ジニー・ウィーズリー

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ジネブラ・モリー・ウィーズリー(Ginevra Molly Weasley)は、J・K・ローリングの小説『ハリー・ポッター』シリーズ、及びその派生作品に登場する架空の魔女である。

概要[編集]

主人公ハリー・ポッターの親友ロン・ウィーズリーの妹。

ハリーに憧れる少女の1人。当初ハリーの前では喋ることもできなかったが、本来は活発で自己主張が強く、後にハリーの前でも本来の自分を出せるようになる。

登場巻[編集]

全巻

人物[編集]

名前[編集]

本名はジネブラ・モリー・ウィーズリー(Ginevra Molly Weasley)。「ジニー」はジネブラの愛称である。

外見[編集]

髪は赤く、たっぷりとしていて長い。瞳は鳶色で、顔にはそばかすがある。パンジー・パーキンソン曰く「男子に人気がありすぎる」ほどの美人。

来歴[編集]

1981年8月11日、アーサー・ウィーズリーモリー・ウィーズリー夫妻の長女(第7子)として生まれる。

1992年夏、ルシウス・マルフォイの策略により「リドルの日記」を手に入れる。9月1日にホグワーツ魔法魔術学校に入学、グリフィンドール寮生となるが、日記に封じられたリドルの魂に操られて「秘密の部屋」事件を引き起こす(真相が判明した結果、ジニーが罪に問われることはなかった)。

1994年、三大魔法学校対抗試合の一環で行われたクリスマス・ダンスパーティで、レイブンクロー生のマイケル・コーナーと出会い、翌年には交際を始める。

1995年、ドローレス・アンブリッジによってクィディッチを禁止されたハリーに代わり、グリフィンドール代表チームのシーカーを務める。翌年のシーズン最終戦でレイブンクロー代表チームを破り、グリフィンドール代表が優勝を果たすが、これがきっかけでマイケルと別れ、ディーン・トーマスと交際を始めるが、翌年には別れる。

1997年、ハリーとの交際を始めるが、ヴォルデモートとの対決を決意したハリーから別れを切り出される。その目的がヴォルデモートから自分を護る為であることを理解したジニーは、別れを承諾しハリーの決意を後押しする。

同年、セブルス・スネイプがホグワーツ魔法魔術学校の校長に就任すると、ネビル・ロングボトムルーナ・ラブグッドと共に抵抗運動を開始。ホグワーツで行われた決戦にも参戦し、生き残る。

その数年後、ハリー・ポッターと結婚、3人の子供(ジェームス・シリウス、アルバス・セブルス、リリー・ルーナ)が生まれる。

2017年、息子アルバス・セブルスがホグワーツに入学。

性格・才能[編集]

7人兄弟の末子であり、その為子ども扱いされることもしばしばあるが、それに対して反発するなど自己主張が強い。また正義感も強く、ルーナをいじめる学生に対してしばしば注意をしている。

ハリーはジニーについて「めったにめそめそしない」と評しており、これについて6人いる兄に鍛えられたに違いないと考えている。このようにジニーは6人の兄から影響を受けて育っているが、その中でもフレッドとジョージ・ウィーズリーの影響を強く受けたようで、作中では2人と一緒になって騒ぐ場面が描かれている。

魔法の腕は高く、特に「こうもり鼻糞の呪い」はホラス・スラグホーンに絶賛された程。

またクィディッチ用箒に乗って空を飛ぶのが好きで、幼い頃、兄の箒を拝借して空を飛んでいた。その為クィディッチが上手く、5巻以降、グリフィンドール代表チームのメンバーとして試合に出場している。作中ではシーカー(ハリーの代役)とチェイサーを務めているが、本人曰くゴールで得点する方が好きらしい。

また無類の猫好きで、2巻ではミセス・ノリスが石化したことにショックを受けていた。

人間関係[編集]

7人兄妹の末子であり、かつ唯一の女の子であることから、家族から大切にされていた。家族・親戚についてはロン・ウィーズリーを参照のこと。

友人としては、同学年のルーナ・ラブグッドや、一学年上のハーマイオニー・グレンジャーネビル・ロングボトムが挙げられた。

ハリーに憧れており、兄のロンがハリーの親友になったことで身近に接するようになったが、ハリーの前では赤面して無口になってしまうことが多かった。しかしハーマイオニーの助言もあって「ほかの男子としばらくつきあって、ハリーにもっと自分らしいところを見せること」にし、次第にハリーの前でも本来の自分を出せるようになった。

ハリーの元恋人であるチョウ・チャンに対しては警戒意識があるようで、7巻終盤でハリーがレイブンクローの談話室へ行く時の案内にチョウが名乗り出ようとするのを阻止し、案内役をルーナに依頼していた。

物語終了後[編集]

7巻発売後の作者インタビュー[1]によると、ホグワーツ卒業後にクィディッチのプロチーム「ホリヘッド・ハーピーズ」で活躍した後、引退してハリーと結婚、『日刊予言者新聞』のクィディッチ担当記者になったとのこと。

7巻の終章では、ハリーとの間に3人の子供(ジェームズ・シリウス、アルバス・セブルス、リリー・ルーナ)がいることが明かされる。

映画[編集]

賢者の石』から登場。ボニー・ライトが演じていた。日本語版の吹き替えは『賢者の石』は山田千晴が担当し、『秘密の部屋』からは高野朱華が担当していた。

映画では馬の守護霊を呼び出しており、加えて「粉々呪文」が得意のような描写がある。

脚注[編集]

  1. ^ J.K.ローリング「ハリー・ポッターと死の秘宝」ブルームズベリー・ライブ・チャット 2007 ネタバレ和訳 - ポッターマニア