ジェームス・ナスミス
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ジェームス・ナスミス(James Hall Nasmyth, 綴りはNaesmyth, またはNasmith, Nesmythとも, 1808年8月19日 – 1890年3月7日)は、イギリスの技術者、発明家。蒸気ハンマーの発明で知られる。日本語表記はジェームス・ネイスミスとも。
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幼少時代[編集]
ジェームス・ナスミスは、スコットランドのエジンバラで生まれた。父親は画家として著名だったアレクサンダー・ナスミス(en)で、家は裕福だった。エジンバラの高校に入学し、ついでエジンバラの美術学校、さらには大学にも進んだ。
ナスミスは機械技術に興味があり、15歳のときには蒸気機関を自作していた。休日には自宅で鋳物を作ったり、部品屋に出入りしたりしていた。地元で蒸気バスを公共交通機関として導入する計画が持ち上がった際には、当時20歳前だったにも関わらず、8人乗りの蒸気バスを製作した。
技術者[編集]
真剣に技術者の道に進むことを決めたナスミスは、技術者として高名だったヘンリー・モーズリーに弟子入りを志願し、ロンドンのモーズリーの工房へ自作の蒸気機関を持ちこんだ。モーズリーはすでに弟子を採るのを止めていたが、ナスミスの蒸気機関の出来栄えを見て素質を見抜き、助手としてナスミスを採用することにした。
ナスミスは、モーズリーの下で修業した後、独立して機械技術関係の仕事を始めた。ナスミスは旋盤などいくつかの工作機械の改良を行った。最大の発明は鍛造加工用の蒸気ハンマーの発明であった。
晩年のナスミスは、師匠のモーズリーと同じように天文学にも興味を持った。自作の反射望遠鏡で月面の観測を行った。彼の開発した望遠鏡はナスミス式として名を残している。
参考文献[編集]
- ヴィトルト・リプチンスキ (著)、春日井晶子(訳) 『ねじとねじ回し-この千年で最高の発明をめぐる物語』 早川書房、2003年。
- Smiles, Samuel, ed., James Nasmyth Engineer: An Autobiography John Murray (1912).