食動物だったので、戦士のトーテムにされたと思われる。 綿を詰めたジャガーの頭の毛皮を被り、ジャガーを示す服をまとって、羽毛で出来た旗印を付けて戦場に赴いた。

彼らは金銀やトゥンバガ(金と銀・銅あるいは錫の合金)といった貴金属類を除き、金属の精錬技術を持っていなかったので、戦闘ではマカナと呼ばれる、豊富に産出される黒曜石の刃を挟んだ木剣を使った。その他、生贄の確保を目的とした戦いでは、何も付いていない木でできた棍棒が用いられた。

マヤ遺跡ベカンでも、埋納遺構69-2という遺構から、テオティワカン独特の円筒型三足土器のなかに納められた、空洞な土偶の中にジャガーの戦士と思われる土偶が発見されている。 その為、紀元5世紀のテオティワカンにおいて、既にジャガーの戦士の先駆となる戦士団があったと考えられる。

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