ジオアイ1号

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ジオアイ1号英語: GeoEye-1)は、ジオアイ社が保有する高解像度の地球観測衛星であり、2008年9月に打上げられた。

歴史[編集]

2004年12月1日、ジェネラル・ダイナミクスC4システムズ社は、約2億900万ドルでOrbView 5衛星を製造する契約を結んだと発表した[1]。センサはITT Corporationによって設計された。

現在はジオアイ1号として知られているこの衛星は、当初は2008年4月に打ち上げられる予定だったが、アメリカ政府の計画が遅れたため、30日間の打上げスロットを失うことになり、2008年4月22日にデルタIIロケットでヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられるように再設定された[2]。さらに遠隔操作を中継するボーイング NC-135英語版が用意できなかったことから[3][4]、2008年9月4日に再び延期されたが、ハリケーン・ハンナ英語版の影響で、結局9月6日になった。

ジオアイ1号は2008年9月6日18時50分57秒UTCに打ち上げられ、58分56秒後の12時49分にデルタIIからの分離に成功した[5]

特性と運用[編集]

ジオアイ1号は白黒で41cm、カラーで165cmの解像度を持つ。高度984km、軌道傾斜角98°の太陽同期軌道を周回し、毎朝10時30分に赤道を横切る。ジオアイ1号は天底から60°の範囲を撮影することができる。バージニア州ダレスで運用が行われている。

打上げ時点で、ジオアイ1号は世界で最も高解像度な写真を撮影できる商用衛星となった。ジェネラル・ダイナミクスによってアリゾナ州ギルバートで製造され、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地から打ち上げられた。最初に撮影した画像は、ペンシルベニア州クツターウン大学の画像で、10月7日に送信された[6]

ロケットの側面にロゴが描かれているGoogleは、この画像を使って排他的にオンライン地図のサービスを提供している。ジオアイ1号は41cmの解像度のデータを得ることができるが、その利用はアメリカ政府に限られている。Googleでは50cmの解像度が使われるが、それまでの商用の最も精細な画像は60cmであった[7]

アメリカ国家地球空間情報局とgoogleは、衛星とジオアイの4台の地上局の更新にどちらも5億200万ドルを支払っている[8]

2009年の故障[編集]

2009年12月、ジオアイ社は、ダウンリンクアンテナの不調により、数日間に渡って画像が収集されなかったと発表した。ジオアイ社によると、「不具合によりダウンリンクアンテナの可動範囲が制限され、それによってジオアイ1号の画像撮影、ダウンリンク能力に同時に影響を与えた」ということである[9]

関連項目[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]